Tags

Here
Lossless

Here

Dance/Electronica

Inner Science

エレクトロニック・ミュージック・プロデューサー / トラックメイカー、西村尚美によるプロジェクト、Inner Science。 自身の楽曲制作やライブ・パフォーマンス、DJにはじまり、さまざまなアーティストのリミックス、イベントや インスタレーションのサウンド制作などなど、その活動は多岐にわたるがやはり本名義でのオリジナル・リリースが、 その表現活動の中心と言えるだろう。そんなInner Scienceの、通算7枚目となるアルバム『Here』が、 前作『Self Figment』以来、約1年半ぶりに到着した。

Espacio Especial
Lossless

Espacio Especial

Carlos Nino & Farmer Dave Scher

LAを拠点とするSun Eye(Hashim & Akiko Bharoocha)による新レーベルPlant Bass作品の記念すべき1作目「CARLOS NINO & FARMER DAVE SCHER / ESPACIO ESPECIAL」が、こちらもDJ Funnelが新たにスタートするレーベルAstrollage(アストロラージュ)から日本盤としてCDリリース!!宇宙との繋がり、自然との調和、人間本来が持つ心地よさを音で表現し続けるニュー・エイジシーンのパイオニア、カルロス・ニーニョが、Kurt Vile and the Violatorsのプロデューサーでも知られるファーマー・デイヴ・シェアーと共に創りあげたアルバム「エスパシオ・エスペシアル」。スペイン語で「特別な空間」という意味を表し、ヴェニスのバンカー・スタジオで、様々な打楽器やラップスティール・ギター、ピアニカ等を使い録音された。オリジナル楽曲8曲に加え、豪華リミックス陣が参加した6曲を加えた全14曲。Tommy Guerrero、Money Mark等とのコラボレーションをしてきたMattson 2、Album LeafのRemixも記憶に新しいDntel。日本から、ワールドワイドな活動を続けるFumitake Tamura (Bun)のリミックス等を収録。ゲストには、ニューエイジ・サウンドの始祖Iasos、マスタリングはMattew Davidが参加し、極上のチルアウト・サウンドに仕上がっている。

XI (eleven) (24bit/96kHz)
High Resolution

XI (eleven) (24bit/96kHz)

Rock

ROVO

ROVO結成20周年記念、4年ぶり11作目のオリジナルアルバム!ROVO 結成20年にリリースするアルバム「XI (eleven)」は、今までにない新しい試みとこれまでの道程の延長に有る各曲の、それぞれの木目の荒さや細かさが混在しているという意味で、進化し続けるROVOというバンドの今現在を切り取ったヴィヴィットな内容になっている。特にゲストミュージシャン(ナカコー、U-zhaan)を迎えた楽曲は、未来に向けた新しい挑戦になった。(勝井祐二)

XI (eleven) (24bit/48kHz)
High Resolution

XI (eleven) (24bit/48kHz)

Rock

ROVO

ROVO結成20周年記念、4年ぶり11作目のオリジナルアルバム!ROVO 結成20年にリリースするアルバム「XI (eleven)」は、今までにない新しい試みとこれまでの道程の延長に有る各曲の、それぞれの木目の荒さや細かさが混在しているという意味で、進化し続けるROVOというバンドの今現在を切り取ったヴィヴィットな内容になっている。特にゲストミュージシャン(ナカコー、U-zhaan)を迎えた楽曲は、未来に向けた新しい挑戦になった。(勝井祐二)

XI (eleven)
Lossless

XI (eleven)

Rock

ROVO

ROVO結成20周年記念、4年ぶり11作目のオリジナルアルバム!ROVO 結成20年にリリースするアルバム「XI (eleven)」は、今までにない新しい試みとこれまでの道程の延長に有る各曲の、それぞれの木目の荒さや細かさが混在しているという意味で、進化し続けるROVOというバンドの今現在を切り取ったヴィヴィットな内容になっている。特にゲストミュージシャン(ナカコー、U-zhaan)を迎えた楽曲は、未来に向けた新しい挑戦になった。(勝井祐二)

