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チャイコフスキー:交響曲 第 5番
ウラディーミル・アシュケナージ/NHK交響楽団
指揮者として最も円熟期にあるアシュケナージが2004年から2007年まで録音したチャイコフスキー・シリーズ。これまですべてスタジオ録音を行ってきましたが、ついに当盤で交響曲全6曲がすべて揃いました。アシュケナージはN響の精緻なアンサンブル力を存分に生かして、自然な流れの中でチャイコフスキーの力強い響き、叙情的な歌を描き出しています。アシュケナージの曲に対する確信と、そこに導かれるオーケストラの絶妙な機能美を聴き取ることのできる演奏です。


ラフマニノフ:交響曲 第 2番、ユース・シンフォニー
エド・デ・ワールト/オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
静かなる情熱と深きロマンティシズムを秘め、「これぞ、ラフマニノフ」の賞賛高まるオランダの名コンビ、デ・ワールト&オランダ放送フィルによる交響曲・管弦楽曲ツィクルスもいよいよ完結編です。ラフマニノフ至上の名曲「交響曲第2番」と若き日の逸品「ユース・シンフォニー」において、巨匠デ・ワールトの作曲家への確かな理解と真撃な愛情は、オランダ放送フィルの芳醇なサウンドと見事に溶け合い、ここに不朽の名演として結実します。


ラフマニノフ:交響曲 第 3番、死の島、スケルツォ
エド・デ・ワールト/オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
同コンビによるラフマニノフ・ツィクルス待望の第3弾は、後期秀作「交響曲第3番」、30代の「死の鳥」そしてモスクワ音楽院時代の「スケルツォ」です。厳格なまでに緻密かつ真撃な巨匠デ・ワールトの読譜とそのタクトは、名手ぞろいのオランダ放送フィルの力を存分に引き出し、重厚な響きの中に深い叙情と洗練された色彩を放つラフマニノフとなりました。作曲家の若き才気と円熟を示す3つの作品と対峙し、今、最も注目を集めるオランダの実力派名コンビ、その力量がここに証明されています


チャイコフスキー:交響曲 第 2番 「小ロシア」、「ハープサルの思い出」
ウラディーミル・アシュケナージ/NHK交響楽団
ウクライナの民謡などで歌われるモチーフを使った、民族性の濃いメロディが特徴の第2番「小ロシア」。ロシア人アシュケナージならではの強い民族性の主張から奏でられる、高揚感を沸き立たせるリズム感、華々しく壮麗な最終楽章。すべてがウクライナの郷愁を誘います。カップリングではアシュケナージがピアニストとしての顔を見せ、チャイコフスキーの珍しいピアノ曲「ハープサルの思い出」を披露します。3つの楽章でまとめられた同曲で、特に第3楽章の“無言歌”はクライスラーの手でヴァイオリン用にアレンジもされている名曲。 現在は公ではピアノを弾くことのないアシュケナージの類希なピアニズムが聴けます。また小曲ながらもロシア人ピアニストとしてのアシュケナージの愛情と包容力に満ちた演奏です。


ラフマニノフ: 交響曲第 1番
エド・デ・ワールト/オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
ラフマニノフが生前、初演以来演奏されることを拒んだこの「問題作」は、ラフマニノフの深い叙情性、豊かな旋律が随所に現れるラフマニノフらしい作品の一つとして評価されています。円熟期を迎えるデ・ワールトが10年来の信頼厚いパートナーであるオランダ放送フィルとのコンビネーションでお贈りする感銘深い熱演です。このコンビによる満を持しての「ラフマニノフ・ツィクルス」が、青年ラフマニノフの力作、交響曲第1番から始まります。


マーラー: 交響曲第6番「悲劇的」
ウラディーミル・アシュケナージ/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
同コンビのマーラー第2弾は「悲劇的」です。アシュケナージはマーラーの描いた劇的な人間の運命の破壊、またソナタ形式の破壊という2つの「悲劇」を絶好調のチェコ・フィルとともに語り尽しています。またドヴォルザーク・ホールの極上の響きが、マーラーが交響曲に求めた「響きの宇宙観」をさらに大きく描いており、マーラーの原点を垣間見ることができます。松脂が飛び散るような低弦のリアリズム、管打楽器群とともに猛進するオーケストラのテンションと、明と暗を大胆に表現したマーラー演奏の全てが、DSD録音によって克明に録音されています


