結局のところはライバーとしてどこまでいけるかが勝負
──すごく熱いメッセージですね。
僕の曲って、基本的には熱い・悲しい・ふざけているのどれかに該当するんですよね(笑)。「未来は変えられるんだ」って自分と、「君さえいなければよかったのに」って自分と「おっぱいちゅっちゅしたい」って自分。そもそも根暗なので、明るい雰囲気の曲を作ろうとすると、おどけるほうに振り切るしかなくて。
──鈴木りゅうじという人間も、この3要素で構成されているのですか。
みんなが見ている表面はそうですね。でも、誰も見ていないところでは、わりと無です(笑)。笑わないし怒らないし悲しまないから、傍から見たら「大丈夫かな」って心配になるタイプかも。
──無な鈴木さんって、あまり想像がつかないですね。
本当に感情の起伏がないんです(笑)。作詞が捗るのも、嫌なことがあったときや物事が上手く進んでないときで。明るいイメージを貫いている分、自然とバランスを取っているのかもしれないですね。

──これからは、どのようにアーティスト活動を進めていくんですか。
ふたつの進行を同時に走らせていこうと考えています。ひとつは、いままで通り自分の経験や感じたことをもとに、僕が歌詞を書くソロプロジェクトのS.Dragon-Er。もうひとつは、プロデューサーに楽曲のイメージを投げて、出来てきたものを僕が歌うスタイルの鈴木りゅうじ。やりたいことと売れるためのことを同時に進めていこうと計画中です。
──売れるためのこと、ですか。
自分の頭で考えると、得意なことに特化してライブ配信によってきてしまうから、自分のキャパを大きく超えることはないと思ったんです。だったら、プロデューサーをつけて、第三者から見える魅力やイメージを最大限に引き出してもらい、ロードマップを描いてもらったほうがいいかなって。売れることって難しいけど、やっぱりすごく大事なことじゃないですか。
──たしかに。
それに、そろそろできないことや知らないことを自分で抱えこむまず、できる人と一緒にやっていくタイミングなんじゃないかなとも思って。ひとりで頑張ってきたからこそOBSとかもかなり詳しくなりましたけど、音楽業界という大きな枠組みで考えると、どうしても自分だけでやれる限界がある。自分が出ていくことは自分しかできないけど、プロフェッショナルにお願いしたほうがいいことって、いっぱいあると思うんですよね。なので、歌詞を書くのは好きだしやりたいこととして続けながら、プロデューサーに描いてもらった地図を元に音楽業界で戦っていこうと思っています。まだいまは新しい状態を試している段階なので、これから少しずつ変わっていくんじゃないかな。
──シンガーとして、新たな道を切り開いていくんですね。
そういうことになりますね。とはいえ、結局のところはライバーとしてどこまでいけるのかが、僕の勝負だと思っています。芸能界に入って、タレントになったとしてもシンガーになったとしても、僕の出自は「17LIVE」。とりわけ、歌う鈴木りゅうじはライブ配信で生まれましたからね。どんな道に進んでも帰ってくる場所は「17LIVE」だし、ライブ配信を続けていようと思います。
──では最後に。今後の目標を教えていただけますか。
「舟から船へ」っていうのが、2023年中に絶対やろうと掲げているテーマです。プロデューサーのように手伝ってくれる誰かを仲間にして、自分を軸にした仕事が生まれている状態を作り出していくのが今年の目標。メディアミックスも駆使して、配信以外のことも頑張っていきたいですね。そして、鈴木りゅうじのストーリーも次の章に進めていきます。

編集:梶野有希
「17LIVE公認ライバー10組によるコンピレーション第二弾!
ライヴ情報
鈴木りゅうじ 無料ワンマンライヴ開催!
〈『Additional Time』“31KOU Birthday LIVE”〉
日付:2023年7月29日(土)
場所:新宿SAMURAI
開場 / 開演:12:00 / 12:30
料金:¥0(+1Drink)
チケット:https://t.livepocket.jp/e/oqwv1
「17LIVE(イチナナ)」ライバーの記事はこちらから
PROFILE : 鈴木りゅうじ
17LIVER及びドラマー及びシンガー。
10歳からドラムをはじめ、18歳よりバンドHIGH BONE MUSCLEのドラマーとして活動開始。2017年11月より17LIVEで配信開始。2020年、2021年と2年連続で「17LIVE(イチナナ)」内の世界大会でプレイヤー部門にて優勝。2020年1月25日より自身がヴォーカルを務めるラップユニット、S.Dragon-Erを結成。3枚のCDをリリース。ワンマンライヴは配信、現場含め6本開催に至る。〈イナズマロックフェス2022〉ではオーディションを通過して風神ステージに出演。2022年4月に「17LIVE(イチナナ)」内の番組でXJAPANのYOSHIKIさんと共演。ドラムで紅を披露し「負けた!」との評価を頂く。同年、ザテレビジョンのWEBニュースで“17LIVE代表ライバー”としてインタビュー記事を掲載され、Yahoo!ニュースLINEニュースにも掲載。同年の11月、テレビ東京冬の音楽祭2022では西川貴教さんのサポートドラマーとして出演。地上波テレビ出演や配信限定のワンマンライヴ、ライヴハウスでのワンマンライブなど、多方面で活躍中。
■公式Twitter:https://twitter.com/rewgy1919
■リンクツリー:https://linktr.ee/sdragoner
「17LIVE(イチナナ)」
"人と人のつながりを豊かにすること。"をミッションに掲げる「17LIVE(イチナナ)」は、世界で5,000万以上のユーザーを有する日本最大級のライブ配信プラットフォーム(2023年2月時点)。ひとつの空のもと、七つの大陸を舞台に、ライバー(配信者)とリスナー(視聴者)が「今この瞬間」を共有し、リアルタイムで喜びや感動を分かち合える世界を目指している。
公式HP:https://jp.17.live/
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