An Opened Book In The Dark
Lossless

An Opened Book In The Dark

Dance/Electronica

Tomotsugu Nakamura

2013年のデビュー以降、リスナーのみならず国内外のアーティストからも高い評価を得てきたサウンドアーティストによる、前作から約2年ぶりとなる待望の3rdアルバム!原点回帰と進化を同時にテーマとして掲げた今作は、持ち味である多数の楽器音や自然音が絡み合う暖かく清んだサウンドと、これまで追求してきたエレクトロニックな側面をミックスし、独自の世界観を確固たるものとした秀作。前作以降様々なアーティストとのコラボレーションワーク、ライブパフォーマンスを経て到達した、マイルストーンとなる一作!

Cafe Chillax・・・チルアウトとリラックスの深い安らぎ
Lossless

Cafe Chillax・・・チルアウトとリラックスの深い安らぎ

V.A.

☆Chillax=Chill Out+Relax☆安らぎ音楽のBGM.☆最高の音質と音響。

Anemos
Lossless

Anemos

Akiko Shibata × REALBOOK

さわやかな風のように、やさしく心をほぐす口笛の音色と珠玉のメロディ。口笛のために作られたオリジナル楽曲、全10曲を収録。

自律神経を整えるための音楽

自律神経を整えるための音楽

セルフ・メディケーションミュージック

ナチュラルホルモン補充療法の第一人者としてTV出演などで解説をされている藤森徹也院長とオルソクリニック銀座完全監修のもと生み出された、手軽にできるセルフケアCD。 ストレスによる体の変化は、交感神経系の緊張が原因です。交感神経は自律神経の一つで、自律神経は交感神経と副交感神経から成り立っています。 健康情報バラエティでよく取り上げられる「自律神経失調症」は、心と体の両面からの治療が必要です。本タイトルは、その両面をサポートするCDです。

睡眠のための音楽

睡眠のための音楽

セルフ・メディケーションミュージック

ナチュラルホルモン補充療法の第一人者としてTV出演などで解説をされている藤森院長とオルソクリニック銀座完全監修のもと生み出された、手軽にできるセルフケアCD。 心地よいと感じられるをあたたかいメロディーで快適に、そして最高の睡眠を。自然の音などの、オーガニックサウドから生まれる心安らぐイメージで、深い眠りにつきやすくなります。

心を整えるための音楽

心を整えるための音楽

セルフ・メディケーションミュージック

ナチュラルホルモン補充療法の第一人者としてTV出演などで解説をされている藤森徹也院長とオルソクリニック銀座完全監修のもと生み出された、手軽にできるセルフケアCD。 仕事や人間関係、恋愛など、生活の中であたりまえにある悩みはストレスになり、心の乱れの原因になり、体調に影響してしまう。 自分なりのリラックスをし心を整える時間を作る事はとても大切なことで、音楽はそれをサポートするのに最適。心を落ち着かせたいときに是非とも聞いて頂きたいCD。

免疫を高めるための音楽

免疫を高めるための音楽

セルフ・メディケーションミュージック

ナチュラルホルモン補充療法の第一人者としてTV出演などで解説をされている藤森徹也院長とオルソクリニック銀座完全監修のもと生み出された、手軽にできるセルフケアCD。 カラダのウイルスや細菌に対する戦う力・抵抗する力、すなわち免疫力は日々の生活の中で欠かせないもので常に平常に保っておかなければならない。そんな悩みをお持ちの方々に向けた音楽。

