ジャケットのイメージはジョジョ立ち
──もう1曲のA面の“It's Show Time!”は、はじめて聴いたときどうでしたか?
西脇 : これまでの曲だと、“Magic All Night”みたいにみんなで跳ねて盛り上がれるような曲だなと思いました。フェスで1曲目に披露したら、インパクトがあるんじゃないかな。
小町 : “It's Show Time!”の作詞・作曲は、“Step by Step”を作ってくれた千葉"naotyu-"直樹さんなんですけど、「みんなこういう曲好きでしょ?」みたいな、みんなで盛り上がりそうな曲ですね。
藤井 : この曲はピアノの音が入ってるのがすごく好きなんですよ。小学生からピアノをやってたので、音に反応しちゃって。後半のサビにかけて激しいピアノの音が入って、そこからグーンと盛り上がるので、そこが聴きどころですね。
夏芽 : いままでと音や楽器の使い方が違うので、また新たな一面が見せられるなと。“碧い鏡”の内に閉じこもる感じと比べて、“It's Show Time!”は自分から出てくいく外向けな楽曲で、イメージがガラッと違っていてそこがすごくおもしろい。あと、“It's Show Time!”をメインにしたTYPE-REDはジャケット写真をめっちゃ頑張って撮ったんですよ。
──撮影はそんなに大変だったんですか?
夏芽 : ポーズがすごいんですよ。ジョジョ立ちをイメージしているんですけど、いろんなポーズをとって、関節という関節を曲げられ(笑)。腰をすごく使って撮ったので、結構大変でした。
──あ、ジョジョ立ちがテーマなんだ! 「ジョジョの奇妙な冒険」は見たことありましたか?
夏芽 : このときは見たことなくて、この撮影のあとで、ジョジョのアニメを見始めました(笑)。めっちゃ長くて、まだ2部ですけど(笑)。

──なるほど。西脇さんは、この曲ではラップもしてますよね。
西脇 : そうなんですよ! 楽曲をはじめて聴いたとき、まさか自分がやるなんて思っていなくて「ここは練習しなくても大丈夫かな? 」って思ってました(笑)。ラップ自体は高校生のときにちょっと友達とハマってた時期があったんです。友達がすごくモノマネする子で、その子に「朱音もやってみてよ!」って言われて、一緒にやらされてました(笑)。それはもう強制的に(笑)。だから、今回任されたときはちょっと正直嬉しかったです。
──西脇さんのラップを聴いてみてどうでしたか?
夏芽 : 楽曲をいただいた時点では、この部分を誰が歌うかわからなかったんですけど、いちばん想像してなかった朱音が抜擢されたので、そこがおもしろいって思いました。
──確かにこのメンバーでいちばんラップしなさそうですよね。
夏芽 : そこがいいんですよ(笑)。
──この曲たちがリリースされて、7月からは東名阪ツアー〈TINY TURN〉がはじまります。みなさんはどんなツアーにしていきたいですか?
西脇 : サンダルテレフォンの新たな一歩として、この東名阪ツアーを通して、もう一段階上のステージに行きたいです。大阪の〈梅田BananaHall〉も名古屋の〈愛知RAD HALL〉もやったことがない会場なので、どっちも楽しみです。
藤井 : これまで東京のライヴに遠くから来てくれたりしてる人がいたんですけど、今回は自分たちが行くということで、名古屋周辺の人も大阪の周辺の人も、その場所でたくさんの方にお会いしたいです。
小町 : ツアーが決まったときはもちろん嬉しかったんですけど、正直不安もたくさんありますね。でも、ツアー初日の東京公演は、私の生誕祭とも兼ねているので、気合いが入っています。
夏芽 : 大阪、名古屋で単独でライブをするのもはじめてですし、ツアーも初めての試みなので、ドキドキしています。いままでワンマンは1回の公演に、練習を集中してやっていたんですけど、これは3回公演になるので、それもすごい新たな挑戦だなと思っていて。東京よりもさらに大阪、大阪よりも名古屋で、毎回最大級のパフォーマンスを見せていけたらなって思っています。

編集補助 : 安達瀬莉、平石結香莉
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サンダルテレフォン
LIVE INFORMATION

〈1st TOUR 2021 - " TINY TURN "〉
▶︎東京- 7/1(木) TSUTAYA O-WEST【小町まい -BDF2021-】
▶︎大阪- 7/10(土) Banana Hall
▶︎名古屋- 7/11(日) RAD HALL
詳細はこちら https://sites.google.com/view/sandaltelephone/home
PROFILE:サンダルテレフォン

2019年4月に結成。略称”ダルフォン”「音楽で世界を笑わせたい、泣かせたい、踊らせたい」小町まい,夏芽ナツ,藤井エリカ,西脇朱音からなる4人組ガールズグループ。グループ名の由来は「電話が繋がらなくても、大切な人とは心で繋がっていたい」という思いから。 ダンサブルなポップスをサウンドの軸に若者の等身大の感情を歌詞に取り入れた楽曲と洗練されたライブパフォーマンスで観る人全てを魅了する。ライブ以外にも防犯大使等の社会活動を通して、幅広い層から愛されるグループを目指す。
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