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チャイコフスキー:交響曲 第 5番
ウラディーミル・アシュケナージ/NHK交響楽団
指揮者として最も円熟期にあるアシュケナージが2004年から2007年まで録音したチャイコフスキー・シリーズ。これまですべてスタジオ録音を行ってきましたが、ついに当盤で交響曲全6曲がすべて揃いました。アシュケナージはN響の精緻なアンサンブル力を存分に生かして、自然な流れの中でチャイコフスキーの力強い響き、叙情的な歌を描き出しています。アシュケナージの曲に対する確信と、そこに導かれるオーケストラの絶妙な機能美を聴き取ることのできる演奏です。


ラフマニノフ:交響曲 第 2番、ユース・シンフォニー
エド・デ・ワールト/オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
静かなる情熱と深きロマンティシズムを秘め、「これぞ、ラフマニノフ」の賞賛高まるオランダの名コンビ、デ・ワールト&オランダ放送フィルによる交響曲・管弦楽曲ツィクルスもいよいよ完結編です。ラフマニノフ至上の名曲「交響曲第2番」と若き日の逸品「ユース・シンフォニー」において、巨匠デ・ワールトの作曲家への確かな理解と真撃な愛情は、オランダ放送フィルの芳醇なサウンドと見事に溶け合い、ここに不朽の名演として結実します。


ラフマニノフ:交響曲 第 3番、死の島、スケルツォ
エド・デ・ワールト/オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
同コンビによるラフマニノフ・ツィクルス待望の第3弾は、後期秀作「交響曲第3番」、30代の「死の鳥」そしてモスクワ音楽院時代の「スケルツォ」です。厳格なまでに緻密かつ真撃な巨匠デ・ワールトの読譜とそのタクトは、名手ぞろいのオランダ放送フィルの力を存分に引き出し、重厚な響きの中に深い叙情と洗練された色彩を放つラフマニノフとなりました。作曲家の若き才気と円熟を示す3つの作品と対峙し、今、最も注目を集めるオランダの実力派名コンビ、その力量がここに証明されています


エンド・オブ・エイシア
坂本 龍一+ダンスリー
坂本龍一がYMO在籍時に、岡本一郎によって結成された古楽演奏集団`ダンスリー`とリリースしたセカンド・アルバム。中世ルネサンスの音楽を坂本独自の視点で再現した隠れた名盤。


三つのジャポニスム
飯森範親 & 大阪市音楽団
2012年11月7日、ザ・シンフォニーホールでの第104回定期演奏会ライヴ録音。原始から今日まで日本人に流れ続けるDNA、そして時空を超えた果てしない未来へのつながりをテーマに、オール日本人作品による意欲的なプログラムが組まれました。


ラフマニノフ: 交響曲第 1番
エド・デ・ワールト/オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
ラフマニノフが生前、初演以来演奏されることを拒んだこの「問題作」は、ラフマニノフの深い叙情性、豊かな旋律が随所に現れるラフマニノフらしい作品の一つとして評価されています。円熟期を迎えるデ・ワールトが10年来の信頼厚いパートナーであるオランダ放送フィルとのコンビネーションでお贈りする感銘深い熱演です。このコンビによる満を持しての「ラフマニノフ・ツィクルス」が、青年ラフマニノフの力作、交響曲第1番から始まります。


マーラー: 交響曲第6番「悲劇的」
ウラディーミル・アシュケナージ/チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
同コンビのマーラー第2弾は「悲劇的」です。アシュケナージはマーラーの描いた劇的な人間の運命の破壊、またソナタ形式の破壊という2つの「悲劇」を絶好調のチェコ・フィルとともに語り尽しています。またドヴォルザーク・ホールの極上の響きが、マーラーが交響曲に求めた「響きの宇宙観」をさらに大きく描いており、マーラーの原点を垣間見ることができます。松脂が飛び散るような低弦のリアリズム、管打楽器群とともに猛進するオーケストラのテンションと、明と暗を大胆に表現したマーラー演奏の全てが、DSD録音によって克明に録音されています


