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Jazz/World

TRI4TH

昨年、10月にPlaywright移籍第一弾「AWAKENING」をリリースし話題を呼んだ実力派バンド「トライフォース」、活動10周年を記念した店舗限定ベスト盤に引き続き、早くもPlaywrightにおける2枚目のフル・アルバムが到着した!しかもカヴァー曲無し、全てオリジナル曲で挑んだ「迷いなき姿勢」とあらゆるタイプのジャズを昇華する「技量」、自らのグルーヴとして演奏できる「懐の深さ」に思わず唸るほどの傑作に仕上がっている!轟くホーン、雷雨の如く打つドラムにスリリングなソロが絡む「Sand Castle」、ハードバップマナーなホーンのリフとメロディが脳天を直撃する「Flash」、バリトンに持ち替えたサックスと軽快な曲調が印象的な「FULL DRIVE」、ナイトクルージングな趣の「Walk Together」、有機的なメロディと曲展開が素晴らしい「Green Field」、欧州ジャズの知的さを彷彿とさせる「Alicante」、「Sol Levante」、そして日本的な哀愁を誘うメロディとリフがJ-JAZZ王道な「Runner's High」、アルバム終盤の幕開けを飾る「Relight Days」はまったりと美しいバラード曲、さらにパーカッションによる疾走感がたまらない「Cloud」、ラストはファンクな「SNAKE」で幕引きを演出!

Ub-X
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Jazz/World

橋本一子 Ub-X

疾走するポリグルーヴ、きらめくヴォイス、深く響き合うサウンド。眩暈がするほど新しく美しいUb-X、ここに始動。カネボウ化粧品「フェアクレア(2005年)」CM曲『凛』を収録。[パーソネル]橋本一子: piano/vocal井野信義: bass藤本敦夫: drums-------------------------------------------「僕は男性としてはかなりのウソツキで、女性に対して、口先だけで褒めちぎることに何の抵抗もないクズですが、音楽家としては誠実ですから、それが先生であれ母親であれ恋人であれ、クソはクソとはっきり言います。これは物凄い名盤です。ちょっ と興奮しちゃいました。」菊地成孔(音楽家/文筆家/音楽講師)-------------------------------------------たとえば、美少女が笑顔で魅了するのは当たり前だが、その厳しい眼差しで、心を捕らえる少女がいる。橋本一子の中には、まさにそんな少女が、今もいる。 1980年代初頭、あのYMOの国内ツアーに参加し、渡辺香津美と共演したり、フュージョン時代の名キーボード奏者としてその名を広めた彼女だけれど、一方で、山下洋輔ばりに鍵盤に肘打ちを食らわす激しい演奏で聴衆を驚愕させる少女だった。その後彼女は、パフォーマーであることだけに収まらず、音楽クリエーターとしてたくさんのアルバムを制作し、また、映画音楽、アニメ音楽等に携わり、声優にもなり、さらには小説家となって、次々と貪欲に表現の場を広げたが、そのどれも笑顔の美少女の仕事ではない。他者にこびることなく、肘打ちを打ちたければ打つように、自分が見たい夢を作り続けたと言っていい。むろん、ジャズから離れようが、それはまったく彼女の関心の外である。ところがそんな彼女が、1999年に突然ピアノ・トリオ・アルバム『マイルス・アウェイ』を引っさげて、ジャズに乗り込んできた。気がついてみると、これが彼女の初めてのジャズ・アルバムであった。「もう新しいものはないと思っていたが、あったのよ」。というその言葉に間違いはなかった。歴史を塗り変える意気込みのこのアルバムは、橋本一子の天才を証明する衝撃のアルバムと今も思う。その続編が、2001年の『マイルス・ブレンド』で、これでマイルスのジャズの遺産を彼女は整理したのである。今もマイルスの亡霊に悩まされ続けるジャズ界へのコロンブスのたまご的閃きであり、実践であった。それから5年経ち、そして橋本一子は再始動した。もはやここ『Ub-X』には、マイルスの影もなく、すべて彼女のオリジナルで埋められ、その独特の浮遊感、彼女の想像力の触手がとらえる偏在するこの世界のリアリティーをピアノ・トリオの中に見事に持ち込んできた。橋本一子のポートレイト・イン・ジャズである。(青木和富)

JAZZ AGE GERSHWIN SONG BOOK I
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JAZZ AGE GERSHWIN SONG BOOK I

Jazz/World

前田祐希

ヴォーカリスト前田祐希、そして12人のピアニストたちによる、ガーシュイン・ソング・ブックの1。ドイツ留学中にガーシュウィンの音楽に出会い、そのレパートリーは100曲を越すという前田祐希が歌う1998年にガーシュウィン生誕100年を記念して制作されたアルバム。参加ピアニストは、佐山雅弘、南博、三宅純、柴野さつき、渋谷毅、黒田京子、大口純一郎、shezoo、山下洋輔、板橋文夫、佐藤允彦、フェビアン・レザ・パネ(以上レコーディング順)。ジャズ、ポップス、クラシック、即興と、12人の豪華で多彩なピアニストがつくりだす、様々なガーシュウィンで前田祐希のヴォーカルの表現力を引き出した話題作。ガーシュウィンの曲集としても貴重。

戸田プレイズ ラテン ワークス バイ モデル290E インペリアル 1990
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戸田プレイズ ラテン ワークス バイ モデル290E インペリアル 1990

戸田義明

珠玉のピアニスト戸田義明による世界に一台のベーセンドルファーインペリアル290Eで収録された貴重なアルバム。

戸田プレイズ ジャズ ワークス バイ モデル290E インペリアル 1990
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戸田プレイズ ジャズ ワークス バイ モデル290E インペリアル 1990

戸田義明

珠玉のピアニスト戸田義明による世界に一台のベーセンドルファーインペリアル290Eで収録された貴重なアルバム。

アル・ヘイグ・トゥデイ!
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アル・ヘイグ・トゥデイ!

アル・ヘイグ

バド・パウエルに対抗できた唯一の白人ビバップ・ピアニスト、アル・ヘイグ“幻の一枚”。ヘイグは優雅さと淡麗なタッチで独特のピアノ世界を創り上げた実力者でパウエル派とは一線を画したが、妥協を許さぬストイックな姿勢のためかレコーディングに恵まれたとは言いがたい。本作は円熟期にあたる1960年代に残した唯一の録音であり、ピアノ・トリオ最良の一枚として歴史に名を刻む名盤である。

ナット・ソー・ロング・アゴー
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ナット・ソー・ロング・アゴー

スタン・ゲッツ

ラスト・アルバムとなった名盤『ピープル・タイム』(1991年3月・コペンハーゲン)とその前作『ザ・ファイナル・コンサート・レコーディング』(1990年7月・ミュンヘン)の間8カ月の空白を埋める1990年12月の貴重な未発表ライヴ。病魔に侵されていたことを微塵も感じさせない堂々とした充実のプレイぶりが感動を呼ぶ。過小評価されてきた名手フランク・ストラゼリ(p)との唯一の共演でもある。

オール・アバウト・ノーマ
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オール・アバウト・ノーマ

ノーマ・メンドーサ

現在廃盤市場でもっとも目に触れることのないヴォーカル・アルバムの逸品。優雅さを湛え、ある時はレイジーにブルージーにある時は軽快に伸びやかに歌うノーマ、当時夫だったジミー・ウィズナーの丁寧なプロデュースとサポート、味のある選曲等々、ヴォーカル・ファン、コレクターの心をくすぐる要素いっぱいの作品である。

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