田んぼ、ベルリン、生活、そして『天体』──【対談】オオヤユウスケ(Polaris) × Bose(スチャダラパー)

オオヤユウスケと柏原譲(Fishmans / So many tears)によるロック・バンド、Polarisが、前作『Music』から、実に3年4ヶ月ぶりとなるフル・アルバム『天体』をリリースした。OTOTOYでは今作をリリース日の2018年6月20日から1ヶ月間、独占ハイレゾ配信を実施します! Polarisサウンドを聴くなら絶対ハイレゾがオススメ! ぜひ作り込まれたそのサウンドを細部までお楽しみください。そしてこのリリースにあたり、Polarisのフロントマン、オオヤユウスケの指名によって、スチャダラパーのBoseとの対談が実現! 彼らがなにを考えて、この社会を生きているのか。2人の考え方に迫った対談をお届けします。
3年4ヶ月ぶりのフル・アルバムを期間限定独占ハイレゾ配信!
Polaris / 天体
【配信形態】
ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC
>>>ハイレゾとは?
【配信価格】
単曲 300円(税込) / アルバム 2,200円(税込)
【収録曲】
1. わすれてしまうまえに
2. See The Light
3. グラデーション
4. 星屑
5. Nocturne
6. 真空
7. 反復
8. cyan (Album Version)
9. オハナレゲエ
10. とどく (Album Version)
11. ピリオド
Polaris『天体』Official TeaserPolaris『天体』Official Teaser
下記サイトでは現在(2018)年までの軌跡に迫ったインタヴューも掲載中
http://spaceshowermusic.com/features/89447
INTERVIEW : オオヤユウスケ(Polaris) × Bose(スチャダラパー)
浮遊感のある歌声とそれを支えるリズム隊、さまざまな要素を取り入れ、唯一無二のサウンドを構築するPolarisのオオヤユウスケ。そしてユーモアたっぷりにシニカルに社会を斬るリリックで、日本ヒップホップ・シーンの先頭を走り続けるスチャダラパーのBose。一見、繋がりが見えにくい2人だが、その出会いは10年を超え、生き方やものの見方で多くのシンパシーを感じているようだった。今回はBoseが現在生活の拠点にしている鎌倉にて取材を敢行。この対談を読んでもらえば、“Polarisサウンド”が新アルバム『天体』で大きな変化を遂げた理由がわかるはず。
進行&文 : 鈴木雄希
写真 : 大橋祐希
取材協力 : パラダイスアレイ Paradise Alley Bread & Co.
出会いは田んぼにて
──おふたりはどこで出会ったんでしょうか?
オオヤ : 仲良くなったのは、同じ田んぼで米を作ってたということからかな。千葉にスペースマンという方がいて、知り合いに田んぼを区分けしてたんです。そこで僕は2006年くらいからその田んぼを貸していただいて米を作っていて。Boseさんとはたぶん2008年くらいかな、最初一緒に草取りした記憶がありますね。
※1. スペースマン
中野雅蔵。
〈レゲエ・サンスプラッシュin 琵琶湖〉(1985年)のプロデューサーや伝説的ヒッピー・フェス〈いのちのまつり〉などを主催した。
千葉で田んぼワークショップを主催していたが、3.11の震災後、沖縄に移住。
Bose : それでぼくがはじめて田んぼをやったときに、オオヤ君とも一緒でね。
──今回オオヤさんの方からBoseさんを指名しての対談となります。なぜBoseさんと?
オオヤ : 出会いの入り口がそういうものだったから、そこにいる時点で、生き方的に近めなジャンルの人というか、すでに同じことを共有できてる感覚があったんですよね。

Bose : ぼくもオオヤ君がベルリンに行って、そこでどんな暮らしをしてたとかも、たっぷり2万字くらい聞きたいのよ。結局ベルリンには何年ぐらいいたんだっけ?
