
5人のLinQメンバー×5組のリミキサーによる“はじめてのりみっQす”
タワーレコードのアイドル専門レーベル、T-Palette Recordsに所属する九州発のアイドル・グループ、LinQ(リンク)が、1月30日(水)に5枚目のシングル『CHIKU-TAKU/ゴーイング マイ ウェイ!』をリリース。 それを記念して、T-Palette Records、LinQ、OTOTOYの3組のコラボレーションによる「ゴーイング マイ ウェイ!」のフリー・ダウンロードを実施。また、LinQのメンバー(天野なつ、山木彩乃、坂井朝香、瑞稀もえ、志良ふう子)が、はじめてのリミックスに挑戦。OTOTOYでお馴染みのアーティスト / リミキサー陣とともに、世界にひとつだけの「ゴーイング マイ ウェイ!」オリジナル・ヴァージョンを作り上げました。その5作をフリー・ダウンロード配信、ユーザーのみなさまに投票をしていただきました。今回は、その結果をメンバーに発表。さらに、ユーザーのみなさまから募った「りみっQす」音源をメンバーに審査をしてもらいました(志良ふう子は福岡公演のため欠席)。果たして誰のりみっQすが1位になったのか、そしてどんなりみっQすが集まったのか。わくわくしながら読み進めてください!!
>>はじめてのりみっQすの様子はこちらから
はじめてのりみっQす審査発表
——先日、LinQの5人とトラックメイカー5人にタッグを組んでもらい、理想のリミックス音源を作っていただきましたが、実際やってみてどうでした?
天野なつ(以下、天野) : すごく貴重な体験をさせてもらいました。こんなこと中々出来ないので楽しかったです。

——完成した楽曲の感想を一人ずつ聞いていきましょう。瑞稀さんはRyoma Maedaさんとタッグを組んで「おかしの国っぽい」というテーマでリミックに臨まれましたよね。完成したものを聴いてみてどうでしたか?
瑞稀もえ(以下、瑞稀) : 自分の作ってもらったのを聴いてみて、「何だこれは」と(笑)。
——すごかったですよね。瑞稀さんの台詞も曲の一部として入っていて。
瑞稀 : インタヴュー形式で聞かれた事をマイクで答えたのが、そのまま曲に格好よく入っていて驚きました。
——ああいう風に使われるというのは聞いてなかった?
瑞稀 : 喋っているのをいれたいな、とは言われていたんですけれど曲中の間奏に格好よく入っていてすごかったです。

——天野さんは、ぺぺろんPさんとタッグを組んで、「グルーヴィー」というテーマを元にリミックスをしていきましたが、聴いてみた感想はどうでしたか?
天野 : 最後に、「Aメロから段々上がっていく感じにしたい」と伝えていたんですけれど、言った通りに音とか楽器が追加されていく感じになっていて、思っていた通りのグルーヴィーさでした。
——最初グルーヴィーって言葉をよく分かっていなかったみたいですが、作ってみてだいぶ理解できましたか?
天野 : 理解できましたね。結構、ファンの人に結構バカにされました(笑)。「グルーヴィーって連呼してる、分かってないくせに」って。
——(笑)。山木さんは、Fragmentとタッグを組んで、「R&B」や「ダンス」をテーマにリミックス作業をされていましたが、完成版を聴いてみてどうでしたか?
山木彩乃(以下、山木) : 私に協力してくださったFragmentさんは、すごくこだわりがあって、面白い音をバック・コーラスに入れてくださいました。思ったのとだいぶ変わったんですが、新しい世界が見えました(笑)。
——収録終りに、FragmentのCDをもらってましたけれど、聴きました?
山木 : 聴きました! すごかったです。こういう感じなのかと。そこでやっとFragmentさんの事を理解しました(笑)。
——最初は、R&Bっぽくとかダンスっぽい感じにしたかったんですよね?
山木 : そうですね。踊れる感じではないんですけれど、楽しくてファンの方にも好評なので良かったです。