ラフマニノフ 交響的舞曲 ほか
エド・デ・ワールト/オランダ放送フィルハーモニー管弦楽団
オランダの名指揮者エド・デ・ワールトとその手兵オランダ放送フィルによる、会心のエクストン「ラフマニノフ・ツィクルス」。大好評を博す第1弾に続き、デ・ワールトの緻密なタクトから重量級で剛質でありながら色彩感豊かな交響的舞曲が誕生しました。他2曲もオランダ放送フィルの名手たちが華々しく息吹を注いだ傑作になっています。今後の動向に注目必至のコンビによる名演です。


サンダーバード音楽集〜オリジナル・スコアによる
広上淳一指揮/東京ガーデン・オーケストラ
サンダーバード放送50周年!広上淳一 指揮 東京ガーデン・オーケストラ(2015年最新録音)懐かしいあの音楽が最新録音で蘇ります。近年発見された オリジナル・スコアを使用した世界初録音。世界的指揮者・広上淳一の指揮、若手音楽家によるフル・オーケストラによる豪華な演奏がサンダーバードファンはもちろん、多くの映画・音楽ファンを魅了することでしょう。


ショスタコーヴィチ: 交響曲 第10番
エリアフ・インバル/東京都交響楽団
2012年はインバル&都響によるショスタコーヴィチがブレイクする記念すべき年となりました。続々リリースされたタイトルが各音楽雑誌にて最上級の評価を得ることとなり、一つのブランドの誕生となりました。インバルの細部まで見渡すようなヴィジョンと共にある重戦車が疾走するようなドライヴ感。そして都響がそれに呼応して現代オーケストラが発揮しうる最上級のアンサンブルを聴かせます。ショスタコーヴィチの求める音楽がまさに目の前に存在するようです。まさに世界の最上級の演奏と言っても過言ではない演奏です。今最高の評価を受けるインバル&都響の決定的ライヴ盤の登場です。


Come Again いま、君に逢いたい!
高本一郎
2013年に生誕450年を迎えた英国の作曲家、そしてリュート奏者でもあるジョン・ダウランドの楽曲を高本自身が大胆にアレンジし、多くのゲストミュージシャンを迎え、現代の感性でもって表現、さらには落語家の柳家花緑を迎え同年代を生きたシェークスピアとの戯曲も収録した2枚組のCD。世界に類を見ないダウランドのトリビュートアルバム。


Message
La×pan
永留結花(Flute/フルート)西村麻里(Flute/フルート)浅見由加李(Piano/ピアノ)武蔵野音楽大学卒の3人が結成したユニット「La×pan」、待望のデビュー・アルバム!_2本のフルートとピアノという編成で、バッハの時代からドップラーの19世紀ヴィルトゥオーゾの時代を経て演奏者自作の作品も含めた意欲作。こういった編成でここまで多様に収めたアルバムはなかなか無く、最後の曲まで聴くとまた最初から聴きたくなる不思議な味わいがある珠玉の逸品となっている。


Shiro's Songbook 11
鷺巣詩郎
鷺巣詩郎は1978年、ザ・スクエア(T-SQUARE)のデビュー盤にアレンジャーとして参加、翌1979年に自身のデビューアルバム『EYES』をリリース!以来43年間ずっと作編曲家として活動、数えきれないヒット作品に関わり、プロデューサーとしても多くの作品やアーティストに携わってきた。ただし、鷺巣詩郎の自己認識はあくまでも"作編曲家"レコード・アーティスト"の両輪である。一人の作曲家が一枚のアルバムを世に問うことは珍しくない、しかし一人の作曲家が同一シリーズのアルバムを20年で10作リリースした例は国内外あまりない。そんなとてつもない歴史的カタログの11作目となる今作は黒人、白人、日本人シンガーによる多種多彩な歌唱、世界一のスタジオ大編成オーケストラ~世界有数のリズムセクション・世界最先端のダンス・ミュージック、それらを駆使したオリジナル楽曲、さらにアニメ『エヴァンゲリオン』音楽作品のセルフカヴァー、NHKアニメ『ふしぎの海のナディア』音楽作品のセルフカヴァー、「JRAファンファーレ」「入場行進曲」のセルフカヴァーなどを収録した2枚組。