Moss

Moss

Ken Ikeda + Chihei Hatakeyama

杉本博司、横尾忠則、、森万里子、デビッド・リンチ等の巨匠美術家、映画監督とのコラヴォレーションを重ねる音楽家 Ken Ikeda と Chihei Hatakeyamaの初のアルバムが遂に完成! ! 電子音が躍動するDNAの増殖を思わせる生命力溢れるインストゥルメンタルミュージック。 ロンドンを拠点に活動する音楽家、Ken Ikedaと東京在住のアンビエント作家Chihei Hatakeyamaによる初のコラヴォレーションが遂に完成! ! Ken Ikedaはこれでまで、ソロ名義でTouch,SPEKKといった電子音楽の名門レーベルから作品を発表し、杉本博司、横尾忠則、、森万里子、デビッ ド・リンチ等の巨匠美術家、映画監督とのコラヴォレーションを重ねてきた。 Chihei Hatakeyamaは2006年のkrankyからのデビュー以来一貫して、アンビエント・ドローンのフロンティアを開拓する傍ら、数多くの映画作品や アニメ作品に楽曲を提供してきた。Mossと名付けられた本作では、ほぼ2年半に渡る数多くのスタジオでのセッションやレコーディングから厳選された楽曲 が収められている。アルバムは、DX7の独特な音色が印象深いテリー・ライリー的なミニマルなフレーズで幕を開け、やがてドローンの海に沈み込むというア ンビエントではありながらもキャッチーなフレーズとドラマティックな展開をもつ『koke』からスタート。中盤以降は切ないメロディが内省的な感傷を引き 起こしつつ、自然の雄大さを感じさせるようなスケール感の楽曲が並び、夜明け前に一人で佇みつつ徐々に光で満たされる朝を迎えるような清々しさを持つ 『Tsuyu To Kie』を経過し、カオティックなオーケストレーションがノイズ的祝祭感を感じさせる『Inei』で幕を閉じる。アルバム全体の構成は人生の流れのようで もあり、一日の出来事のようでもあり、そして1年間の自然の変化のようでもある。何処はかとなく漂わせる無常観は二人の作家のもつDNAのようなものが反 映されていると言えるだろう。 カバーアートは国内外で高い評価を受ける美術家 青山悟が担当! !

Moss(24bit/48kHz)
High Resolution

Moss(24bit/48kHz)

Ken Ikeda + Chihei Hatakeyama

杉本博司、横尾忠則、、森万里子、デビッド・リンチ等の巨匠美術家、映画監督とのコラヴォレーションを重ねる音楽家 Ken Ikeda と Chihei Hatakeyamaの初のアルバムが遂に完成! ! 電子音が躍動するDNAの増殖を思わせる生命力溢れるインストゥルメンタルミュージック。 ロンドンを拠点に活動する音楽家、Ken Ikedaと東京在住のアンビエント作家Chihei Hatakeyamaによる初のコラヴォレーションが遂に完成! ! Ken Ikedaはこれでまで、ソロ名義でTouch,SPEKKといった電子音楽の名門レーベルから作品を発表し、杉本博司、横尾忠則、、森万里子、デビッ ド・リンチ等の巨匠美術家、映画監督とのコラヴォレーションを重ねてきた。 Chihei Hatakeyamaは2006年のkrankyからのデビュー以来一貫して、アンビエント・ドローンのフロンティアを開拓する傍ら、数多くの映画作品や アニメ作品に楽曲を提供してきた。Mossと名付けられた本作では、ほぼ2年半に渡る数多くのスタジオでのセッションやレコーディングから厳選された楽曲 が収められている。アルバムは、DX7の独特な音色が印象深いテリー・ライリー的なミニマルなフレーズで幕を開け、やがてドローンの海に沈み込むというア ンビエントではありながらもキャッチーなフレーズとドラマティックな展開をもつ『koke』からスタート。中盤以降は切ないメロディが内省的な感傷を引き 起こしつつ、自然の雄大さを感じさせるようなスケール感の楽曲が並び、夜明け前に一人で佇みつつ徐々に光で満たされる朝を迎えるような清々しさを持つ 『Tsuyu To Kie』を経過し、カオティックなオーケストレーションがノイズ的祝祭感を感じさせる『Inei』で幕を閉じる。アルバム全体の構成は人生の流れのようで もあり、一日の出来事のようでもあり、そして1年間の自然の変化のようでもある。何処はかとなく漂わせる無常観は二人の作家のもつDNAのようなものが反 映されていると言えるだろう。 カバーアートは国内外で高い評価を受ける美術家 青山悟が担当! !