ショスタコーヴィチ: 交響曲 第10番
エリアフ・インバル/東京都交響楽団
2012年はインバル&都響によるショスタコーヴィチがブレイクする記念すべき年となりました。続々リリースされたタイトルが各音楽雑誌にて最上級の評価を得ることとなり、一つのブランドの誕生となりました。インバルの細部まで見渡すようなヴィジョンと共にある重戦車が疾走するようなドライヴ感。そして都響がそれに呼応して現代オーケストラが発揮しうる最上級のアンサンブルを聴かせます。ショスタコーヴィチの求める音楽がまさに目の前に存在するようです。まさに世界の最上級の演奏と言っても過言ではない演奏です。今最高の評価を受けるインバル&都響の決定的ライヴ盤の登場です。


チャイコフスキー:交響曲 第 1番 「冬の日の幻想」
ウラディーミル・アシュケナージ/NHK交響楽団
同コンビのチャイコフスキー・シリーズ、第4弾は交響曲第1番「冬の日の幻想」です。チャイコフスキーの6つの交響曲の中でも、ロシアの大自然へのイマジネーションを喚起させひときわ標題性の高い第1番。ロシアのメロディーに呼応するアシュケナージの真正で豊かな歌心や、彼ならではの骨太かつ深くあたたかな音色が全編に満ち溢れ、巨匠アシュケナージの真髄を見せつけます。NHK交響楽団の真摯精密なサポートも聴きもの。シリーズ通してのスタジオ録音です。


チャイコフスキー:交響曲 第 3番 「ポーランド」
ウラディーミル・アシュケナージ/NHK交響楽団
交響曲第4番で始まったアシュケナージ&N響のチャイコフスキー・シリーズ。続く第2弾は交響曲第3番「ポーランド」です。先月リリースになった第4番とともにアシュケナージの音楽監督就任後初の定期演奏会で取り上げられた意欲作で、同じく演奏会に先立って行われた完全セッションでの収録です。アシュケナージは透視眼のように作品全体を見通し、現代的なアプローチによってチャイコフスキーに新たなる息吹を与えます。N響は極めて機能性の高い好演奏で応え、同コンビの新時代を予感させる洗練されたチャイコフスキーを聴かせます!


チャイコフスキー : 交響曲 第 4番
ウラディーミル・アシュケナージ/NHK交響楽団
2004年9月アシュケナージがいよいよNHK交響楽団の音楽監督に就任し、新しい時代の幕開けを迎えました。この新コンビの大きな命題のひとつであった「レコーディング」にEXTONとともに意欲的に取り組み、就任に際しては、約1ヶ月の間に「ベートーヴェン:交響曲第4番&第5番」(就任記念演奏会ライヴ録音)を含む3つのプロジェクトを集中的に行いました。ここに登場するチャイコフスキーは完全セッション録音で行われたチャイコフスキー交響曲全集シリーズの第1弾です。シリーズ第1弾である交響曲第4番は、アシュケナージの音楽監督就任後最初の定期演奏会のメイン・プログラムであり、演奏会に先駆けてのセッション録音。「運命の動機」で始まる極めて劇的なこの交響曲と向き合い、アシュケナージのタクトは丁寧にその輪郭をえぐり、オーケストラからはロシアの地の力強さと叙情に満ち溢れた豊かな音を引き出します。世界に誇るN響の実力も顕著な名盤が誕生しました。