TBS系 日曜劇場「御上先生」オリジナル・サウンドトラック
鷺巣詩郎
文科省の“官僚”兼“教師”が権力に侵された日本教育をぶっ壊す!?大逆転教育再生ストーリー!音楽は、「エヴァンゲリオン」シリーズ、「シン・ゴジラ」、「シン・ウルトラマン」などを手掛けた鷺巣詩郎が担当する。


シン・ウルトラマン音楽集 DISC2
鷺巣詩郎, 宮内國郎
昭和41年(1966年)の放送開始以来、海外でも100を越える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る日本を代表するキャラクター“ウルトラマン”が、ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』として映画化!鷲巣詩郎による新たな楽曲や、劇中を盛り上げる多彩な楽曲を集めた音楽集。


シン・ウルトラマン音楽集 DISC1
鷺巣詩郎, 宮内國郎
昭和41年(1966年)の放送開始以来、海外でも100を越える地域で放送され、今なお根強い人気を誇る日本を代表するキャラクター“ウルトラマン”が、ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』として映画化!鷲巣詩郎による新たな楽曲や、劇中を盛り上げる多彩な楽曲を集めた音楽集。


TVアニメ「ピアノの森」音楽集
富貴晴美
『モーニング』(講談社)にて2015年まで連載された傑作クラシック音楽漫画『ピアノの森』(一色まこと著)は、森に捨てられたピアノをおもちゃ代わりにして育った主人公の一ノ瀬海(カイ)が、かつて天才ピアニストと呼ばれた阿字野壮介や偉大なピアニストの父を持つ雨宮修平などとの出会いの中でピアノの才能を開花させていき、やがてショパン・コンクールで世界に挑む姿を描く感動のストーリー。今作は、TVアニメ第1シリーズ、第2シリーズを通して作品を盛り上げる劇伴の数々の楽曲を収録した、初となるオリジナル・サウンドトラックが満を持して発売決定。


TVアニメ「ピアノの森」雨宮修平の軌跡
V.A.
人気のTVアニメ『ピアノの森』から、雨宮修平の楽曲を収録!本アルバムでは、主人公・一ノ瀬海の小学校時代からの親友でありライバルでもある、雨宮修平にフィーチャリングし、アニメの第1シリーズ&第2シリーズで登場する雨宮修平演奏のピアノ曲を収録。雨宮修平のメインピアニストを担当した髙木竜馬の演奏を中心に、雨宮修平の子ども時代の演奏を担当した子役ピアニストたちの演奏も収録。


WAKO BAND COLLECTION 2018
フィルハーモニック・ウインズ 大阪
WBC第二弾は、2017年度吹奏楽コンクールを震わせた、話題の新譜が勢ぞろい!コンクールで止む無くカットされた作品も完全収録。大小編成、さまざまなグレードだけでなく、マーチング作品まで、あらゆるバンドに対応する選曲で、これからのレパートリーの参考に大いに役立つでしょう。オオサカンの深みある響きと音楽性も素晴らしく一聴を強くお勧めします!〈鈴木英史(作曲家)〉


響層II
藤井宏樹 & Ensemble PVD
鬼才 藤井宏樹と、注目の合唱団Ensemble PVDによるセッション録音の第2弾(一部ライブ録音)。三善晃 最初の混声合唱曲「トルスII」をはじめ、古代ギリシャの女流詩人サッポーの詩による(古代ギリシャ語原文)「詞華抄」(鈴木輝昭作品)、萩原朔太郎「月に吠える」から−さびしい情慾−による「情燐戯画」(鈴木輝昭作品)、作曲者のピアノ伴奏による混声合唱組曲「ブルレスカ」(鷹羽弘晃)など名曲かつ名演の数々。


