泣きたいヤツは、これで泣け! MOROHA、魂の3rdアルバムが吐く程ヤバイ!!!

アコースティック・ギター1本。マイク1本。最小限の編成で最大火力の音楽を鳴らす。MOROHAは何も変わっていないが、状況は大きく変わり始めた。NTVのバラエティ番組「しゃべくり007」にてゲスト俳優に呼ばれ異例の2回出演、2016年夏にはドコモ スマートフォンのCMにもMC アフロの声が起用され、その名は爆発的に全国へ広がった。
あのMOROHAがだ。2010年、1stアルバム発売時からちょうど6年経ついま、かつてから知っているものからすれば感慨深くなるのも仕方がない。だからといって、この変化の理由が金だとか大人の根回しだとか、そんなことがあるはずもなく、異例の才能を世の中が発見する瞬間を目にしただけである。
とはいえ訂正しよう。MOROHAの"武器"は何も変わっていないが、その武器を磨きに磨きまくって彼らはいま、音楽的にも一大到達点に達したと言えるだろう。周囲の変化、自身の進化、それらを彼ら自身はどう捉えているのか。2人に会って話を訊いた。
なお、本作の配信は12月頃を予定。いますぐ聴きたくなってしまったならCDを買いに行ってくれ!!!
MOROHA / MOROHA Ⅲ
【Track List】
01. RED
02. それいけ!フライヤーマン
03. 宿命
04. Apollo 11
05. スペシャル
06. VS
07. tomorrow
08. GOLD
09. Salad bowl
10. 四文銭
【配信開始予定日】
2016年12月以降
MOROHA / 四文銭MOROHA / 四文銭
INTERVIEW : MOROHA
MOROHAのインタヴューをするとき、いつも喧嘩をするつもりで挑んできた。お互い言葉が武器なら、上っ面の感情なんてすぐに暴いてやると思って。2016年5月28日、恵比寿リキッドルームのワンマンを見た。京都の小さなライヴハウス、東京のライヴハウスのセカンドステージで、完全アウェイのHIP HOPの会場で「俺たちをもっとでかいステージやらせろ!」といつも吠えてたMOROHAが1000人入るリキッドルームをソールドさせて、説得力しかない言葉で向かってきた。MOROHAの歩んだ道を想像し、自分がまだいける気がして、涙がとまらなくなった。言葉とギター1本であいつらはやってきた。MOROHAは最強だ。何度もくじけそうになりながら、一度もくじけなかったイバラの道を突き進むドブネズミ! その軌跡に勝てるヤツなんか誰もいねぇ。上っ面の存在しないインタヴュー、じっくり読んでくれ。
インタヴュー&文 : 飯田仁一郎
編集補助 : 鶯巣大介
写真 : 大橋祐希
メロコアに育ててもらった部分が今作にいきてると思うんですよ
──今作の手応えはどう?
アフロ(MC) : もともとライヴでやってた曲がほとんどで、特に曲の制作期間を設けて作ったアルバムではないんですよね。でも曲ができたタイミングでは手応えがあって、そこからライヴでさらに感じて。もうこすりにこすりきってからのレックでしたね。
──前作から『MOROHAIII』の間って約3年あったけど、その期間に自分たちが変わったという点を挙げるとするならどんなとこだと思う?