The Malady Of Elegance
Goldmund
精緻に作りこまれたセンチメンタルなエレクトロニカ路線のヘリオス名義、ソロ・ピアノにフォーカスしたミニマルで静謐なポスト・クラシカル路線のゴールドムンド名義を中心に、アップル、フェイスブック、グーグルなどのCM音楽や映画のスコアも手がける優秀な作曲家キース・ケニフ。ヘリオス、ゴールドムンド両名義ともに、エレクトロニカ、ポスト・クラシカル両シーンの中心としていつづけること10年以上。 本作はキース・ケニフがゴールドムンドとして2008年にType Recordingsからリリースした2ndアルバム『The Malady of Elegance』の再発盤。2011年ごろに廃盤となって以来、長年再発が待ち望まれていましたが、オリジナルリリースから約9年が過ぎ、ついに再発となりました。 2005年のデビュー作『Corduroy Road』はHonda「ASIMO」のCMに楽曲が使用されロングセラー。その3年後にリリースされた本作は、『Corduroy Road』同様、両親が所有していた古いピアノを使用。繊細に演奏されたアップライト・ピアノの素朴でノスタルジックなメロディーは、頭のなかで実家のリビングルームのあたたかな記憶が広がるような親密さをもっています。彼が実際に演奏する部屋の雰囲気を再現しようと、ピアノのハンマーが動く音やペダルが軋む音までを音響的な細部へのこだわりをもって録音されており、やさしいピアノのメロディーの背後にはほんのかすかな電子音を配置した、メランコリック・ピアノの歴史的名作です。 「気品のある病気」という印象的なアルバム・タイトル。ミステリアスな雰囲気を漂わせるアートワーク。ちょうど「ポスト・クラシカル」という言葉が使われはじめたころにリリースされ、現在に渡るまでゴールドムンドのベストセラー作品。米FACT MAGAZINEはキース・ケニフを「静かなるフロンティアの最前線」と評しましたが、静かで繊細な音楽を愛するものにとっては一生の付き合いとなる作品と言えるでしょう


Vula
ANDROMEDA MEGA EXPRESS ORCHESTRA
フルート、サックス、クラリネット、トランペットといった管楽器が複数、ハープ、ギター、ダブル・ベース、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロといった弦楽器も複数、さらにヴィヴラフォン、ドラム、パーカッションといった打楽器にピアノ、シンセなども加わった総勢18人のクロスオーヴァー・アンサンブルによる、結成10年を記念した通算4枚目のアルバム。


Premier Quatuor
Quatuor B
挑む、サクソフォーン四重奏の源流誕生から数々の名曲が生み出され続けるサクソフォーン。とりわけ室内楽の定番となりつつある四重奏曲の完成度の高さは初期作品からも伺い知れる。サクソフォーン四重奏最初の作品であるサンジュレ作曲「第一四重奏曲」を皮切りにその源流に迫る、クワチュール・ベー結成10年目に送る意欲作。


ショスタコーヴィチ:交響曲 第 10番
ジョナサン・ノット/東京交響楽団
各方面から賞賛を受け、新時代の到来を期待させる、ジョナサン・ノットと東京交響楽団の最新録音盤が登場です。ショスタコーヴィチ:交響曲第10番は、2016年に行なわれた同コンビのヨーロッパ・ツアーで喝采を受けた楽曲で、当盤はそのツアー前のサントリーホールでのライヴ収録です。東京交響楽団の高い技術力が存分に発揮され、ジョナサン・ノットと繰り広げられる丁々発止の音楽的密度の濃い演奏が聴きものです。美しく紡がれる弦楽奏、木管楽器の華麗なソロ、重厚なパワーを轟かせる金管楽器。ショスタコーヴィチの魂に触れるかのような音楽のエネルギーに満ち、ライヴ盤ならではの興奮を伝えます。ノットがオーケストラを見事に統率し、存分にドライヴさせた渾身の演奏です。現在日本を代表する名コンビに、ぜひご注目ください。


GESTO
V.A.
「21世紀のクルビ・ダ・エスキーナ」と称される現代ブラジルの尖鋭的なアーティストが集う音楽サークルにおいて、中心的な役割を担う3人、才色兼備のクラリネット奏者ジョアナ・ケイロス、そのサークルのなかで最も傑出した作・編曲家/ピアニストとして賞賛されるハファエル・マルチニ、クラシック/ジャズを素地とした卓越した演奏でシーンの屋台骨となるギタリスト、ベルナルド・ハモスからなるスーパートリオの1stアルバム『GESTO』 。自国の音楽を重要なエレメントとして据えながら、ジャズやクラシック、ブルックリン周辺で繰り広げられるインディー・ロックなどからの影響がハイブリッドされた楽曲が、クラリネット、フェンダーローズ、エレクトリック・ギターを軸とした編成で、音との戯れとでもいえるしなやかな身ぶり(ジェスト)により奏でられ、あらたなチェンバー・ポップ・サウンドの結晶が生成されるとともに、その内部に表現を超えた、古代性をはらんだ寓話(パラーベル)の世界が呼び起こされる。


グルーヴィー・ストリングス・スタンダーズ!
101ストリングス・オーケストラ
グルーヴィーでおしゃれレトロ感覚満載のストリングスによるスタンダード名曲集。ジミー・ウェッブ、バカラックらの珠玉のメロディ・・・101ストリングスによる名演!