——坂井さんは、宮井英俊さんとタッグを組み、「宇宙っぽく」をテーマにリミックスに臨みました。出来上がった音源を聴いてみてどうでしたか?
坂井朝香(以下、坂井) : 私はテーマとともに、DJっぽくキュキュッと音を詰め合わせてしてほしいという希望を伝えたら、想像を上回るくらい良い感じになっていました。あと、オチサビで締太鼓をいれてほしいって言ったんです。
——太鼓ですか?!
坂井 : 宇宙と締太鼓て合わないじゃないですか。それを合わせてくれて宇宙っぽくなっていたのが嬉しかったです。
——今日は福岡公演で東京にいらしていませんが、志良ふう子さんは松隈ケンタさんとタッグを組み、「吹奏楽っぽく」をテーマにリミックスをしました。最終的に、リンキンパークの名前が出てくるという展開を見せましたね(笑)。そんな5曲のリミックスをOTOTOYでフリー・ダウンロードして、お客さんに投票してもらいました!! まずは、お客さんからそれぞれの曲にどんなコメントがあったか発表します。
※フリー・ダウンロード期間が終了したため、試聴でお楽しみください。
ゴーイング マイ ウェイ! (オーシャン爆裂 RE-MiX)
・やはりLinQin parkめっちゃかっこよかった! 歌詞が重みを増して伝わってきました。LinQこの企画で初めてみてちょっと好きになりました。アイドルに興味のない方でも楽しめたと思います。
・冬の夜に窓の外を眺めてぼんやり聴いているとなぜだろうか。涙がこみ上げて来ました。最高だ。
・松隈さんの得意なサウンドと思って観ていたら、いやいや、今までに聴いたことない世界でした。でも、景色が広がってくるようなアレンジでした。こんな雰囲気もまた素敵です。
ゴーイング マイ ウェイ! (チュみきリミックチュ)
・凄くもえぴーらしさを感じるRemixだと感じました。 「ゴーイング マイ ウェイ!」とはまた一味違った魅力を感じました。 特にもえぴーが楽詣の感想を語っているところに、 この曲のテーマである「夢に向かって」というところがリンクするのではないかな… と、感じました。
・おもちゃ箱のようなコミカルさ+ビートの疾走感がDJイベでかかったら、一番盛り上がりそう。サビのもえぴーの生声部分は、絶対ケチャとか入れたくなるw 「たくさん寝たいですね」のオチも秀逸すぎる! もえぴー、おつかれなんですねw
・Ryoma Maedaの遊園地サウンド・ミーツ・アイドル!!!!! すばらしいです!
ゴーイング マイ ウェイ! (グルーヴィーミックス)
・ライヴの帰り道で、余韻にひたりながら聴いて帰りたい曲です。 つい先ほどまで見ていたステージ上のシーンの一つ一つが、モノクロで脳裏に浮かんでくるように思えます。
・天野さんの持っている快活なイメージでミックスすると思ったらまさかのグルーヴィーさ(笑)。一枚上手でしたね。参りました。
・ソーダのシャーベットみたいな爽快さをわずかに匂わせるようなメロディーから大人っぽいサビに入っていく瞬間が最高です。Groovyで横ノリな音やリズムを聞いてると素晴らしいという言葉しか思いつきませんでした。
ゴーイング マイ ウェイ! (OG mix りみっくすじゅーす。)
・個性的なあやのんらしさが溢れ出たRemix。遊び心満載でとても楽しめました。
・彩乃ちゃんらしいゆるぅい感じでとぼけた間とゆったりのリズムで。彩乃ちゃんがダンスしている姿が想像できます。他の楽曲にない頭ひとつ飛び出した感じで、この曲を推しますっ!
・「山木彩乃です」の一言が効いてますね。あの一言がなければただのユルいRemixでしたが、テキトーなあやのんらしくてイイ! ってなりました(笑)
・めっちゃ良かった! こういうの好き!! 本人の声も入っているのってLinQっぽくていい。
ゴーイング マイ ウェイ! (プルート in エイリアン remix)
・原曲のキラキラ感をうまく活かしていて素晴らしい。 所々に工夫が凝らされてされているから飽きがこないし何度も聴きたくなります。
・自分だったらこういう感じのRemixを聞きたいなと思っていた感じにどんぴしゃりでびっくりしました(笑)! 全体的に綺麗にまとまっていてとても聞きやすかったです♪ あーたんのイメージを宮井さんがとても上手く表現出来ていると思いました! 曲の出来もそうですが、二人の感性の組合わせもとてもよかったのではないかと思います☆
・一番Remixしたい希望に近かったので投票しました。とても聞きやすい朝香さんのイメージにほぼ近かったです。
——お待たせしました。それでは1位を発表します!! 1位は……
瑞稀もえ×Ryoma Maeda「ゴーイング マイ ウェイ! チュみきリミックチュ」'です。
瑞稀 : わぁー! やったー!

