いつも味方でいてくれるお母さんへ、親孝行の気持ちを込めて
──こだわりポイントはどのあたりですか?
菅田:全ページですね。本当にこだわりました。構成とか写真の順番とか一緒に考えたり、たくさん話し合って決めました。最後のページを笑っている写真にしたのは、「これからの未来に続けていきたい」というメッセージを込めたんです。そうやって色々と皆さんと考えて出来た1冊になっています。
──表紙のカットはどのように決めましたか?
菅田:いくつか候補をいただいたんですけど、「これだ!」と直感で思ったのが今の表紙です。インパクトがあって、いろんな方の目を引くデザインにしたかったんです。このタイトルの「すのあき」という文字も自分で書いたんです。何回もどんな雰囲気が良いかなって書き直したんです。
──美文字ですよね。
菅田:頑張って「すのあき」っていっぱい書きました。でも「菅田愛貴」より書きやすかったですね(笑)。

──お気に入りの衣装はありますか?
菅田:たくさん衣装を用意していただいたのですが、特に雪の中で着た赤いコートがお気に入りです。雪の白とのコントラストがすごく綺麗で、絵本みたいな雰囲気になりました。
──写真集のなかで、モナリザと同じポーズをしているカットがすごく好きでした。
菅田:私もあの写真、好きです。あれは撮影が一通り終わって撮影場所を出ようとしていた時に、たまたま真似して撮った写真なんです。


──写真集にはお母様も登場していますよね。
菅田:20歳になるということで、これまで育ててくれたお母さんに感謝の気持ちを伝えたくて、一緒に写真に残せたらと思いました。でもお母さん、すごく恥ずかしがり屋で、最初は何度も断られたんです(笑)。
──お母様ってどんな存在ですか?
菅田:ものすごくかわいいです。性格がかわいいですね。本当に20年間支えてもらって、自分よりも私たち、子どものためにめちゃめちゃ頑張ってくれる、良いお母さんだと思います。それを私は胸を張って言えるので、そんなお母さんにちょっと親孝行の気持ちを込めて一緒に撮りました。

──お母様に写真集を渡したら、どんな反応が帰ってきそうですか。
菅田:きっと泣きながら喜んでくれますね。お母さんは、どんなときでも私の味方でいてくれる、大きな存在です。私が「ダイエットしてるから、夜ご飯いらない」とか言っても必ず用意してあるんです。そんな優しいお母さんなので、いつも感謝しています。
──最後のページに菅田さんのこれまでのヒストリーページが公開されているのもおもしろいですよね。
菅田:私の人生を皆さんにお届けしたい!と思って入れてみました。小学校の頃は前髪がなくて、お兄ちゃんと弟に囲まれていたので、結構やんちゃだったりしましたね。でも見てると、懐かしいですね。私ずっとちょんまげしてたんですよ。写真を見返すとほぼちょんまげ(笑)。