オレグ・クリサ プレイズ バッハ
オレグ・クリサ, オレグ・クリサ/水野佐知香/ヴィルトゥオーゾ横浜
巨匠ダヴィッド・オイストラフの愛弟子で、ヨーロッパでその名を知られてきたヴァイオリンの名手オレグ・クリサが、ついにエクストン・レーベルからバッハ・アルバムをリリース。彼が奏でるバッハ演奏は、色鮮やかで、リズミカルで、そしてハッとするような和音の響きが素晴らしく、これが本物のバッハだと思わせます。そして、水野佐知香&ヴィルトゥオーゾ横浜とのドッペル・コンチェルトでは、バロックの世界が目の前に広がる、清々しい演奏です。深みがありながら、瑞々しくもあるヴァイオリンの音色で、真のバッハをお楽しみください。


シューマン 詩人の恋 作品48
ジョン・健・ヌッツォ & 中島剛
2015年9月10日、東京・ハクジュホールが感動に揺れた・・・伝説のライブ!世界を舞台に活躍を続けるジョン・健・ヌッツォ。2015年9月に東京・ハクジュホールで行われた''John Ken NUZZO in Recital''からの「シューマン:詩人の恋 作品48」ライヴ録音。ハイネの詩による「詩人の恋」は全16曲からなり、6曲めまでは愛の歓びを、7曲めから14曲までは破れた恋の哀しみを、終りの2曲は過ぎ去った日々への想いを描いています。「ミルテの花」「リーダークライス」「女の愛と生涯」など、愛に溢れた多くの歌曲を世に出し、シューマン「歌の年」ともいわれる1840年に作られた歌曲の中でも「詩人の恋」は最も優れたもののひとつです。ライヴならではの空気の中で紡ぎだされるジョン・健・ヌッツォの歌声は、極上の宝石のような輝きに溢れており、その類いまれな奇跡の声と、限りない愛に包まれます。


ショスタコーヴィチ:交響曲 第 6番 & 第 9番
アレクサンドル・ラザレフ/日本フィルハーモニー交響楽団
回を重ねるごとに、コンサート、CD、共に高い評価を受ける、ラザレフ&日本フィルによるショスタコーヴィチ・シリーズ。ロシア人指揮者としてラザレフの魂が奏でる音楽は切れ味がよく、華麗な技巧で奏でる木管楽器の華やかな音色、金管勢の迫力あるファンファーレが響き渡り、ダイナミックになる打楽器、そして弦楽器の重量感のある響きは厚みを増していき、現在の日本で最高のロシア音楽を奏でるコンビとしての実力を聴かせます。エネルギーに満ちたショスタコーヴィチの世界が広がります。


Cocoon
Emma Gatrill
ポストJoanna Newsomなイギリスのハープ・シンガーEmma Gatrillによる叙情溢れる新世代オーケストラル・ポップ! 英ブライトン出身のハープ奏者、マルチインストゥルメンタリストEmma Gatrillのニューアルバム。ほぼハープの弾き語りのみで製作されたファーストアルバムからBroken Social Scene、Laura Marlingらのツアーの経験を得て製作された本作では、アナログ・シンセやドラムマシーン、ギター、エレクトロニクスなど生楽器問わず新たなサウンドをふんだんに取り入れ、大きくスケールアップ。Joanna Newsomはもちろん、盟友Rachael DaddやRozi Planeらとも比較される柔らかなボーカルとクラシックなソングライティングに、多数のゲストアーティストの参加やマルチ奏者の面目躍如といった様々な楽器演奏と音楽的実験が繰り広げています。より磨きのかかった楽曲は叙情に溢れ、バイオリンとギター、クラリネットがドラマチックに絡み合う[7]、ギリシア神話を激しい弦と雷のドラムを背景に探検する[8]、室内ポップオーケストレーションによって気候変動を描いた[2]など、損失と孤立、希望、そして共感といった普遍的な懸念が描かれます。ミックスにはLaura Marling、Thurston Moore、Florence and the Machineなどの作品を手がけたDan Cox。「Cocoon」にはJuana Molinaの愉快な実験、Julia Holterの知的なポップ、「Vespatine」期のBjorkのようなテクスチャ豊かなアレンジメントがあります。