オオヤ : 足掛け何年になるかな。2010年から、実際ビザが残ってたのは2014年くらいまでですね。最後の方は行ったり来たりしていましたけど。Boseさんたちと出会ってから、そしてベルリンに行って…… みたいな経験がいまようやくPolarisの音楽と結びついた感覚があって。Polarisを2006年に活動休止にしてから千葉でみなさんに出会ったりベルリンに移住したりして、環境や気持ちも大きく変化して、ある種自分自身の中身が別人になっちゃうぐらい変わったんですね。だから2012年に再始動したときにPolarisの感触がぜんぜん戻らなくて。それでPolarisってどういう音楽だったっけなってとにかく試行錯誤をして、前作『Music』を作り、そこでバンドの根幹を見つめることが出来て。じゃあ、動こうかとなったんです。
そこから事務所を移籍して環境を変えたり、ライヴをいっぱいやったりすることで、やっといまのPolarisになっていったんです。たしかにPolarisではあるんですけど、新しいバンドくらいな感じもあって。だからこそ、Polarisって「今回のアルバムの曲のこの曲調は何とかで……」「これは音質的には…… で」みたいな話になりがちなんですけど、そういう話は今回はいいかなと思って(笑)。
Bose : いや、ほんとそうですよ。どういう人が何をやってるかだけだから。
オオヤ : ベースの譲さんとも、「もう俺とオオヤ君がやってればPolarisなんだからもはやどんな音でもいいよ」って話をしていて。
──Boseさんは、『天体』を聴かれていかがでした?
Bose : さっき言ってたみたいに、サウンド的には前のPolarisをイメージしていた人からしたら変わった部分もすごいあると思うのよ。だけど、僕はベルリン行って生活も変わって…… みたいなところが気になる。やっぱりそれでどうなったかが出てるだけだからね。
オオヤ : これはもう本当に出てますよ。やっぱりベルリンってのは大きかったですね、ある意味日本を俯瞰して見ちゃったみたいな。
ベルリン、鎌倉への移住、そして東京という場所の特殊さ
──どうして移住する場所にベルリンを選んだんですか?
オオヤ : 旅行でベルリンに行ったときに、たまたま〈ラヴ・パレード〉の後継みたいなイベントがやっていて。ちゃんと国が公式で認めているイベントで、街中で一晩中大騒ぎしているんです。本当に何でもない商店街で朝までクラブ・イベントがやっていて、そこに普通におじちゃん、おばちゃんとかが来たりしていて、ビックリしたんですよ。
Bose : さすがテクノの国(笑)。楽しむ時はきっちり楽しむ。
オオヤ : あとは仕事に関してはわりと日本人に似てるのか、マジメだしキッチリしてるんです。だけど意外と日本人は少なくて、それもよかったかな。
Bose : そうなんだ。昔のニューヨークのソーホーみたいに、世界中からアートをやっている若い人が集まっていて、自由な感じなのかな。
オオヤ : そうなんですよ。だから最初すごいびっくりしたことがあって。最初はドイツ語があまりしゃべれなかったので、国立のドイツ語学校に通うことになったんです。こっちは一応多少の英語とアルファベットの読み書きくらいはできるじゃないですか。そこには、ひと言も英語やドイツ語でコミュニケーションが取れないアフガニスタンから突然来た65歳のおじさんの移民とかいるんですよ。アラブ語圏の方でアルファベットが読めないから、まったくコミュニケーションを取れないところから始まって、3回くらい通って、そのおじさんが「アレクサンダー」という名前だということがやっとわかるみたいな。
Bose : 全員が同じスタートラインにいるような状況って、新鮮だよね。でもオオヤくんには、それに対応するような柔らかい人間性と言うか、それをちょっとおもしろがることができるような心のゆとりみたいなものがあると思う。普通だったら、その時点で「えっ?」って引いて、びっくりしすぎちゃう感じもあるだろうけどね。
オオヤ : そうですね。純粋に楽しいなって思いましたね。
Bose : それがすごいよね。やっぱりいまでもベルリンって、外で音楽をやることに対しての自由やアートに対しての自由とかの、アーティストが集まってくるような雰囲気が続いてるのかな?