宮内優里
Lossless

宮内優里

Dance/Electronica

宮内優里

星野源、高橋幸宏、原田知世、コーネリアスらとのコラボレーション、『リトル・フォレスト』(主演:橋本愛)や『グッド・ストライプス』(主演:菊池亜希子)といった映画での音楽制作など、一人のアーティスト、そして音楽家として活動の幅を広げる宮内優里の約3年ぶりとなるアルバム。

認知症を予防する音楽 -腸を健康にし、脳と身体に良い効果-
Lossless

認知症を予防する音楽 -腸を健康にし、脳と身体に良い効果-

神山純一

農学博士・腸内環境・細菌研究の専門家、辨野義己(べんのよしみ)監修推薦!高齢化社会の認知症リスクに音楽の効果!この20年で認知症医療受診者は約30倍、65歳以上の10%前後にまで達しました(日本認知症学会)誰にとっても引き起こすリスクのある「認知症」は高齢者だけでなく、介護する世代にとっても深刻な問題です。認知症予防方として、「腸」が注目されています!腸脳相関、第二の脳と言われるほど腸と脳には密接な関係があることが明らかになっています第二ではなく、「腸は第一の脳」と提言し、自ら健康な腸内環境づくりを実践している、腸内環境・細菌研究の専門家監修のもと、認知症の予防となるよう、自律神経の一つである副交感神経に働き腸内環境整える音楽を、特許習得の癒しの音色で演奏しました。全編、本作のための書下ろしです。

Busk till Dawn
Lossless

Busk till Dawn

Kai , Natsuki

未体験の音響空間を作り出す新人 Kai , Natsuki(カイ、ナツキ)。オープン・チューニングやギター弦とベース弦をミックスした変則ギターを巧みに操るギタリストであり、ジェームス・テイラーを彷彿とさせる優美なヴォーカルを聴かせるKai Petite(カイ・ペティート)。時にチェロ、時にオルガンにさえ聴こえる音響を、エフェクティブに強烈に鳴らすハーモニカ・プレイヤーのNatsuki Kurai(倉井夏樹)。この二人からなるユニットは東京、神奈川を中心にライブを展開していて、最初の数本のライブで「すごい2人組がいる!」と昨年来よりミュージシャンたちの間で噂の的となり、2015年の「GREENROOM Fes.」に出演。同フェスに出演したトミー・ゲレロの横浜公演ではオープニング・アクトに抜擢されている。今夏には代々木公園での野外フェス「OCEAN PEOPLES」へ出演。この新人ユニットが江戸屋よりアルバム・デビュー。オリジナル曲と洋楽のカバーを織り交ぜ、ボーカルとインストゥルメンタル曲を織り交ぜ、ハーモニカとギターと歌が織りなす、エモーショナルなニュー・フォーク・ムーブのはじまりの予感。

Music for a Dying Star - ALMA MUSIC BOX x 11 artists
Lossless

Music for a Dying Star - ALMA MUSIC BOX x 11 artists

Pop

V.A.

地球から950 光年かなたにある「死にゆく星」から届いた音を、蓮沼執太、mito、高木正勝、クリスチャン・フェネス、スティーヴ・ジャンセンら11 組の気鋭のミュージシャンたちが楽曲化!国立天文台監修による、かつてない宇宙とアーティストのコラボレーションに注目が集まっています!