シオン×スパーク!
フィリップ・スパーク & オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ
オオサカ・シオン・ウインド・オーケストラ、2015年6月に開催された第111回定期演奏会のライブ録音の登場です!アルフレッド・リード、ヤン・ヴァンデルロースト、ヨハン・デメイといった、吹奏楽の世界において非常に重要な作曲家を招いての数々の定期演奏会を行ってきたシオンですが、ついにフィリップ・スパークの指揮による自作・編曲の定期演奏会が実現しました。超満員の観衆の中、繰り広げられた両者の熱演が蘇ります。スパーク自作自演の決定盤の登場です。


Dear Old Stockholm
Vladimir Shavranov Meets Harry Allen
ロシアン・ジャズ・ピアニスト、ウラジミール・シャフラノフとアメリカン・テナーサックス・プレイヤー、ハリー・アレンが北欧のストックホルムで邂逅。スエーデンの名歌『懐かしのストックホルム』などスタンダード曲をワンホーン・カルテットでジャズ芸術の素晴らしさを教えてくれる名演!


''Il Flauto Veneziano'' ヴェネツィアの笛 —18世紀ヴェネツィアのリコーダーのためのオリジナル・ソナタ—
アンサンブル''ラ・スカトラ・デリ・アーギ''
18世紀の前半はヨーロッパの中でリコーダーの黄金時代であり、後期バロックの際重鎮たる作曲家たちの何人かはリコーダーのために最も多くの作品を残している。たとえばドイツのJ.S.バッハ、ヘンデル、テレマン、フランスのオットテール、イギリスのH.パーセル、ナポリのA.スカルラッティ、そしてヴェネツィアに戻ってヴィヴァルディがいる。''赤毛の司祭''(ヴィヴァルディ)は、室内楽曲とリコーダーのソロ協奏曲において質・量ともに絶大なものを世に残している。今回のプログラムでは、ヴェネツィアのリコーダーと通奏低音のためのソナタを選んだ。ヴィヴァルディ時代の音楽の息吹を味わっていただきたい。


ウクレレ・サーフ・スタイル3 - Acoustic Style Covers
Uke Festival Sessions
ナチュラルに響くウクレレの音色に、波音が聴こえてきそうなウクレレ・カヴァー・アルバム第3弾。Taylor Swift、Carly Rae Jepsen、Bruno Marsなど、旬なヒット曲をウクレレでアコースティックにアレンジ。海沿いカフェやビーチの雰囲気にぴったり。


シューベルティアーデ
アレクサンダー・カガノフスキー/大島妙子
シューベルトがウィーンで本格的に音楽活動を始めていた当時、彼を囲んで気心の知れた友人たちが催す小さな演奏会を、「シューベルティアーデ」と呼んでいました。そこでシューベルトは自作の試演をしたり、リクエストに応えて旧作を再演して、仲間達を彼のロマン溢れる音楽と会話で魅惑の時間を過ごしていたのでした。ベルン交響楽団の首席チェリスト、アレクサンダー・カガノフスキーのチェロと大島妙子のピアノのデュオが催す一夜のシューベルティアーデがここに蘇ります。ここに収録された作品は全て本来、チェロとピアノのために書かれた作品はではありません。アルペジョーネ・ソナタもその名が示すとおり、6弦のチェロに似た楽器のために作曲されたもので、現在はチェロで演奏されるのが慣習となってます。ソナタイ長調はヴァイオリンのため、また二つの歌曲も同様、人の声の音域に1番近いといわれる楽器、チェロがシューベルトの珠玉の作品を謳い紡いでゆきます。