オオヤ : そういうものに対してはものすごく開かれてますね。あとドイツはアーティスト・ビザが比較的取りやすいので、その点はすごく大きかったですね。アーティストとして生きていくことが保障されている。いまでもそれがあるからドイツに住んでる人もいるし。
Bose : 共通の友達の映像作家とか書家とかでも、そういう感覚でベルリンに住んでいたよね。なんかね、ベルリンを選んで移った人たちは、自分らと感覚が近い人が多いような気がする。

──オオヤさんはベルリンでしたが、Boseさんが鎌倉に移住したのはなぜですか?
Bose : 「なんでみんな狭いところにいなければいけないんだろう」という疑問はずっとあって(笑)。僕にも何に囚われたのかわからないけど、東京の4km圏内くらいから出ずにいた時期が20年ぐらいあるんですけど。でもこれって、そうなる様に育てられてしまっただけなんじゃないかと。
デ・ラ・ソウルっていう昔から仲良くしてもらっているラップ・グループが日本に来たときに、いまどんな暮らししてるのかを聞いたら、「いま1人はマイアミに住んでるんだけど、1人はアトランタで、1人はワシントンにいるよ」って言っていて。「いや、距離遠すぎるでしょ(笑)!」ってなったんだけど、彼らは「別に全然普通だよ」くらいの感じで話していて。それを聞いたときに「あっ、そうだわ……」って思って。
オオヤ : そうですよね。ベルリンに住んでたとき、ヨーロッパの色々な場所にライヴに行ったんですけど、向こうのブッキング・エージェントから「すいませんけど、明日バルセロナにライヴをしにきてください」とか言われて「明日ですか!?!」みたいなこともありました(笑)。
Bose : 感覚が確実に違うんだよね。移動も「えっ、高速で6時間でしょ?」「飛行機だったら1時間じゃん」みたいな感覚なんだろうね。でも特に日本は「狭いところに集まっていないと不便なことになりますよ」って言われ続けてる感じで。
オオヤ : でも日本の他の地域に行くと色んなところにローカルが根ざしていて意外とそうでもないし、その感じがあるのは東京だけかも。ある意味ローカルで草の根の残るベルリンに行って、普通だと思ってた東京は特殊な場所だってことに気が付きましたよ。
Bose : どこの国でもそうなのかもしれないけど、「シティ」って言われる場所をつくるわけじゃないですか。その幻想をずっと見せて、なんとなく「そこに近くないとお仕事がなくなるよ」みたいなイメージをさせる。そういうものから1番遠くあるべきミュージシャンという人たちこそが東京にいる、みたいな。
オオヤ : 最初スペースマンのところでBoseさんと話したときに、こういう話もした記憶があって。それはやっぱり東京で活動しながらも徐々に感じてたんですか。
Bose : そうだね。なんか風邪をひきやすかったり、偏頭痛があったりっていう身体的なこともあったし、精神的にも「なにがこれをしんどくさせているんだろう?」「何がうまくいかない原因なんだろうな」っていう感じもあって。
オオヤ : ああ、身体がもうめちゃくちゃ訴えてきてたんですね。
Bose : そんなときにスペースマンとかに会ったら、一緒にそこに遊びに行ってた永積タカシ君とかも同じような状態だったりしてね。それでみんなで田んぼの泥の中に足を浸けてたら、明らかに気持ちがラクになったのよ。鎌倉だと海がまさにそれで。海を歩いてるだけで「セーフ」みたいな感じあるんだよね。「やばい!」と思ったらすぐ海に行くみたいな。
オオヤ : 僕も田んぼを始めたのは同じ理由でした。ドイツだとそれが街そのものだったり、森や湖だったり。あの地に一回足を踏み入れて出てくると、リセットされて結構変身しちゃうから、そのあと全然大丈夫なんですよね。
Bose : そうだよね。あと、そういうことに加えて、友達の小沢健二がずっとアメリカにいたから、そことの距離で話してみると、アメリカで見ている景色と日本で見ている景色って全然違うなって思ったんですよ。