ストラヴィンスキー:バレエ音楽「春の祭典」&シェーンベルク:浄められた夜
ジョナサン・ノット/東京交響楽団
各方面から絶賛され続けているノット&東響の最新盤は、現代音楽史にも重要な傑作、「春の祭典」と「浄められた夜」です。現代音楽を最も得意とするノットの才気が爆発。「春の祭典」では圧倒的なエネルギーと揺るぎなき精密さを披露し、聴くものを興奮の坩堝へと引きずり込むかのようです。極美のロマンティシズムが壮麗に奏でられる「浄められた夜」と対比されたプログラミングはこのコンビならでは。また、当録音ではDSD5.6MHzによるピュア・ワンポイント・レコーディングを採用。超高解像度のサウンドによって、ライブの熱気や空気感共々克明に収められています。驚異的な演奏、録音をぜひお聴き下さい。


もう直き春になるだらう 山田一雄 交響作品 集
田中良和/オーケストラ・ニッポニカ, 山田英津子/田中良和/オーケストラ・ニッポニカ
2011年没後20周年、2012年生誕100周年を迎える日本の伝説的指揮者、山田一雄。あまり知られてはいませんが、山田一雄は管弦楽曲を始め、室内楽、ピアノ作品など多くの独創的な作品を残してきました。情熱的で輝かしい音楽の原点は、この作曲活動の中から生まれたものであり、このアルバムが、山田一雄を語る上において極めて重要な役割を担うことでしょう。以後の指揮者としての音楽は、すでにこれらの作品郡の中に含まれており、マーラーを思わす楽想も多く現れます。音楽家山田一雄の原点がこれらの作品集であり、彼の音楽への情熱や愛情が詰まっています。本アルバムにて指揮をする田中良和は山田一雄の弟子。見事なソプラノを聴かす山田英津子は山田一雄の娘です。このメモリアルイヤーならではのアルバムの登場です。


マーラー:交響曲 第 5番
小林研一郎/日本フィルハーモニー交響楽団
1992年ポニーキャニオンより発売された同タイトルがハイブリッド盤となり、再発売となります。小林研一郎の主要レパートリーのひとつである、マーラー:交響曲第5番です。20年近く前の演奏でありますが、すでに小林は完全にこの曲を自分の手中に収め、オーケストラを見事にコントロールし真のマーラー像を描ききっています。小林研一郎の多くのディスコグラフィの中でも初期のものにあたりますが、特に情熱が漲った演奏で、小林研一郎ファンにとっては伝説のディスクとなっていました。今回、HQハイブリッド盤として再登場となり、より緊迫感、高揚感をお楽しみ頂けます。小林&日本フィルのマーラーシリーズの第7弾となり、コンプリートへあと第4番、第6番の2タイトルになります。


MISSING LINK of TOMITA 〜冨田勲 日本コロムビア初期作品集 1953-1974〜
V.A.
2016年5月5日に逝去した、作曲家でシンセサイザーアーティストの冨田勲の、初期の作品から1970年代の秘蔵シンセサイザー音源までを厳選した、冨田勲の創作の原点を解き明かすアルバム。