ベルリオーズ:幻想交響曲 作品 14 & リハーサル
シャルル・ミュンシュ/日本フィルハーモニー交響楽団
1962年冬、ミュンシュは日本フィルハーモニー交響楽団の招きに応じ来日。当時名指揮者の単独来日はまだ珍しく、数回のコンサートはすべて大きな話題となりました。この「幻想」はその掉尾を飾ったコンサートで、後半に行くにしたがいテンションを上げていき、稀にみる熱演を生んでいます。またミュンシュのリハーサルは大変珍しいもので、音楽が高潮していく様子が手に取るように感得でき、最後は楽員への挨拶で結ばれる貴重なドキュメンタリ—です。文化放送のラジオ番組「東急ゴールデンコンサート」の記録で、オーディオ評論家、故若林駿介秘蔵のテープからのCD化です。


ブラームス: 交響曲 第 2番&第 4番/アファナシエフ、新日フィル
ヴァレリー・アファナシエフ/新日本フィルハーモニー交響楽団
多様な音楽活動で話題のアファナシエフ。彼が2001年秋の来日時に取り上げたブラームス連続演奏会。中でもひときわ強い印象を残したのは、「指揮者アファナシエフ」の存在感でした。息の長いフレージングで音楽への想思いをオーケストラに投げかける彼の指揮によって、新日本フィルがライヴならではの一期一会名演を繰り広げます。


マーラー 交響曲第 7番
ウラディーミル・アシュケナージ/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
近年劇的な楽員の新陳代謝を遂げているチェコ・フィルは、アシュケナージとともに、伝統をそのままに現代的な機能美を湛えた魅力を髣髴させる演奏を繰り広げています。ここで聴けるマーラーはまさにその成果が存分に生かされた内容となっています。マーラー自身がチェコ・フィルで初演したこの曲は、チェコ・フィルの楽員にもドヴォルザークの演奏と同じ自負とプライドがあり、ここでもマーラーの懐疑、狂気、屈折、官能その全てをアシュケナージとともに描き出しています。まさに新世紀のマーラー像と言える快演です。


J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲
アレクサンドル・クニャーゼフ
世界的に有名なチェリストであるアレクサンドル・クニャーゼフには、オルガニストとしての一面もあることをご存知ですか?当盤では、その貴重なオルガン演奏によるゴルトベルク変奏曲を収めています。楽器は変わっても、彼の優れた音楽性は変わることなく、崇高なバッハの世界を作り上げています。教会に響く高尚なオルガンの音色をどうぞご堪能ください。


スーパー・ライヴ!
ヤマハ・テューバ・デュオ
ポルトガルが生んだテューバ界の風雲児セルジオ・カロリーノと日本を代表するトップ奏者次田心平が国境を越え、最強タッグを結成しました。2015年11月に東京・ヤマハホールでデュオ・リサイタルが行なわれ驚異のサウンドで聴衆を圧倒しました。楽曲はすべてが世界初演、日本初演ばかり。今回の彼らのために書かれた作品が中心です。二人の息のあった磐石のアンサンブル。最低音から高音域まで乱れることないパワフルな音色とハーモニー感。超絶技巧もいとも簡単に奏でる完璧なテクニック。二人のすべての技術が圧倒的で聴くものは彼らの演奏の虜となるでしょう。他者を凌駕する世界最高峰のテューバ2名による競演であり、重量級の音楽の調和。テューバ新時代の幕開けとなるCDです。想像を超える圧倒的なパフォーマンスをお楽しみ下さい。


ヒンデミット:ホルン・ソナタ 他
ラデク・バボラーク&菊池洋子
世界一のホルニストであるバボラークによるヒンデミット・アルバムがついに登場。今回収録の楽曲は、どれも難曲として知られているものばかりで、その難しさゆえに演奏機会も多くありません。その難曲を軽やかに吹ききるテクニックは、バボラークにしかできない神業です。これまでも共演を重ねてきた菊池洋子が安定したサポートで応え、息のあった演奏を聴かせます。また、カップリングとして収録しているケクランの2曲は、無伴奏のホルンソロ。自由自在にホルンを操る技術に舌を巻くに違いありません。こちらも必聴です!


