MIGMA SHELTER個別インタヴュー・アマリ編

待望の1stシングルをハイレゾ配信予定
MIGMA SHELTER / Svaha Eraser
【配信形態】
FLAC、ALAC、WAV(24bit/48kHz)
【配信価格】
単曲 200円 まとめ価格 500円
【Track List】
1. Svaha Eraser
2. Deeper
3. Joint
リーダーはいやだって言ったんです(笑)
ーーアマリさんは、もともとアイドルがお好きだったそうですね。
アマリ : このお仕事を始める前は、普通のアイドル・オタクだったんですよ。なので、めちゃめちゃ現場に行っていました。
ーーどういう現場に行っていたんですか?
アマリ : 私立恵比寿中学さんとBiSHさんの現場に行っていました。でも、ミシェルをやりはじめてからは行かなくなりました。言い方が難しいんですけど、ミシェルはお仕事なんだけどハマっているものみたいな感じ。楽しさもあり、辛いこともあり、いろいろですね。今までの人生で1番大きいものになっています。
ーー自分もステージに立ちたいという気持ちはあったんですか?
アマリ : オタクをやっていたときは一オタクとして応援していたし、なれると思っていなかったんですけど、友だちが「やってみれば?」って言ってくれて。中学校のときに地元でちょこっとだけ活動をしていたことがあって、それを知っている友だちから「もう1回やってみれば?」って薦められたのがこのオーディションだったんです。私もライヴを観たことがあったし、新グループやるのなら受けてみようかなって。
ーー合格の連絡が来た時はどういう気持ちだったんですか?
アマリ : 失礼な話なんですけど、最初は受かるつもりがなくて。というか、そんな簡単になれるものじゃないだろうと思っていた。でも、応募した次の日に面接の連絡が来て面接に行ったんですけど、オーディション感がなくて(笑)。田中さんと世間話している感じだったので全然緊張もしなかったし、終わった後も受からないだろうなって感じで。そしたら連絡が来て「もう1回面談させてください」って言われて、そこから緊張しはじめました。決まっちゃったらもう辞められないなと思って行ったら、田中さんからすぐに「一緒にやってください」って言われました。
ーーそう言われて、すぐに覚悟は決められたんですか?
アマリ : そのときに決めた感じですね。それまでは、あまり真面目に考えていなかったというか、ただの願望でしかなかったから。でも、今考えると面接のときからすごく現実的だったんですよ。どういうポジションでいてほしいかっていうのを具体的に話されて。
ーーアマリさんの何が評価されたと思います?
アマリ : わからないです(笑)。田中さんから言われたのは、グループのリーダー的な感じになってほしいってことで。でもリーダーはいやだって言ったんです(笑)。私、末っ子なんですよ。今までも年下の人と接することがあまりなくて、向いてないだろうなって。そういう話をしたら、今までリーダーをやってこなかったからこそやってほしいし向いているって言われて。結局、私はリーダーではなかったんですけど、中立な立場でみんなの世話焼きじゃないですけど気を配って、悩み聞くようなフラットな立場にいる。田中さん的には想像通りだったみたいです。

ーーこうやって話していると、すごくしっかりしていますよね。
アマリ : いえいえいえいえ。余計なことをしゃべりがちです。
ーー部活とかは、やっていなかったんですか?
アマリ : 帰宅部でした(笑)。帰宅部のエリートって自分で言っていて。
ーーどうやったら帰宅部のエリートになれるんですか(笑)?
アマリ : 帰宅部のエリートになるには、いかに地味な文化部に入るか、それがポイントですね(笑)。高校ではイタリア文化研究会に入っていたんですけど、ほぼ帰宅部みたいなところで。2年に上がる時に辞めて、完全なる帰宅部になりました(笑)。
ーーあははは。音楽はどんなものが好きだったんですか?
アマリ : アイドルさんの曲もよく聴きますし、お兄ちゃんの影響でバンドさんの音楽もちょっと聴いたりするんですけど、1番ぐっとくるのは歌謡曲です。オーディションでも大橋純子さんの「シルエット・ロマンス」を歌って、めっちゃ田中さんに褒められたんですよ。3回くらい歌わさせられました(笑)。
あしたのジョーの最終回みたいに真っ白になって死にたい(笑)
ーー(笑)。はじめてミシェルの曲を聴いたとき、どんなふうに思いましたか?
アマリ : びっくりしました。これに歌詞がつくというのが想像つかなかったというか。歌詞がない曲だけで成り立っているような音楽だったので、これに歌詞ついてダンスもあるってどんな感じなんだろうって。3曲とも全部そんな感じでしたね。
ーー実際、それを歌って踊ってみてどうですか?
アマリ : 今は何回もやっているので自然とできますけど、最初は戸惑いました。振り付けのYUKO先生が音の細かい部分に合わせてダンスを考えてきてくださるので、めちゃめちゃ必死ですね。一個の振りがなくなったりズレたりすると、それだけでかっこ悪くなると思うので。そういうのは意識していつもやっています。
ーーやるからには売れたい、そういう気持ちはあります?
アマリ : その気持ちはあります。オーディションのときも、田中さんから1番最初に「売れたいですか?」って訊かれて、売れたいですって言いました。「ガンと売れて、バーンって爆発して死にたいです!!」って言ったんですよ。あしたのジョーの最終回みたいに真っ白になって死にたいって(笑)。
ーーさっきから出てくる単語が今っぽくないですね(笑)。
アマリ : (笑)。燃え尽きて終わりたいって意味で死にたいって言ったんですけど、それくらいバンって売れてやりきったところまでいきたい気持ちです。
ーーアマリさん個人としてやってみたいことはありますか?
アマリ : おしゃべりをするのが好きなので、ラジオとかやってみたいです。あと、スポーツ・インストラクターのバイトをしていたことがあって。子どもたちの体操教室の先生をやってたんですよ。なので、子どもたちに接するお仕事がやりたいです。あと、NHKのおねえさんとか、おはスタに出たい。戦隊モノがずっと好きだったので、戦隊モノのピンクとか黄色とかもやりたいです(笑)。
ーーグループとしてはどんなことやりたいですか?
アマリ : ロッキンとかのフェスに出たいです。アイドルさんが出てないような、ロック・バンドさんたちがばーっている中で、突然のミシェルみたいな。人がゴミのようだっていう大きなステージから、みんなが踊り狂っているのを観たいです。
ーーアイドルじゃなくて、ロック・バンドが出てるところがいいんですね。
アマリ : アイドル現場も大事だと思うんですけど、他のアイドルを好きではない層にも観てもらいたいっていうか、刺さってもらえたら嬉しいです!