アフロ : あぁ… 人間が変わったっすね。メロコアに育ててもらった部分が今作にいきてると思うんですよ。俺ら最近ずっとありとあらゆるメロコアの人たちと対バンさせてもらってて。dustboxとも10-FEETともやりましたし。OVER ARM THROWとか、STOMPIN' BIRDとかもですね。もう月の半分くらいメロコアの現場だったよね。2ndを出したころはそんなことなかったと思うんですけど。
UK(Gt) : 次元はさておき、メロコアのシーンで僕らが流行りだしたというか、現場で求められてる意識が少なからずあったんですよ。それでいろいろ対バンするようになりました。
アフロ : きっかけは〈GUNMA ROCK〉(2016年より山人音楽祭に改称)なんですよ。「三文銭」のPVは〈GUNMA ROCK〉で撮ったものなんですけど、そこで10-FEETのTAKUMAさんが観てくれてて、それから〈京都大作戦〉に出たんですよ。そこからバーっと広がっていった感じですね。ガンガンライヴやってオラーみたいな俺たちの精神性と同じようなやつらが多くて。

──メロコア勢と結構競演してたのにはそういう経緯があったんだ。それが今作にも影響を与えてると。
アフロ : 例えば「スペシャル」で〈意味より笑みを〉っていうフレーズがあるんですけど、多分2ndとか1stのときだったら言えなかったと思うんですよ。これはメロコアの現場で思ったことなんですけど、英語歌詞だとお客さんは意味がわからないじゃないですか。でもみんなで体動かして、その瞬間を全員で共有して笑ってる。悪い言い方をすれば(メロコアのライヴは)予定調和の運動会って偏見を持ってた部分もあったけど、ちゃんと中に入ってみたらそんなことぜんぜんなかった。そこでは俺たちの投げかけてる苦しみとかが、別に消えるわけじゃなく、抱えつつ、また乗り越えるために、いま笑うんだって、そんな景色をたくさん見せてもらったんです。
だから、言ったらちょっとバンドになったんじゃないですか?
──なるほど。サウンドの面で何か意識したことは?
UK : 自分のプレイに関して言えば、少なからず技術力も表現力も上がってると思います。やっぱり前作を超えなきゃいけないって思いで創ってて。それは今回も一緒なんですよ。自分たちが自分たちの1番の敵、ライバルというか。だから2ndと比べたらやっぱり3rdは2ndを超えてると思ってます。自分で言うのもなんだけど、視野も広くなったし、全体として人としての器が広くなったのかなって。それはいろんな現場を踏んで、すべてを受け入れて泣くみたいなメロコアの世界も見てきたし、逆にヒップホップでどす黒い世界も経験してきてるし。そういう部分が糧になってるんじゃないかなって。
──UKのギターもかなり表現の幅が広がってきたなという印象でした。
UK : いろんな音楽に触れる機会が多くなったっていうのは関係があるかもしれないですね。いままで嫌いだったジャンルの音楽とかも聴くようになったし。僕はそもそも弾き語りが好きじゃないんですよ。でも聴いてみて自分のなかで上手く解釈して、噛み砕けるようになってきて、そういうものが結構増えてきましたね。テクノとかも、ギターで表現したらこうなるんじゃないかって考えたり。意識的にいろいろ聴いてる部分もあります。
──ちなみに僕は前作を聴いたときに次のMOROHAはバンド・サウンドを取り入れるんじゃないかって思ったんですよ。2ndのクオリティーが高かったので、アコギとMCっていう演奏スタイルがひとつ完成系に達したっていう印象があって。でも今作を聴くとそんなことはなくて、また新たに進化してるなって驚いたんだけど。UKは作曲する側として、このスタイルを息苦しく感じることはない?
UK : 実際問題苦しいのは確かですね(笑)。ドラムもベースの役割も自分が全部担ってるって感じてるので、それはちょっと息苦しさもあります。どうしても技術的にというか、人体的に指が開かないとか自分が思うメロディが出せなかったりってことはあって。1人だと制限される部分とずっと戦ってますね。でもそれは今回だけじゃなく、いままでもそうだったんですけど。でもただそれが苦痛かって言ったらそうでもなくて、まだ何か出てくるうちは全然やり尽くしてないなと思ってますね。

アフロ : 自分でギターを肘打ちしてドラムを入れてたりするじゃないですか。それはほかの人よりも綺麗に叩けるからそうしてるとかいう話じゃなくて、こいつが弾きながら叩いてるってところにいいグルーヴを感じるんだと思うし。だから、言ったらちょっとバンドになったんじゃないですか? この2人でチャットモンチーじゃないけど「わたしがやる!」みたいなね。
「自分が何者でもないんだ」って思う瞬間に足を踏み入れる
──歌詞でいうと攻撃的な面もありつつ、いままで以上に愛について歌う比重がぐっと増したなと感じたんだけど、アフロは自分でどう思ってる?
