2024/11/18 12:00

戦争ってただ総合的なビジネスなんだなって

──まず、アルバム・タイトルに驚きました。映画『まぼろしの市街戦』(1966年/フランス)の原題=King Of Heartsとシンクロしています。加藤さん、この映画昔からお好きですよね?

加藤ひさし(以下、加藤):いや、それ、実はほんと偶然。全然意識してなかったの。

──そうなんですか。てっきりそこからとったものだとばかり。この乾いた社会の現状を嘆き、反戦の意味をも持たせている、とても加藤さんらしいタイトルだし、今こそあの映画の意味を考えるという点でもピッタリだなと思って。

加藤:うん、あの映画、虚実わからない感じの物語で今の時代っぽいし、まさに戦争をモチーフにした作品だしね。確かに狙ったようにも思えるんだけど、正直そこまでは考えていなかった。ただ一つ言えるのは、『まぼろしの市街戦』が作られたのは1966年だけど、時代設定は第一次世界大戦でしょ。その頃から今に至るまで、人間って何にも変わってないんですよ。その後第二次世界大戦があって、あんな感じで終わって、しばらくしてまたベトナム戦争が起こって、それに反対する人たちが大勢いて、で、俺もコレクターズの前身の、ザ・バイクってバンドをやっていた頃に“がんばれ! G・I・Joe!”とか作ったし、“NICK! NICK! NICK!”って反戦の曲もあるじゃない? なのに今また……人類って本当に進歩してないなって思うよね。攻めていく国、攻められる国の図式みたいなものが、もう100年も1000年も2000年ももっと前から変わってなくて。繰り返し繰り返しで、すごくシンプルな理由で戦って、シンプルな理由が解決できないっていうね。

がんばれ!G・I・Joe!
がんばれ!G・I・Joe!

NICK! NICK! NICK!
NICK! NICK! NICK!

──そういう“学ばない人類”って気づきは若い時分から感じていたのですか。

加藤:ある程度はね。でも、戦争ってビジネスの側面が強くて、結局しれっと金儲けでやってるんだっていうのは最近になってわかってきたかな。戦勝国になったら特需があるし、戦争中でも、けが人が出れば製薬会社が儲かるし。破壊された建物があれば建築会社が儲かるし。そういうことは“がんばれ! G・I・Joe!”を書いた時には気づかなかった。でも、子供にキャンディを与えているような会社が、白々しく兵器を作ったり、薬を作ったりしてるっていうのがわかったのは大人になってから。戦争ってズバリ、総合的なビジネスなんだなって。戦争は産業と切っても切れない関係にあるって、それは昔からそうだったんだろうけど、若い頃はそういうところがわからなかった。自分たちを守るため民族を守るためプライドを守るために戦ってるだけかと思ってたんだけどね。

──人生の歩みが進むにつれ、どこか醒めた目線が備わってきたということなのかもしれないですね。

加藤:うん、世界全体が力関係で成り立っているってことも昔は気づかなかったことだしね。これはもうジョン・レノンの言うように、“天国も地獄もない世界を想像してごらん”っていうあの感じではない、人類全体の問題への気づきなんだと思う。ユートピアを夢見るというよりは、そのパワーバランスをうまく取るような世界を作っていかなきゃいけないっていう方にシフトしてるってことなんだよね。

──加藤さんはかつて脱原発を積極的に呼びかけたりもしていました。

加藤:もちろん今もその気持ちは変わらないし、戦争はやってはいけないと思う。でも、それはただ反対を叫ぶのではなく、どんな奴らが戦争をやりたがっているのかを理解して、例えばそういうところの製品を買わないとか利用しないっていうのが大事なんじゃないかと思うようになった。社会全体がそこに気づいていくようになれば、多少は世界も良くなるのかなっていう気がするな。世の中のお金の流れを牛耳っている見えないフレームをちゃんとわかることが、そういう意味では今いちばん重要だと思う。そういう人たちに利益が行かないような方法を自然に取っていけるようになれば、ね。もう。それしかないんじゃないかなと思う。今回のアルバムはそういう気持ちが時に強く現れているよね。


この記事の筆者
岡村 詩野

音楽評論家/ 音楽メディア『TURN』(turntokyo.com)エグゼクティヴ・プロデューサー/ 京都精華大学非常勤講師/ オトトイの学校 内 音楽ライター講座(https://ototoy.jp/school/ )講師/ α-STATION(FM京都)『Imaginary Line』(日曜21時〜)パーソナリティ/ 『Helga Press』主宰/ Twitterアカウント ▶︎ @shino_okamura / Instagram ▶︎ shino_okamura

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この記事の編集者
石川 幸穂

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