オオヤ : 日本というか、東京で見ていた景色と、ベルリンで見た景色って本当に違うなって思ったんですよ。
Bose : ネットとかのおかげでオープンになっているとは言いながらも、結局一方向でしか見えていないもんなぁ。
オオヤ : 昨日は、世界を変えてしまいそうなとてつもない出来事(米朝首脳会談)が起きているはずなのに、トップ・ニュースのところに『ロッドマン号泣!』のニュースの方が先に来ていて、「そっちかよ!」って思って(笑)。もちろんそれも重大なんですよ、だけど結局「やっぱりそのニュースを先にあげちゃうんだな」って。
Bose : そうだね。日本で見ているニュースは、ある方向から来た情報、つまりいまでいうと“アメリカ的な目線”でしか見えていないから、いつまで経ってもハリウッド映画を見ている状況と同じというか。すぐ隣の国、すぐ近くの国のことなのに、なんでアメリカの側から見てるんだっていう。結局それって、その国の友達ができた瞬間にわかるんだけど、文字面で見ていると、なんかそうじゃない気がしてくるんだよね。韓国の人だって、韓国人の友達ができた瞬間に韓国人の目線がわかったりするよね。テレビから流れているイメージと全然違うという。
ラップだけしかできないと思うなよ! (Bose)
──いまみたいな見方ができるようになったのはきっかけがあったんですか?
Bose : ラップ・ミュージックを好きになったときは、単純にカッコイイって思ったからなんだけど、よく考えると、やっぱりパンクっぽい姿勢というか、体制に対して反抗的な目線を持っているところ「この世界に対して何か違和感がある」と思っている人たちが作っている音楽で、そういう「この世界をぶっ壊して何かを変えないと」っていう部分に惹かれていたはずなんですよ。
オオヤ : サウンドとかじゃないんですよね。
Bose : 結局はそうなんですよ。もちろん音もかっこいいから聴いていたんだろうけど、パブリック・エナミーがなんであんなことを言っていたのか、ビースティ・ボーイズの目線だったらこういう風に見えたんだ、みたいなものがどんどん繋がっていった。
オオヤ : ベルリンにいるときに、音楽とかアートの楽しみ方についても同じことを思ったんですよ。アートというものは、わかったようなふりをして腕組みをしてジーッと考えながら見ないといけないと思っていたんだけど(笑)。ギャラリーに入ってみると、ちょっとシュールな絵とかをみんな楽しそうにワイン片手に見ていたり、現代アートの作品を子供達が囲んで面白がってたり。その瞬間に「あ、難しいって思ってたアートってこういう楽しいものなんだな」というのがわかったような気がして。
音楽に関しても、その当時には下火だとされていたターンテーブルが、ベルリンの家電量販店には普通に売っていて。しかもそこの家電量販店に併設されているCDショップに、CDと同じくらいレコードが置いてあったんですよ。最初は「あ、もうアナログの再ブームが来てるのか」って思ったんだけど、よくよく見るとカセットデッキも普通に売っていることに気がついて。その馴染みかたとかを見て、「あれ?もしかしてこれは流行り廃りじゃなくて脈々とずっとあったんだな」ってわかっちゃって(笑)。だから音楽自体も「いまこれが流行っている」とかじゃなくて、みんな等価にそこにあったんです。
Bose : レコードのブームも「何周目のブームなんだ」みたいなことは本当はなくて、全部が続いているはずだよね。それをCDにしたり配信用のデータにしたりというのは、プレイヤーを売って儲けている側だけの問題というか。別にフォーマットはなんだっていいわけで。
オオヤ : 「どれがいまの時代のものだ」ということはないんですよ。ベルリンの人は定価がないようなイベントとか、音楽やアート、路上アーティストにも、それが良ければちゃんとお金を支払うから、ドネーションとかでもしっかり暮らしている人がいるんです。日本だとあんまりない感覚ですよね。