アフロ : 愛の比重が増えたなと思います。それは愛を感じることが多くなったからですね。あと彼女ができました。でも彼女ができたのは半年くらい前で、アルバムを制作してる期間はいない時期だったんですけどね。でもその時期にラップ抜きで惚れてくれた彼女が結婚したりとか、自分のところには降り注いでないけど、俺の目に届くところには愛が溢れてるなと感じてたんですよ。やっぱり感謝することが増えたし、涙腺が緩むことも増えて。でもいま「愛の比重が増えてきた」って言われて「それクソつまんねぇな、俺たち」って思ってる部分もあります。
──つまんない?
アフロ : ベタじゃねっていう。年重ねて、いろんな物事の大変さも分かってきて「最終的には愛だぜ」って言うのはすごく人としてわかるし、確かにそうだと思う。だけど「それでいいんだ」って確信を持って、そっちの方向に向かってしまったら見落としてしまうものがあるような気がしてて。それっていうのは怒りだったり、腑に落ちない気持ちだったり、自分がまだ満たされてないって自覚する瞬間というか。言ったら負けの経験ですよね。ダメなんだってところにちゃんと目を開いていかなきゃいけない。前は意識しなくてもそういう状況が勝手に来てたんだけど、いまはわざわざ足を踏み込んで自分の腹をかっさばかないともう得られなくなってきてる。そう思うと自分から探しにいくわけだから、いままで以上に卑屈かもしれないですよね。でも俺はそういうものがないとダメなような気がするんです。
──「それいけ! フライヤーマン」っていう曲もあったけど、いまも自分でフライヤーを撒いたりすることもあるんだよね。
アフロ : それも要は腹をかっさばくような経験をしなくちゃいけないんですよ。どんどん優しくなっちゃうし、どんどんぬるくなっちゃうから。やっぱりフライヤー配りにいって、自分より年が一回り小さな女の子にあっけなく無視されるとか、内容だけ見て「あ、いらねぇや」って言うお客さんをちゃんと感じるのが大事なことだと思うんですよ。状況が良くなっていけばそういうのも見なくてもいいようになっていくんだけど、でもそれってただレーベルの人とかが俺の代わりに頭下げたり、走り回ってくれてるだけで。バンドとしてやらなきゃいけないことは、ずっと変わってないはずなんですね。そういう部分が抜け落ちていくと歌も変わってしまうだろうなっていう気持ちもあるっすね。それは別にフライヤー配りじゃなくてもいいと思うんですよ。「自分が何者でもないんだ」って思う瞬間に足を踏み入れるっていうことです。

──とは言え地上波のテレビ番組(「しゃべくり007」など)に何回も出演したり、MOROHAを巡る状況が確実に良くなってきてるのは確かで。それで訊きたいんだけど、バラエティ番組に出るときって抵抗とかなかった? 例えばアフロが憧れてるTHA BLUE HERBだったら出ないとか、それはカッコ悪いとかって考え方もあるじゃないですか。
アフロ : いまその名前が出たから言いますけど、まず俺のなかでもうTHA BLUE HERBがいるんですよ。だからテレビ出る出ないの話になったときに「THA BLUE HERBだったら出ないよな、じゃあ出ようよ」とかって考えたり。もうね、俺はすごい大好きだから。でも本当に勝ちてぇ、挑みてぇって思ってるんだったら、ちょっと自分の本意とは違っても逆行してやるというか。「逆行けよ」って歌ってくれたのがTHA BLUE HERBだろって思うんですよ。だからこの状況でテレビに出るっていうこと、それこそが俺たちの行く道って感じだったし。もっと言えば、いい音楽やってるんだったら、普通におじいちゃん、おばあちゃんにも知ってほしいし、EXILE好きな子たちの心だって震わせたい。自分に対して「その気概ないの?」っていう思いもあるんですよ。だから俺はKen YokoyamaのMステにすげぇ興奮したし。
──それってヒップホップ的な考え方をしてるとできないことじゃないかな。その枠組のなかでのルールが結構強いジャンルだと思うので。
アフロ : えいっ! って感じですよね。もちろん俺にもその文化が根付いてるところもあるし。けど俺がやりたいのはヒップホップでもないし、ロックでもないし。
──なにがやりたいの?