マーラー:交響曲 第 5番
マンフレッド・ホーネック/ピッツバーグ交響楽団
生粋のオーストリア人指揮者であるホーネック。マーラー演奏のみならず、マーラーがしばしばその音楽の重要な基礎としたオーストリアの音楽伝統に深い造詣を有しています。そのホーネックがシリーズ第4弾として世に問うのがマーラー交響曲第5番。まさにマーラー全創造における分岐点となった難曲です。ホーネックはスケルツォのテンポや多声構造、そしてアダージェットの解釈など、並々ならぬこだわりを持って「真正マーラー交響曲第5番」を表現します。随所に見られるウィーン風の音楽に、現在としては唯一となったピッツバーグ響のアメリカン・ブラス・サウンドが見事に融合した、重量形の演奏が繰り広げられます。エクストンの誇る最新技術による高音質録音により、それらを更に鮮烈に捉えています。


マーラー:交響曲 第 6番「悲劇的」
マルティン・ジークハルト/アーネム・フィルハーモニー管弦楽団
オランダの東部地区へウrだーランドを代表するオーケストラ、アーネム・フィルは1889年創立以来100年以上の歴史を誇る名門オーケストラで、オランダで最初にマーラーを演奏したオーケストラというエピソードを持っています。そのアーネム・フィルが現在の首席指揮者でウィーンに生まれ育った指揮者ジークハルトとともにおくる「悲劇的」。作品の内に潜む声を朗々と歌い上げた熱演です。生演奏の臨場感がほとばしるEXTONの最高音質録音がさらにパワーアップしたDSDマルチ・レコーディングでの鮮烈な録音。たっぷりとしたテンポの重厚・充実の第6番です。


チャイコフスキー: 交響曲第 2番「小ロシア」
小林研一郎/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
小林&チェコ・フィルによるチャイコフスキー交響曲全集がいよいよここに完結です。小林のチャイコフスキーの結論ともいえるこの全集は、民族色の強いこの2番で幕を閉じます。小林はふんだんに盛り込まれたウクライナ民謡を、決して過剰にならずに絶妙なうたいまわしで表現し、この交響曲に色付けをしています。チェコ・フィルを自在にライヴする小林のチャイコフスキーは必聴に値します。2001年3月プラハ「芸術家の家」での録音。


チャイコフスキー: 交響曲第 1番「冬の日の幻想」
小林研一郎/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
小林&チェコ・フィルによるチャイコフスキー交響曲全集第5弾は、26歳の作品、第1番「冬の日の幻想」です。2001年2月、チェコ・フィル定期演奏会に先駆けての録音です。今や登場する度にプラハの聴衆を熱狂させる小林の人気は不動のものです。小林は、ロシア民謡に喚起されたチャイコフスキーの魅力的な旋律やリズムを、有機的に一つの交響曲として造り上げています。幻想的な第1楽章から圧倒的な勝利感を炸裂させるコーダへと突き進むフィナーレまで、この曲の魅力を120%引き出した決定盤の登場です。


チャイコフスキー: 交響曲第 3番
小林研一郎/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
小林研一郎&チェコ・フィルによるチャイコフスキー交響曲全集第3弾!「第1楽章の序奏部からリズムに自信があり、響きが広がって空間を感じさせ、ヴァイオリンの美しさ、ピッチカートの意味深さ、木管の出し入れのニュアンスと、耳の御馳走が続く。」「小林は炎の指揮者といわれる反面、緩徐楽章への思い入れが人一倍強く、その感情移入は生半可なものではない。ファゴットが、オーボエが、なんと心をこめて歌うことだろう。とくにホルンの訴えの美しさと、ヴァイオリンのロマンティックな情感は筆舌に尽くせないほどだ。」——宇野功芳(ライナーノーツより)


稲妻〜Fulgor〜
V.A.
日本フィルハーモニー交響楽団の客演主席トランペット奏者、オッタヴィアーノ・クリストーフォリのデビュー・アルバム。イタリア・ネオ・ロマンティックの先導者ジャンパオロ・テストーニのアイデアをもとに、委嘱、選曲した、イタリア人作曲家によるオリジナル曲集。アルバム・タイトルの「稲妻」はクリストーフォリのために初めて作曲してくれたチンパネッリの新作「夏の稲妻」にちなんでおり、イタリアのトランペット曲が稲妻のように現れたという意味もこめている。ポンキエッリのコンチェルトは古典であるが、10曲中5曲が委嘱作、4曲が世界初録音という画期的な作品です。日本の唱歌「故郷」を主題にしたテストーニ「ふるさと変奏曲」や、プッチーニのオペラによるルッケッティの「マノン・レスコー変奏曲」など、技巧的には高度だが、音楽的には深みがあって聞きやすい作品ばかりが並んでいます。