——おめでとうございます。ご褒美に、現実的に叶いそうな夢を一つ叶えますので、お楽しみに!!
りみっQすコンテスト審査
——そして、フリー・ダウンロードでお配りした「ゴーイング マイ ウェイ!」を使用した、りみっQすコンテストを1月21日から2月1日までの間、開催いたしました。ユーザーの方からご応募いただきました作品を厳正に審査し、6曲を選びました。そして、本日みなさんに審査していただき「りみっQす大賞」と「LinQ大賞」を決めていきたいと思います。さっそく聴いていきましょうか。1曲目は「ゴーイング マイ ウェイ!(akinyan electro"PinQ Ticket" remix)」です。
akinyan electro
1987年沖縄県生まれ。クリエイター集団Marginal Rec.に所属。ダンス・ミュージックとポップ・ミュージックの世界を行き来しつつ、それらの要素を取り入れたトラック・メイクを生業とする一方、DJとしても精力的に活動する。LAZY GUNG『StrawberryFiction』、いずこねこ『最後の猫工場』『ROOM EP』でのリミックス楽曲の提供など、アイドル・シーンとクラブ・シーンの架け橋になろうとしている。また、iPhoneアプリ「こびとかるた」「あたらしいみかんのむきかたゲーム」BGMの制作など、活動は多岐に渡る。
http://www.marginalrec.com/
坂井 : めっちゃいいやん!
山木 : 好きかも。
坂井 : めっちゃ好き!! 踊りたい、これ! このドドドドッていうの。私の曲にも入ってるんです。それがめっちゃ嬉しかったんです。
——2曲目は「ゴーイング マイ ウェイ! DJ6月 remix」です。
DJ6月
レーベル『LHW?』に所属しております、DJ6月です。リミックスやトラック・メイクさせてもらっています。普段は主にヒップ・ホップのアーティストの方のトラック作らせてもらったりリミックスさせてもらっているので、アイドルの方のリミックスをするのは初めてだったので楽しんで作れました。
天野 : かわいい。
山木 : DJの方ですよね。
天野 : もえぴーの曲にも似てるね。
——3曲目は、「ゴーイング マイ ウェイ! (SIB Remix ~Simple Is Best~)」です。
MS MANIA a.k.a DJ ANYTHING(出身/年齢非公開)
MOBB DEEP、CASSIDY、DAS EFXに認められたTrackmakerの[GFAP a.k.a Junji]が率いる謎の日本人? 集団「GFAP SQUAD」所属。2013年5月17日に音源のリリースを予定しているものの、現時点では無名の新人Trackmaker。
坂井 : へぇ!! 声かな? お経みたい! 彩乃の曲みたい。
山木 : 新しい世界のやつですねこれ。
天野 : かっこいい。絶対この人彩乃に投票したけん(笑)。
——4曲目は、「ゴーイング マイ ウェイウェイウェイ!」です。
亜良陽人
or milk,kuroko,vivid jas の三人(プロフィール非公開)の成分を配合し造られた謎のプロデューサー(サイボーグ)。クリエイター集団 chaplin production 所属。三人それぞれソロアーティストとして別々のレーベルで活動しているらしいがその正体は謎に包まれている。カエルではない。
http://www.chaplinproduction.com/
山木 : どんだけウェイっていうの(笑)。
天野 : いいね、ズンチャンってリミックス。
坂井 : すごいね、この曲。
——5曲目は、「ゴーイング マイ ウェイ!(USAGI DISCO remix)」です。
USAGI DISCO
EDMトラックメーカー / プロデューサー。数多くのメジャー・アーティストや女性アイドルの楽曲を制作後、2013年よりUSAGI DISCO名義にて活動をスタート。自身の楽曲の他に、Reina Larenaをゲスト・ボーカルに迎えた楽曲のリリースや、関西を拠点に活動を行う現役女子高生アイドル「KURUMI」の楽曲制作を担当する。その他、CMやファッションショー、音楽ゲームへの楽曲提供等、多岐にわたる活動を展開中。
USAGI DISCO official HP
山木 : あ、R&Bって書いてある!
天野 : 全然違う感じやね。ふう子の曲にも似てない?
瑞稀 : ディスコっぽいね。
——そして最後ですね。「ゴーイング マイ ウェイ! (インダストリアルダンスremix)」です。
笑う環境音楽
高3男子です! フリーソフト(HydrogenとSOUND ENGINE FREE)だけでリミックス初挑戦。音源はできればヘッドフォンで聴いていただければ幸いです。特徴をあげるとするなら、フリーで公開された素材以外の音は使ってません! 推しは瑞稀もえさんです! もえぴーに聴いてほしい!
瑞稀 : わ、推しは瑞稀もえさんですって! やったー!!
坂井 : めっちゃかっこいいやん。
山木 : 前奏長いね(笑)。
坂井 : かっこいい。原型めっちゃ崩しちゃった系ですね。
——全部聴いてみてどうですか? この中から、いいと思ったものに投票してください。