アフロ : 俺は最近「ミュージシャンっていう肩書きを楽屋に置いてきました」っていうMCをね、なるべく毎回したいなと思ってて。ライヴで「こんなヒップホップ、こんなロックンロールを聴いた」とかってことじゃなくて、「今日こんなやつがステージに立ってた!」って思ってもらえたらなと。俺は普通の人間としてステージに立ちたいよってことです。「こういう人に会った」って思ってもらえる、それって超ポップだと思うんですよ。それはすべての年代の人、全員に通用することだと思うから。それにロックっぽい、ヒップホップっぽいって思うポイントってありますよね。そういうことをあんまりしたくないというのもあって。
──っていうと?
アフロ : 教科書に載ってないことをするのがロックじゃないですか。STOMPIN' BIRDのYASUさんが言ってた大好きな話があって。“学校の授業の最中に不良が校庭にバイクで乗り込んで走り回る。それはぶっちゃけ俺のなかでロックじゃない。だけどみんなが授業を受けてるときに、弁当袋を持ったお母ちゃんが「弁当忘れたよ~」って走ってくるのはロックなんだよ”って言ってたんです。これが説明になってるかわからないけど、でもテンプレがないことをする、それにゾワゾワするというか。そういう瞬間を自分のライヴで作れたらいいなと思うんですよね。
本当に紅白に出たいとかじゃなくて。そこを目指すってことにドキドキする
──あぁ、すごいわかる。前のMOROHAって「ヒップホップのファンにウケたい」とか「今度はロックだ」とか、そのテンプレに対して自らハマっていこうともがいてたよね。だからそこは大きく変わった部分じゃない?
アフロ : そうっすね。正直俺たちは1st、2ndくらいまでヒップホップだっていう気持ちはあったんです。でもいま、俺はメロコアにも育ててもらったし、ハードコアにも、フォークと弾き語りの人にも育ててもらったので、まんべんなく素敵だなって思ってます。それにお客さんってそういう部分で見てないって気づいたんですよね。リキッドでのワンマン(5月開催〈単独〉)のフロアを見てても、ロックが好きで来てるとか、ヒップホップが好きで来てるとかじゃなくて、ちゃんとMOROHAが好きで来てくれてる。だから「俺たちは俺たちの道を行かなきゃいけない」って改めて思ってるタイミングですかね。
──じゃあ最後に訊きたいんだけど、いまの2人はどうして歌詞を書いたり、ギターを弾いたりするんだろう。なんのためにMOROHAをやってるかってことにも繋がると思いますが。
UK : ちょっと語弊があるかもしれないんですけど、僕はギターを弾くっていうことに関してはそこまで貪欲さとかはないんですよ。そもそも夢はミュージシャンになることだったんです。もっと言えば大物になるっていうことで(笑)。
アフロ : ずーっと言ってるんですよ。俺は何度この話を聞いたか。

UK : それはたまたま僕がX JAPANで音楽に目覚めたので、それよりも大物になりたいなってだけの話なんですけど。だからギターをやってるんであればその分野で注目されたい。言葉で言うと安っぽいけど、唯一無二の存在というか。自分がいないと成立しないっていう場所が少しでも広くなってほしい。これは小学生のときから根底にある考え方ですね。
──あはは(笑)。アフロはどう?