Bose : すごいねぇ、ヨーロッパってやっぱり進んでいるってことなのかな。よく日本では「中国や韓国のように劣った民族とは違って賢い我々は、アートの良さやその権利について、西洋的にわかっている!」みたいな感じで言ってるけど、本当に引いた目線で見たときの、日本人の民度の低さっていうのはね(笑)。自分を筆頭に、心底アジアだなーって思う(笑)。

オオヤ : そもそも音楽やアートの捉え方が少し違うんだろうなって。昔から脈々と受け継いだ感覚が違うから、すぐには変えられないのかも。アートとか音楽に対しての、ヨーロッパの、それはもう圧倒的な懐の深さを感じるっていうか。向こうでは、いろんな仕事を持ちながら、音楽をする方が割と自然で、そういう人の方がいい意味でプライドが高かったりして。それはかっこいいなと思ったんですよね。日本だと逆で、「音楽だけで飯食ってます」というのが大事にされてるところがありますね。どっちがいいかということではないんですけど。
Bose : だからね、民度の低い日本では「ミュージシャンは音楽だけつくってろ」みたいなことを言われがちなんだけど、本当はこういう音楽を作る人がどういうことを話すのかも聞きたいし、どんな美味しいものを作るのかも見たいと感じるのが普通なんじゃないかって思うよね。だからぼくも職業欄には「ラッパーなど」と書くんですよ。実際にラップだけでお金を稼いでるわけじゃないし、ラップをやる、文章を書く、子供のお弁当をおもしろく作る、おもしろく車の話をする、テレビでなにかをやるみたいなことは、全部同じで。逆に言うと、「ラップだけしかできないと思うなよ!」って。
オオヤ : ベルリンでビザを取るときに、どんなアーティストなのか聞かれて「ぼくはカフェをやっています。運営していること自体がぼくのアートなんです」って言っている人がいて。
Bose : うわー、いいっすね。でもそうだよね。この店(パラダイス・アレイ)も「パン屋」じゃないの、本当は。「パン屋など」なんだよね。それが普通だと思う。
オオヤ : そのカフェを経営している人は、絵も描けなければ楽器をできるわけでもないんですよ。
Bose : いいね〜。でもそれが正しいと思うわ。日本だとさ、やっぱり肩書きをハッキリ決めないといけない感じがするよね。
オオヤ : あれ困りますよね。
Bose : アーティストという言葉も、日本だと「アーティストって…… 言い過ぎだろ!」ってなるじゃん。
オオヤ : そうなんですよね。そうなると“なにでもないぼくら”になるんですよね。
Bose : だから「音楽など」「作詞作曲など」みたいなことは、進んだ未来な気がしていて。自分はそういうふうにやっているんだけど、なかなかね。
オオヤ : その余白を許してくれていない感じはありますね。のりしろが大事なのに。
──そろそろお時間も迫っているのですが、もし他にもお話しされたいことなどありましたら……。
Bose : もうね、無限だよ(笑)。
オオヤ : なんの対談なんだって感じになっちゃっうからね(笑)。
Bose : でも大事なのはそこだってことに、いい歳になってやっと気づいて来たってことだと思うんですよ。それがなければ音楽なんて作っていない!
オオヤ : 今回『天体』を作るにあたって、前作を作り終えたときこのままのPolarisなら1回やめてもいかなって思ったんですよ。そのぐらいの心境までたどり着いた。だから、本当に一からすべての環境を作り変えるところから始めて、ライヴを重ねてじっくり2年ぐらい積み重ねてきた。大変だったけど、そうしてきて良かったって、いま本当に思ってて。だから曲作りも制作も全部、込めに込めて作ったんで、とんでもなく充実した作品が出来ました。だから、やっぱり今日話したようなことも大切にしてるし、そう感じている人間は音楽を作るべきですよね。
Bose : そうなんだよ。結局は音楽でしか伝えられないことがあるからね。作った音楽を聴いてもらって、何かを感じてもらって、人が変わって行く。そういうことでしか世界は変わらないって思うから。
取材協力
パラダイスアレイ Paradise Alley Bread & Co.
