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Summer Tragedy 夏季悲歌(24bit/48kHz)
Four Pens 四枝筆樂團
台湾のフォーク・バンド、Four Pens史上の名曲が7インチ・リリース!haruka nakamura feat. Nujabes「Lamp」を彷彿とさせるアコースティック・ギターが印象的な夏の終わりをテーマにした切ないラブソング。カップリングにはharuka nakamuraによるリミックスを収録。以下、橋本徹(SUBURBIA)から本作へのコメント「2015年の春にFour PensがDylan Mondegreenと来日ツアーを行った際、ライヴとライヴの間のDJを担当した。「Summer Tragedy」はそのとき、Fastcut Records主宰の森川くんが、Nujabesにも近い感触があると思う、と話していた曲で、僕は大好きなharuka nakamura feat. Nujabesの「Lamp」みたいなコラボレイションが実現したらいいね、と応じたのを憶えている。あれから1年半、その曲のharuka nakamuraによるリミックスも収めた7インチ・シングルがリリースされるという。少しでも多くの音楽ファンに届いたらいいなあ。」

Smile Down Upon Us 2
Smile Down Upon Us
"UKエレクトロニカ〜ポストロックシーンの重鎮Keiron Phelan(Phelan Sheppard, State River Widening)と、日本人女性シンガー/トラック(ストーリー)メーカーmoom瑠(ムームル)aka moomLoooによるデュオSmile Down Upon Us(以下、SDUU)。2006年にマイスペースで知り合いSDUUを結成。当初はPhelanの長年のコラボレーターであるDavid Sheppardも在籍したトリオとしてスタート。ファイル交換のみで制作した1stアルバム「Smile Down Upon Us」を2008年に英Static Caravan、日本Yacca よりリリース。おとぎ話のようにドリーミーで浮遊感溢れる独創的な彼らのサウンドは、Rasmus Stolberg(Efterklang)、Psapp、Tunng、トクマルシューゴ etc…らも称賛し、UK、ヨーロッパ、日本のエレクトロニカシーンで話題を呼び、高い評価を受けました。そして2015年、前作より7年振りとなる2ndアルバム『Smile Down Upon Us 2』が遂に完成。本作ではPhelanとmoom瑠の2人が中心となり制作され、Sheppardはソロ名義のSnow Palmsやライター活動に専念するためサポートメンバーに廻りながらもギターやパーカッションでSDUUサウンドを全面的にバックアップ。さらに、PhelanとのユニットLittlebowやソロ名義のIsnaj Duiで活動するチェリストKaty English、flauやhome normalレーベルよりリリースをするOrla Wrenなど、UKのアンビエント〜エレクトロニカ〜ポストクラシカルシーンの実力派アーティストたちが強力にアシスト!アコースティックギター、ピアノ、フルート、パーカッション、チェロ etc…の様々な生楽器、フィールドレコーディングやエレクトロニクスのアンビエント・サウンド、moom瑠のスウィートでアクロバティックなヴォーカル、それと対照的なPhelanのバリトンボイスが、繊細に、大胆に、複雑に重なり合いながら繰り広げるインストゥルメンテーション。そこには、そよ風のような軽やかさと、子供のような無邪気さ、そして目眩がするほどカラフルな色彩と煌めきが満ち溢れています。また、英語と日本語の両方で歌われる言葉遊びのようなフレーズや、芋虫が自分の家でもある葉っぱを食べ過ぎたので、また新たな葉っぱを探す旅にでるという物語(Tr.6 - Gusano's Travels)の曲など、歌詞の方も想像力溢れる世界観を展開。Tr5-Butterfly Morningは、サム・ペキンハーのウェスタンムービー「砂漠の流れ者/ケーブル・ホーグのバラード」(1970年)のサウンドトラックのカヴァー。生楽器をふんだん使ったオーガニックなフォークトロニカや、フィールドレコーディングから生まれるリズムやストレンジなエレクトロニクスはThe Books、Mum、Tunngら彷彿させつつも、それのどれとも似ていないオリジナリティー溢れる音世界を確立したSDUU。彼らの夢の世界に何度も何度も浸りたくなるようなハッピーでドリーミーな極上のアコースティック・エクスペリメンタル・ポップ・アルバムです!"


FLORIDA
フロリダ
各ソロでも活動中のテンテンコと滝沢朋恵による2人組ユニット『フロリダ』の初のミニアルバム。本作品は、2人の実験的な作業をまとめたものである。録音、ミックスに大城真(夏の大△)を迎え、都内某動物園でのフィールドレコーディングや、ささやき声の多重録音、音が歪んだアンプをあえて使うなど2人が録音作業の中で様々な趣向を試していった一枚だ。


Impulse Responses from the New Night
saunaparty
2006年頃から様々に形態を変えながらゆるやかではあるが確実に進化してきた宅録ユニット「saunaparty」。ホームレコーディングと京都にある「music studio SIMPO」でのレコーディングによる長い長い時間をかけた渾身の一枚です。ポップなメロディを軸としながら、ロック、オルタナ、ダブ、フォーク、エレクトロニカなど幅広い趣味がちりばめられた今作は、存在感のあるボーカルとポップなだけではなくどこか影のある楽曲が、生音とトラックを同期させた演奏に乗り「saunaparty」独自の空間を感じさせてくれます。またこれまでの作品の魅力でもあるミニマムさを残しつつも、多数のゲストミュージシャンを迎えてのレコーディングにより非常にダイナミックな作品になっております。

33Minutes Before The Light
Livingstone Daisy
1970年代にウィリアム・エグルストンがアメリカの「何の変哲もない凡庸な日常の光景」をカラー写真で現したように、リビングストン・デイジーは2010年代の「日本の郊外生活者のアンチクライマックスな瞬間」を音と詩で描き出す。外間隆史によるパッケージ商品ならではのアートワークも魅力。