アフロ : 俺はドキドキしたいんですよね。書いたリリックがリキッドルームとかテレビまで連れていってくれたわけじゃないですか。俺自身をちゃんとドキドキしたところに運んでくれるんですよね。だから武道館でやりたいとか、テレビも言ったらバラエティじゃなくてMステとか紅白に出なきゃなって思うんですけど、それは本当に紅白に出たいとかじゃなくて。そこを目指すってことにドキドキするからそれを言うだけなんですよ。
──なるほどね。何を目指すかっていうことよりも、自分がドキドキするってことが大事だと。
アフロ : もしかしたら今後規模を大きくするってことにドキドキしなくなる可能性もあるんですよね。そのときには人ひとりに対して、もっと目を見て、ちょっと角度がとかじゃなく、その人の人生をマジで変えれるくらい向き合うっていうことのほうが大事になってくるかもしれない。一対一のライヴ・コンサートとか言って、飯田さんだけリキッドに突然呼んで1人座らせて、その前で俺らが演奏するとかね。そしたら俺たちのこと忘れないでしょ。きっと死ぬ間際に走馬灯で思い出すでしょ? そっちのほうが大事になってくることだってあると思うし。でもいまはこのまま規模を大きくしていって、俺たちのことを求めてくれる人を増やして、濃くしていくことかな。それがいまのドキドキのベクトルですね。
過去作品
MOROHA / MOROHA Ⅱ
ギターとMCという最小編成からなる2人組、MOROHAのセカンド・アルバム。名曲「三文銭」、ライヴで披露するや瞬く間に大きな反響を呼んだ「ハダ色の日々」など、心揺さぶる楽曲を収録。
LIVE INFORMATION
MOROHA Ⅲ RELEASE TOUR
2016年10月12日(水)@長野 the Venue
w/ Analogfish
2016年10月15日(土)@盛岡 Change
w/ LOST IN TIME
2016年10月16日(日)@青森 八戸ROXX
w/ LOST IN TIME
2016年10月18日(火)@山形 RAF REC
2016年10月19日(水)@宮城 仙台TIKI-POTO
2016年10月21日(金)@奈良 NEVERLAND
w/ NUBO、ガガガSP
2016年10月22日(土)@大阪 FANDANGO
w/ TURTLE ISLAND
2016年10月26日(水)@高松 TOONICE
w/ tricot
2016年10月28日(金)@愛媛 松山Double-u studio
w/ tricot
2016年10月29日(土)@徳島 GRINDHOUSE
w/ ヒグチアイ、ROTH ART BARON
2016年11月2日(水)@島根 松江canova
w/ おおはた雄一、おとぎ話
2016年11月3日(木)@広島 ヲルガン座
2016年11月4日(金)@岡山 Crazymama 2nd Room
w/ SHANK、STANCE PUNKS
2016年11月6日(日)@滋賀 B-flat
w/ PAN、STANCE PUNKS
2016年11月11日(金)@山形 酒田HOPE
w/ FRIDAYZ、STOM’PIN’ BARD
2016年11月18日(金)@三重 鈴鹿ANSWER
w/ ENTH
2016年11月19日(土)@愛知 名古屋CLUB ROCK’N’ROLL
w/ SuiseiNoboAz
2016年11月20日(日)@静岡 沼津QUARS
w/ THE TRUST BLAST、セックスマシーン
2016年11月23日(水祝)@埼玉 HEVEN’S ROCK熊谷VJ-1
w/ あらかじめ決められた恋人たちへ
2016年11月25日(金@)茨城 水戸LIGHT HOUSE
w/ OLEDICKFOGGY、My Hair is Bad
2016年11月26日(土)@福島 いわきSONIC
w/ My Hair is Bad、Wienners
2016年12月3日(土)@埼玉 越谷EASYGOINGS
w/ the chef cooks me、HUSKING BEE
2016年12月4日(日)@神奈川 厚木Thundersnake
w/ STERUSS、naf
2016年12月11日(日)@大分 Club SPOT
w/ 人性補欠
2016年12月13日(火)@宮崎 SR BOX
w/ All Found Bright Lights、S.M.N.
2016年12月14日(水)@鹿児島 SR HALL
w/ All Found Bright Lights、S.M.N.
2016年12月16日(金)@熊本 Django
w/ bacho
2016年12月17日(土)@長崎 Studio DO!
w/ bacho
2016年12月18日(日)@福岡 Queblick
w/ bacho
2016年12月23日(金祝)@沖縄・G-shelter
チケット代 : 3,000円+税
PROFILE
MOROHA
2008年結成。
舞台上に鎮座するアコースティック・ギターのUKと、汗に染まるTシャツを纏いマイクに喰らいつくMCのアフロからなる2人組。互いの持ち味を最大限生かす為、楽曲、ライブ共にGt×MCという最小最強編成で臨む。その音は矢の如く鋭く、鈍器のように重く、暮れる夕陽のように柔らかい。相手を選ばず、選ぶ筈が無く、「対ジャンル」ではなく「対人間」を題目に活動。ライヴハウス、ホール、フェス、場所を問わず聴き手の人生へと踏み込む。道徳や正しさとは程遠い、人間の弱さ醜さを含めた真実に迫る音楽をかき鳴らし、賛否両論を巻き起こしている。雪国信州信濃から冷えた拳骨振り回す。