住所 : 神奈川県鎌倉市小町1-13-10
TEL : 0467-84-7203
営業時間 : 平日 9:00〜19:00 / 土日 7:30〜19:30
HP : http://cafecactus5139.com/paradisealley
『天体』のご購入はこちらから
【配信形態】レーベル BUD X SSM | SPACE SHOWER MUSIC 発売日 2018/06/20
01. 02. 03. 04. 05. 06. 07. 08. 09. 10. 11.
※ 曲番をクリックすると試聴できます。
ALAC、FLAC、WAV(24bit/96kHz) / AAC
【配信価格】
単曲 300円(税込) / アルバム 2,200円(税込)
【配信ページ】
https://ototoy.jp/_/default/p/107741
Polaris過去作はこちらから!
古→新
OTOTOY独占配信のライヴ音源も配信中!
【過去の特集ページ】
・『Music』特集 : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/2015021800
・『Polaris "Music" Live』特集 : ライヴレポート
https://ototoy.jp/feature/201505288
・『走る』特集 : インタヴュー
https://ototoy.jp/feature/20171122
【Polaris アーティスト・ページ】
http://ototoy.jp/_/default/a/2160
スチャダラパーの作品も配信中!
【スチャダラパー アーティスト・ページ】
http://ototoy.jp/_/default/a/301
LIVE SCHEDULE
Polaris
Polaris『天体』Release Live〈Polaris×Port of Notes〉
2018年6月25日(月)@大阪 Billboard Live
1st stage : open 17:30 / start 18:30
2nd stage : open 20:30 / start 21:30
2018年6月29日(金)@東京 Billboard Live
1st stage : open 17:30 / start 18:30
2nd stage : open 20:30 / start 21:30
2018年7月7年(土)@名古屋 Blue Note
1st stage : open 17:30 / start 18:30
2nd stage : open 20:30 / start 21:15
Polaris New Album『天体』Release Tour
2018年9月9日(日)@福井 CHOP
2018年9月29日(土)@伊勢 賓日館
出演 : Polaris、bonobos
2018年9月30日(日)@京都 磔磔
出演 : Polaris、bonobos
2018年10月7日(日)@熊本 Django
出演 : Polaris、奇妙礼太郎
2018年10月8日(月・祝)@福岡 ROOMS
出演 : Polaris、奇妙礼太郎
2018年10月20日(土)@札幌 PROVO
出演 : Polaris、Ryu Matsuyama
2018年11月3日(土・祝)@大阪 梅田 Shangri-La
出演 : Polaris、NakamuraEmi
2018年11月10日(土)@名古屋 TOKUZO
出演 : Polaris、キセル
2018年11月25日(日)@東京 キネマ倶楽部
※ワンマン公演
【詳しいライヴ情報はこちら】
http://polaris-web.com/schedule
PROFILE
Polaris
オオヤユウスケと柏原譲(Fishmans / So many tears)によるロック・バンド。
2001年にミニ・アルバム『Polaris』でデビュー以降、5枚のフル・アルバムをリリース。
〈FUJI ROCK FESTIVAL〉ほか野外フェスに多数出演し、ライヴバンドとして高い評価を得ている。
オオヤユウスケの浮遊感のあるヴォーカル、ポストロックやレゲエ / ダブの要素、そして強靱なリズム隊が生み出す圧倒的なグルーヴによって生み出されるPolaris独自のサウンドで多くの支持を獲得している。
2018年6月20日、3年4ヶ月ぶりとなるフル・アルバム『天体』のリリースが決定。
【公式HP】
http://polaris-web.com
【公式ツイッター】
@PolarisJp
【オオヤユウスケ ツイッター】
@yusukeoya
スチャダラパー
Bose、ANI、SHINCOの3人からなるラップ・グループ。
1990年にデビューし、1994年「今夜はブギー・バック」が話題となる。
以来ヒップホップ最前線で、フレッシュな名曲を日夜作りつづけている。
2015年にアルバム『1212』をリリース。
【公式HP】
http://www.schadaraparr.net
【公式ツイッター】
@sdp1990official
【Bose インスタグラム】
@bose_sdp