(投票の結果、1曲目と5曲目の決戦投票に)
——それでは得票の多かった1曲目と5曲目で決勝戦をしましょう。では、今度はそれぞれじっくり聴いてみてください。
(再び、1曲目を聴く)
——この曲はみんな投票をしていましたね。
坂井 : まとまりがある感じ。
天野 : 踊りたいね。
瑞稀 : 間奏とかめっちゃかっこよかった。
——あと、みんな、間奏のところですごい反応してましたね。
坂井 : めっちゃ好きです。私が求めてるもの全てが入っていました。
天野 : Dメロがこういう感じにしたかったんです。歌詞的にこういう格好いいのがいいですよね。歌詞的に。
坂井 : 本当に公演でしたくない?
(再び、5曲目を聴く)
天野 : こっちもいいっちゃね。
山木 : PV出来そうやね。
坂井 : 終わり方がいいね。
坂井・山木 : めっちゃ悩む。
山木 : 1曲目は、ドラム叩く感じが バンドが頭に浮かぶね。

——1曲目は踊れる感じ?
山木 : 踊れますね。
天野 : 出だしがゆっくりだから、入場やね。
——5曲目の方はもうちょっと聴き込む感じ?
山木 : 聞くならこっち、踊るならあっち、みたいな。難しいね。
天野 : 5曲目はBメロが無かったのがめっちゃ残念。このリミックスでBメロがどんな風になるのかな、て思ったら終わった。
坂井 : 公演でするってなったらやっぱり一番やない?
山木 : うちらの夢の、踊ってみたい曲って感じじゃない?
坂井 : 踊ってみたい! 一番めっちゃ好き。
——この曲で、自分たちがステージで踊っている姿は想像できる?
一同 : そうですね。結構そっちで選んでしまうね。
——それじゃあ、こちらと思うほうに手をあげてください。どうぞ!!
(全員1曲目に手をあげる)

——では、1曲目「ゴーイング マイ ウェイ!(akinyan electro"PinQ Ticket" remix)」がりみっQす大賞に決定です!! おめでとうございます。そして5曲目「ゴーイング マイ ウェイ!(USAGI DISCO remix)」がLinQ賞となります。おめでとうございます!!
山木 : この企画、もう終りですか…? もう一回やりたいです!
——ぜひまたやりましょう!! 第2回をまた開催できることを楽しみにしています。ありがとうございました。
一同 : ありがとうござました!

>>2013年2月3日(日)「ゴーイング マイ ウェイ!~上原あさみ東京ファイナル ~」のレポートはこちらから
進行&文 : 西澤裕郎
写真 : 雨宮透貴
LinQ プロフィール
LinQ(リンク)とは、2011年4月17日にデビューした九州発アイドル・グループ。
LinQ=「Love in 九州」の頭文字から発想した造語で、アイドル活動を通じて色々な人やもの、地域や国などを繋ぐ事の出来るグループに、そして「笑顔の架け橋」になれるようにとの思いを込めて命名された。アイドル活動を通じて、九州を元気にし、アイドル文化の発信都市としての認知を目指し、アイドル文化を九州の「特産品」にする事を目標に、公演やイベント出演などを重ねている。また、地元企業とのコラボレーションや募金活動などにも積極的に参加をしている。メンバーの中でも、18歳以上のメンバーからなるLinQ Lady(リンク レディー)、高校生以下メンバーからなるLinQ Qty(リンク キューティー)の2つにグループ分けされており、楽曲によって、それぞれ単独、混合のパフォーマンスを披露でき、セクシーな魅力とキュートな可愛らしさを兼ね備える点が大きな魅力、特徴となっている。
2011年6月、1stシングル『ハジメマシテ』でCDデビュー。同年11月にタワーレコードのアイドル専門レーベル「T-Palette」全国CDデビュー。新宿ロフトでのワンマン・ライヴ、オリコン総合デイリー・チャート14位、ウィークリー・チャート22位、オリコン・インディーズ・チャート・ウィークリー1位となるなど、活躍の場を全国へと広げる。2012年は、カラオケDAMにて「カロリーなんて」がカラオケ配信開始、2月29日に3rdシングル『さくら果実/Sakura物語』リリース。オリコン総合デイリー・チャート4位、ウィークリー・チャート15位。4月17日のデビュー1周年記念日にZepp福岡でのワンマン・ライヴを行い、平日であったが、約1100名の来場者を記録。 4月18日に初のアルバム『Love in Qushu ~LinQ 第一楽章~』をリリース。2012年7月18日にリリースされたシングル『シアワセのエナジー / 祭りの夜~君を好きになった日~』は、オリコン・ウィークリー・チャート(7/30付)で、6位を獲得。夏にはアイドル一大フェス「TOKYO IDOL FESTIVAL 2012」に出演。
主に、福岡市天神にあるベスト電器福岡本店11F天神ベストホールにて土日を中心に公演を開催中。現在、テレ朝動画「LinQ・LinK」でレギュラー放送を行っている。