
このコーナーは日々新しい才能を排出し続け、今最も勢いのあるライヴ・ハウス新宿Motionのスタッフが、“NEXT POP”をキーワードに次世代のミュージック・シーンを担うアーティストを、どこよりも早く紹介するコーナー。今回は、「Motionがたった4年で東京で最も勢いのあるライヴ・ハウスの一つとして急成長をした」その秘密を探るために、10月から始まる4周年のアニヴァーサリーを目前に控え、大忙しのMotionの店長 鶉野拓人氏とブッキング・マネージャーの池内恵己氏にインタビューをしました。そして、なんとMotionから4周年を記念して、太っ腹なプレゼントをもらっちゃいましたよ! 内容はインタビューを読んでからのお楽しみですが、応募が殺到すること間違いなしなので、皆さんお早めに応募してください。負けじとオトトイからのプレゼントもあるので、そちらもチェックしてください!
Motionとは?
新宿Motionは新宿歌舞伎町に2005年10月にOPENしたキャパ120人のライヴ・ハウス。良い歌、良い演奏、良いライヴというのはジャンルを超えて伝わるものだという思いで、多くのバンドが「どうすればもっと良くなるだろう? 」と思う気持ちを一緒になって考えています。伝える事、伝わる事の難しさ、楽しさ。その伝達力の強さが強ければ強い程「POP」なんだという思いから、OPEN一周年記念コンピのタイトルは「NEXT POP」にしました。その「NEXT POP」という言葉がそのまま新宿Motionのカラーになっていると思います。
- website : http://motion-web.jp/
- staff blog : http://motionmotion.blog63.fc2.com/
INTERVIEW
—いよいよ10月からMotion4周年のアニヴァーサリーが始まりますね。その期間はどのような事を行うのですか?
ウズノタクト(以下 T) : 毎日バンドさんとイベンターさんの企画が入っています。去年からこの形でアニヴァーサリーを組ませてもらっています。1、2年目は盛り上げたい気持ちはすごくあったんですけど、逆に意識しすぎて空回りしました。2年目を超えた辺りからアーティストさんとの繋がりがすごく増えてきたので、3年目は半年以上前からアニヴァーサリーの計画を練りました。そして、31日間全部バンドのイベントを入れようと考えて、バンドさんに「Motionのアニヴァーサリーでイベントを企画してください」と声をかけたら喜んでOKしてくれました。
—オープンから4年経ちましたが、Motionを取り巻く状況はどのように変わりましたか?
T : まだまだ4年という感じです。10年以上は続けないとお店のカラーは出ないと思いますね。Motionはバンドさんが盛り上げてくれているという感覚が未だに強いです。これからは、ライヴ・ハウスから発信しつつ、もっと若い世代のバンドさんも取り上げていこうと思っています。
—既に、Motionのカラーはあると思いますよ。でも、それに囚われずに新しい面を開拓していくという課題がありますよね。そういう意味では、今年のアニヴァーサリーはどうでしょうか?
T : 新旧、様々なジャンルのバンドがおり混ざったイベントが組めていると思います。でも本当の真価は、来年の5年目にどうなっているか。今から非常に楽しみです。4年目から変わってきたのは、外とのつながりが出来てきたということですね。