MAJESTY

MAJESTY

HipHop/R&B

DJ MOTIVE

"iTUNES限定で販売された、原点回帰のジャズブレイクアルバム「oldfashion」から1年、2枚組で予定されていた「SACASTIC MAJESTY」がエレクトロニカベースの「sacastic」、ビートミュージックベースの「majesty」、それぞれの形になって完成!第一弾「MAJESTY」はmotiveのお家芸である、美しいjazzやレアグルーブのサンプル使いはそのままに、もはやHIPHOPの枠では収まりきらない、約1時間縦横無尽のビートトラベル タイトル曲の「majesty」「lou」「WIPS」などのメロウビート、ロウビートブギーな「ALL KILLED OUT」、DJ SHADOWも驚愕のドラムブレイク「FLOOD OF DRUMS(ドラム大洪水!)」、ハンドクラップが印象的なストレンジフュージョン「LOTUS」など、nujabes、madlib、flying lotus、、すべてのビートファン必聴の1枚!本作はヴォーカルチューンを多数収録。リードトラック「A NEW DAY」には、名門JAZZY SPORTからiTunes Best of 2012 R&B/ソウルのベストソングに選ばれた天才ソングライターのMARTERが初競演。全世界に轟くであろうニューソウルの超名曲です。名古屋からはデビューアルバムが発売中の超絶フォークトロニカバンド「tiger MOS」のVOイケダユウスケはstingの「イングリッシュマン・イン・ニューヨーク」を彷彿とさせる「MONIN」と「BLAKE」、motiveとの競演はもはや常連、ドリーミーなポッポスで人気のレミ街VO、深谷彩は、チルアウトの大名曲となるであろう「NOVEMBER」、ミュージックマガジン誌においてソロアルバムが絶賛された、K.LEE from B.B.9は「HOSHI NI NEGAI WO」でソウルの心地よいサンプルに技巧派ラップを炸裂させる。トラックメイク、MC、映像とマルチにこなす岐阜の若き新星「PELICAN SWAMP」はハードなエレクトロトラック「boil」「monopoly」の2曲を収録。"

Here(24bit/48kHz)
High Resolution

Here(24bit/48kHz)

Dance/Electronica

Inner Science

エレクトロニック・ミュージック・プロデューサー / トラックメイカー、西村尚美によるプロジェクト、Inner Science。 自身の楽曲制作やライブ・パフォーマンス、DJにはじまり、さまざまなアーティストのリミックス、イベントや インスタレーションのサウンド制作などなど、その活動は多岐にわたるがやはり本名義でのオリジナル・リリースが、 その表現活動の中心と言えるだろう。そんなInner Scienceの、通算7枚目となるアルバム『Here』が、 前作『Self Figment』以来、約1年半ぶりに到着した。

Moonlit Invocations
Lossless

Moonlit Invocations

FJORDNE

東京在住の日本人アーティストFJORDNEの待望の6thアルバムが遂に完成!White Paddy mountainよりリリース!!!シンガポールのkitchen.Labelよりの過去2作目で見せたジャズピアノへの傾倒は、この作品で大いなる過去の歴史と未来への指針となるようなエレクトロニクスの技巧と生演奏の驚異的な邂逅となった。過去3年に渡り制作された本作はMoonlit Invocations(月の光に照らされた祈り)というタイトルが示すように荘厳な世界観に加え、美しさと醜さを含むあらゆる世界への畏怖のようなものさえ感じられる大傑作!90年代、00年代のポストロック、エレクトロニカ、ポストジャズ、シカゴ音響派などの音楽を浴びるように吸収し、独自の音楽世界を切り開いてきたFJORDNE、この作品では古いジャズのレコードからサンプリングされた素材、生演奏で収録されたピアノ、緻密なエレクトロニクスなどが極めて丁寧かつ、重厚に、そして退廃的なまでに美しく構築されている。ガウディの建築のように、どこまでも迷宮的で、一回の試聴体験では、全部を把握する事は不可能であるような、何度も聞きたくなる奥行きをもった作品となった。FJORDNE自身はこの作品を、混乱、退廃の時に生まれる諦めに似た祈り/60年代のジャズの深淵な黒い美しさ/過去から現代を見るような視点/リズム、ハーモニーの不調和から調和に移りゆくバランス/という言葉で説明するように、相反する要素の融合もテーマとなっている。世界史的な混迷の時代を迎えている現代に聞くべき祈りにも似たマスター・ピースの登場!!!

12

12

HipHop/R&B

Aru-2

今最も躍進を続ける新鋭ビートメイカーArμ-2による極上の最新ビート集!