The Malady Of Elegance
Goldmund
精緻に作りこまれたセンチメンタルなエレクトロニカ路線のヘリオス名義、ソロ・ピアノにフォーカスしたミニマルで静謐なポスト・クラシカル路線のゴールドムンド名義を中心に、アップル、フェイスブック、グーグルなどのCM音楽や映画のスコアも手がける優秀な作曲家キース・ケニフ。ヘリオス、ゴールドムンド両名義ともに、エレクトロニカ、ポスト・クラシカル両シーンの中心としていつづけること10年以上。 本作はキース・ケニフがゴールドムンドとして2008年にType Recordingsからリリースした2ndアルバム『The Malady of Elegance』の再発盤。2011年ごろに廃盤となって以来、長年再発が待ち望まれていましたが、オリジナルリリースから約9年が過ぎ、ついに再発となりました。 2005年のデビュー作『Corduroy Road』はHonda「ASIMO」のCMに楽曲が使用されロングセラー。その3年後にリリースされた本作は、『Corduroy Road』同様、両親が所有していた古いピアノを使用。繊細に演奏されたアップライト・ピアノの素朴でノスタルジックなメロディーは、頭のなかで実家のリビングルームのあたたかな記憶が広がるような親密さをもっています。彼が実際に演奏する部屋の雰囲気を再現しようと、ピアノのハンマーが動く音やペダルが軋む音までを音響的な細部へのこだわりをもって録音されており、やさしいピアノのメロディーの背後にはほんのかすかな電子音を配置した、メランコリック・ピアノの歴史的名作です。 「気品のある病気」という印象的なアルバム・タイトル。ミステリアスな雰囲気を漂わせるアートワーク。ちょうど「ポスト・クラシカル」という言葉が使われはじめたころにリリースされ、現在に渡るまでゴールドムンドのベストセラー作品。米FACT MAGAZINEはキース・ケニフを「静かなるフロンティアの最前線」と評しましたが、静かで繊細な音楽を愛するものにとっては一生の付き合いとなる作品と言えるでしょう


ベートーヴェン:交響曲第 3番「英雄」&序曲集
ゲルト・アルブレヒト/読売日本交響楽団
アルブレヒト=読響によるベートーヴェン交響曲全集の第2弾です。巨匠アルブレヒトが持つ内的葛藤と外的ダイナミズムを見事に融和した感動的な演奏。オーケストラのサウンドも洗練をきわめています。


ノアン ショパン・リサイタル
寺田悦子
ショパンのノアン時代の傑作を、寺田の名演が説得力を持って表現しています。寺だのCD録音は6年振りになりますが、音楽之構成、音色ともにますます充実してきています。ショパン演奏に適したきらびやかな音は彼女の大きな魅力です。コンサートを聴いているような興奮を覚える一枚です。


ムソルグスキー組曲「展覧会の絵」: 朝比奈
朝比奈隆/大阪フィルハーモニー交響楽団
重圧な低音に包まれたオーケストラの音色が、通常この曲で聴きなれたフランス的な華やかさを排し、スコアのテクスチュアを純度高く、強い集中力で巨大なスケールを表現した、朝比奈、円熟の至芸。


ドウ゛ォルサ゛ーク 交響曲第 8番: 朝比奈 隆
朝比奈隆/大阪フィルハーモニー交響楽団
ドヴォルザーク「新世界」を過去に2度録音している巨匠・朝比奈が、今回8番を初めて録音。曲のもつ洗練された美しさをそこなうことなく、適度な芯の強さ・心地よい意外性を発揮した演奏は、いま望み得る最高の完成度を秘めています。巨匠のスラヴ作品に回顧を楽員全てに浸透させたその答えが、この1枚に。


第 6回仙台国際音楽コンクール
チャン・ユジン/小澤佳永
知・情・意のバランスが非常によく取れたヴァイオリニスト。ガダニーニによる美しい音色も魅力だが、作曲家の内面の声を音楽にすることが出来る可能性を持った演奏家である。それは弦楽四重奏団のメンバーとして活動している経験から来るものかもしれない。音楽をよく聴き、それを表現する。それが自然に出来る演奏家はなかなか居ないと思うし、ユジンはそれが出来る演奏家である。今後の活躍にも期待したい。 (片桐卓也)


第 6回仙台国際音楽コンクール ピアノ部門優勝
キム・ヒョンジュン
選曲から見える知的な構成力、そして作品に寄り添う豊かな音楽性を持つピアニスト。また音色も素晴らしく、フォルテからピアノまでが実に美しく響く。プロコフィエフのピアノ・ソナタ第2番というレアな選曲、そして、作曲家の比較的若い時代の作品を集めて、一貫したプログラミングをするなど、大胆な感覚も持ち合わせている。モーツァルト、シューマンもみずみずしい感覚で演奏されており、これから大いに期待すべき存在だ。(片桐卓也)