—外のつながりとは?
T : 例えばdisk unionさんとか、ototoyさんとかバンド以外の頑張っている人たちとのつながりが出来てきたのは、本当にうれしいですね。
—ある意味で、確固としたイメージがない部分がMotionのいい所なのかもしれませんね。
T : 確かに、「どんな箱なの? 」と聞かれると答えにくいです。出演者も自分たちがどういうジャンルなのか解らないというバンドさんが多いし。
—ジャンルの解りにくいバンドをブッキングする時は、どのような事を考えますか?
池内恵己(以下 I) : あまり、何も考えていないです(笑)。あのバンドと、このバンドが一緒だったら仲良くなりそうとか…。完全に感覚ですね。すいません(笑)。
T : 池ちゃん(ブッキングの池内さん)はその感覚が見事にハマるんですよね。NemotroubolterというバンドとMotionの共同企画を先月から始めたんですけど、Motion側からは池ちゃんがバンドをピックアップするのですが、いつもしっくりはまるバンドを入れてくるんですよね。ジャンルじゃなく、音でもなく、空気感がはまるんです。
—それはすごいですね。
T : 出演者もそれが解るみたいで、池ちゃんを慕うバンドさんがすごく多いんですよね。僕は理屈で攻めるので、なかなかそういうブッキングは出来ないんです。でも、元々音楽ってはっきりとは分けられないものだと思うんです。ジャンルが違っても成立しているイベントはちゃんとお客さんに伝わるんですよね。
—でも、まだまだ目当てのバンドだけを見て帰ってしまうお客さんはいますよね。
T : 確かにいいバンドばかりで組んでも、お客さんは帰ってしまう事もあります。だから、これからはライヴ・ハウス側でも飲み放題をつけたりとか、色々と提案していくことが必要でしょうね。Motionはキャパシティが120人で、毎日満員だったとしても30日で4,000人位な訳ですよ。NHKホールだと一日で4,000人。でもそれは、Motionというライヴ・ハウスは一人一人に対して、音楽や文化を伝える部分がすごく大きいという強みでもあるんです。さらに照明も派手じゃないし、ステージも低いし、狭い。そこを逆手にとると、バンドの力がそのまま反映されるライヴ・ハウスという事なんです。だから、Motionで格好よく見えるバンドは、本当にかっこいいバンドなんです。
—「新宿Motionが熱い」と各方面から聞きますが、実際に肌で感じるようになったのは、いつ頃からですか?
I : 3周年のアニヴァーサリーが終わってから、「Motionが盛り上がっている」と言われるようになりました。
T : 確かにその頃から、自分たちでもMotionが少しづつ盛り上がってきていると感じるようになりました。新規で「Motionに出たい」とか「イベントをやりたい」と言ってくれるバンドさんが、ジワジワ増えてきましたから。でもそこで浮かれないで、さらに面白い事を提案していかなくてはいけません。
—さらに面白い事とは?
T : 恩返しじゃないですけど、今考えているのは今年イベントをやってくれたバンドのワンマン・ライヴやツーマン・ライヴをMotion presentsで行うこと。お客さんはこちらで呼ぶので、バンドさんは集客を全く気にしなくてよいような状況を作りたいです。1、2ヶ月位かけてMotionのスタッフが頑張って、100人位のお客さんを呼びたい。去年位から、きっかけがあればMotionに来てくれるお客さんがいるというのがわかったんです。インビテーション・チケットだとか、ディスカウント・チケットとか色々と施策を練る事で、その日のライヴがすごく盛り上がる事がわかったので、もっとバンドさんに還元できるように、具体的な形になればと思っています。
—今後がすごく楽しみですね。
T : まだまだ、詰めなくてはいけない部分はたくさんありますけどね。ゆくゆくは、地方で頑張っているバンドのワンマン・ライヴもMotion側で企画できるようになればいいと思っています。それが出来るようになって、初めてライヴ・ハウス発信のイベントだと自信をもって言えるようになると思います。


Motion&オトトイから皆様へプレゼント!!!!!
—Motionからのプレゼント—
多数のご応募ありがとうございました! こちらのプレゼントのお申し込みは締め切らせていただきました。
オトトイをご覧の皆様から抽選で1組2名様をMotion 4th Anniversaryにご招待。当選者は10/1(木)〜10/31(土)の間、Motionで行われるライヴを何度でも無料で見ることができます!!
【人数】 1組2名様
【応募条件】 ototoy会員であること(会員登録は無料です)
【受付期間】 9/29(火) 0:00まで
【ご招待期間】 10/1(木)〜10/31(土)
【応募方法】
9/29(火) 0:00までに、件名に「Motion4周年 無料招待申し込み」と書いて、お名前、ご住所、電話番号をご記入の上「応募する」ボタンからご応募ください。
【発表】 当選者には 9/30(水)に、メールにて通知いたします。
—オトトイからのプレゼント—
下記の日程にMotionへ足を運んだ皆様に、それぞれ対応するバンドの楽曲を1曲プレゼント致します! 当日Motionにてパスワードが記入されたフライヤーを受け取り、下記のリンクから楽曲のページに移動してください。その後「0円」ボタンを押して、パスワードを入力すると11月8日(日)までは無料でダウンロードすることができます。楽曲がまだ発表されていないアーティストにつきましては、決定次第発表します! お楽しみに。
※ ダウンロードをするためには会員登録(無料)が必要です。 →登録はこちらから
・ 10/1(木) 太平洋不知火楽団 「Island Feed Back」
・ 10/3(木) ARTLESSNOTE 「ファン」
・ 10/4(日) the mornings 「秋芳洞」
・ 10/10(土) それ以染に「宴と日常」
・ 10/11(日) オワリカラ 「teardrop(live version)」
・ 10/12(月) thepeople 「交差」
・ 10/12(月) RECO. 「青いブルー」
・ 10/13(火) 都心「motion sickness (LIVE)」
・ 10/13(火) 東京カランコロン 「ノッピキナラナイ存在感 (ライブver)」
・ 10/14(水) あすなろう「魔法のビート」
・ 10/17(土) JUGONZ 「チーターの気持ち」
・ 10/24(土) direction of the chord 「1994」
・ 10/27(火) よしむらひらく「うごくこころ (demo mix)」
・ 10/28(水) 壊れかけのテープレコーダーズ 「雪どけ水を飲みほして(Piano Version:Live at ENBAN)」
・ 10/30(金) ゆーきゃん 「 post coda(未発表 version) with 船戸博史」
・ 10/31(土) SuiseiNoboAz 「水星より愛を込めて」
Motion Live Shcedule

Motion 4th Anniversary出演バンドを一気に紹介!
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