STRANGERS (Soundtracks for Digi+Kishin Vol. 2)
Lossless

STRANGERS (Soundtracks for Digi+Kishin Vol. 2)

TOSHIYUKI YASUDA

篠山紀信写真映像作品へ提供した、キッチュでビザールなリズム曲中心のサウンドトラックアルバム。グラビアアイドルが、高名な写真家が、しがない音楽家が、そしてあなたが持つ、「普通」な「可笑しさ」。このアルバムは、篠山紀信氏のDigi+Kishin名義での写真映像作品へ2006年頃から提供した音楽作品から、2009年2月に発売した「GIRLS (Soundtracks for Digi+Kishin Vol. 1)」とは異なる方向の"Weird"なリズム曲を中心に再編した作品集である。Digi+Kishin作品には、大きく分けて2方向あると認識している。何れも女性の内面を晒させるパワーに満ちていることに変わりはないが、ひとつは親密な室内で幽冥な表情を捉えた、直接的に彼女らの二面性を表現した作品群。もうひとつは快晴の屋外で満面の笑顔で飛び跳ねる女性全体の躍動を捉えた作品群である。間接的な表現という意味で、実は後者の方が彼女らの逆しまな心理が強烈に表されている気がする。燦々と照る太陽の下で裸体と共に振りまかれた笑顔を少し心痛みながら見る僕の視点は、ムルソー(カミュ「異邦人」)のようでもある。その観点は、彼女らの奇妙さを少数派にし安全な場所から貶むようなものでは全くない。むしろそれらをごくOrdinaryでIndividualなもの(誰もが持つもの)として、僕の持つ同義の可笑しさで応える。当然それら全体は篠山氏の純然な「をかし」さによって統率されたもので、個々が持つユニークさに訴える受容力を持つ。「変なことはおかしいことじゃないよ」と呟きながら人知れず炎天下の中そっと溶け出すモンスターの、計り知れぬ微笑を伴って。(2010年3月 安田寿之)

GIRLS (Soundtracks for Digi+Kishin Vol. 1)
Lossless

GIRLS (Soundtracks for Digi+Kishin Vol. 1)

TOSHIYUKI YASUDA

篠山紀信写真映像作品へ提供した、ピアノ中心のロマンティック電子音楽サントラ。笑いながら泣き、近くを見ながら遠くを眺め、うなずきながら否む、あべこべな女性とは。ブラジル音楽を歌うロボット「ROBO*BRAZILEIRA」シリーズや、サラウンドに対峙したモノラルコンピレーション「-MONOPHONIC-ENSEMBLE-」など、僕の作風はどちらかと言うと禁欲的---セクシーなものではなかったと思う。その僕がどうして2006年頃から篠山紀信氏の手掛ける映像/写真作品に音楽提供してきたかというと、アートディレクターの宮坂淳氏のご紹介がきっかけである。宮坂氏は僕の作品に潜む客観性のようなものにポテンシャルを感じて下さっていたのでは、と思う。制作開始した際、篠山氏に「映像に遠慮したり寄り添ったりする必要はない」「違うベクトルのものを合わせて、結果として完成度を上げよう」というような指示をいただいたように記憶している。真の巨匠だと再認識したものである。また、どの作品も篠山氏作品でしかなく、しかもそれぞれの女性の個性が発揮されている、という相反する特性が同居している作品群に驚嘆の連続であった。女性の外面を見ながら考えたのは、他でもない女性の内面である。微笑みながら寂しさを感じ、肯定しながら否定し、近くを見ながら遠くを見る。そんな逆しまな女性の内面が音になれば、と想像を掻き立てた作曲集がピアノ曲を中心にしたこのアルバムである。(違う方向性の、キッチュでビザールなリズム曲集もアルバム「STRANGERS」として監修予定。)アルバムとしてまとめるにあたり、時代感をなくすため一度カセットテープレコーダーに録音するプロセスを経た。これは音質的なことというよりはもっと大きな意味で、50年前に作曲されたスタンダードをカバーするのと同じ意味でのタイムレス感が狙いで、僕なりのユーモアである。

TOP