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Stay foolish
篠原美也子
前作から4年ぶり、オリジナルとしては6年ぶりとなる、自身の歌とピアノによるミニアルバム。その光を、その愚かさを高く掲げた、剥き出しの七つの原石。2013年4月20日、O-WESTでの20周年記念ライブより「SWEET 20」収録。


TIME GOES BY〜ピアノ弾き語りアレンジ〜
mimi
映画に音楽にとさまざまな活躍を見せるmimi初のソロレコード。大人っぽくて子供のようなかわいらしさもあり、力強くて丸みもある、天性の個性的な歌声でELTのtime goes byをピアノ伴奏で歌い上げる。「大人の夢プロジェクト」とは25歳以上の大人が芸能界という途方もない夢に向かい、頑張る姿を発信していくことで、年齢を理由に何かを諦めている方を勇気付けていくプロジェクトです。


ヨイトマケの唄
大島花子
美輪明宏の名曲「ヨイトマケの唄」が、50余年の時を経て、大島花子の女性目線、母親目線での新しい解釈によって生まれ変わる!人と人との絆、かけがえのない日常の輝き、命の尊さをテーマに歌い続ける、大島花子の真骨頂!ピアノトリオ、ストリングス、オーボエの編曲は千住明。


映画『美しい星』オリジナル・サウンドトラック
V.A.
映画「美しい星」オリジナル・サウンドトラック 音楽:渡邊琢磨 三島由紀夫の異色SF小説を、「桐島、部活やめるってよ」「紙の月」の吉田大八監督が映画化。平凡な家族が突如として 「宇宙人」に覚醒する姿を、舞台を現代に置き換えた大胆な脚色で描く。予報が当たらないことで有名なお天気キャスター・ 大杉重一郎は、妻や2人の子どもたちとそれなりの暮らしを送っていた。そんなある日、重一郎は空飛ぶ円盤に遭遇したことを きっかけに、自分は地球を救うためにやって来た火星人であることを確信。さらに息子の一雄が水星人、娘の暁子が金星人と して次々と覚醒し、それぞれの方法で世界を救うべく奔走するが……。父・重一郎役をリリー・フランキー、息子・一雄役を 亀梨和也、娘・暁子役を橋本愛、母・伊余子役を中嶋朋子、大杉家に近づく謎の代議士秘書・黒木役を佐々木蔵之介がそれぞれ演じる。 「異次元のクオリティ」に、吉田大八、平沢進が驚嘆ぱサントラ待望の声多数につき、緊急発売決定! 【推薦コメント】 異次元のクオリティ。この楽曲のレベルに見合う映画になりたい、なれただろうか、なれたはずだ。 吉田大八(監督) 電子音からオーケストラまでの質感を行き来し、時に目撃されている現象を隠れて支配する原理らしき層さえも むき出しにしながら、観客や演者さえ置き去りにする不純物だらけの時間流を生み出す大胆な音捌きがすごい。 平沢進(劇中曲「金星」提供)


Sing with me Ⅱ
坂本美雨 with CANTUS
坂本美雨の新たな歌唱表現とCANTUSが紡ぎ出す、穏やかな時間へと誘う“全ての人"に向けた子守唄。コーラスアルバム2作目には、坂本の囁く歌声が新鮮な「The Other Side Of Love」も収録! 坂本美雨が聖歌隊CANTUS(カントゥス)をパートナーにむかえて制作したミニアルバム「Sing with me」(2016年6月リリース)に続く、コーラスアルバムの第2弾作品。アレンジ・プロデュースは前作に引き続きアンビエント界の新鋭 haruka nakamura氏を起用。 アルバムテーマは、「日常」「子守唄」。前作の制作を通じて、「歌がより日常的で生活に不可欠なものになってきた」と坂本が語るように、坂本の歌は“自己の表現"から“一番近くにいる大切な人を笑顔にさせる歌"へと変化が生まれている。 haruka nakamuraとCANTUSのリーダー太田美帆から引き出される、坂本の新たな歌の表情はよりナチュラルで優しい響きとなっている。 haruka nakamuraによる、これまでにないアレンジがより新鮮な印象を与えているのは、「The Other Side Of Love」。 デビューの頃から高音域で歌い上げる曲が多かったこともあり、「坂本美雨といえば高い声」という評価にいつからか応えようとしてきていた坂本美雨。声を抑えて囁くように歌う子守歌を通じて、不得意としていた中音域で歌うことも自分の表現の一つだと思えるようになってきた。新しく芽生えた歌唱表現への思いとharuka nakamuraが抱いていた「The Other Side Of Love」への思い入れが結実し収録が実現。 数ある候補曲の中で坂本美雨と制作陣が揃って収録を熱望したのが「The Water is Wide」。 坂本のナチュラルで優しい声とCANTUSのコーラスワークによって、この曲の持つ賛美歌のような旋律が新たな響きで表現され、haruka nakamuraの静謐なピアノと相まって、穏やかな時間が流れる曲になった。 いずれの楽曲も、喧騒とした日々の中で優しい気持ちを取り戻すことができる、抱擁感に満ちたものとなった。


ふとしたことです
川本真琴
川本真琴デビュー20周年(2016年時)企画。ピアノ弾き語りによる初のセルフ・カヴァー・アルバム。衝撃のデビュー曲「愛の才能」、アニメ『るろうに剣心』主題歌「1/2」、アルバム収録曲やカップリング曲、9年ぶりに出したアルバムからのリード曲「アイラブユー」、そして近年のシングル曲等、20年分の想いの詰まった楽曲を丁寧にピアノで弾き語る意欲作品。


柳 兼子 リサイタル
柳兼子/木村潤二
75年11月5日、第一生命ホールにおける実況録音盤。柳兼子、当時83歳の奇跡と言われた美しいドイツ語と歌唱。超満員のコンサートですすり泣きする者もいたほど、聴衆を魅了する柳兼子のパフォーマンスがオリジナルマスターの鮮度そのもので、ここによみがえりました。


現代日本歌曲選集
柳兼子/小林道夫
1975年当時、83歳の柳兼子女史による歴史的歌曲集。日本で生まれた日本の曲が、柳兼子によって心に染み込むようにうたわれています。約30年の時を越えた2001年、最新の技術によって今ここに柳兼子の心が蘇りました。


歌う思い出
福田美樹子/アントワーヌ・パロック
福田美樹子は、フランスのコロラトゥーラソプラノとして有名なマディ・メスプレの愛弟子で、これまで深くフランス歌曲、オペラ音楽に接してきました。当盤は、これまで彼女が歌い親しんできた楽曲を集めたアルバムです。はじめにドビュッシーがヴァニエ夫人に捧げた珠玉の名曲を、続いてオペラやオペレッタからコロラトゥーラの軽やかな歌声による美しい楽曲を、最後は知られざる名曲と有名なプーランクの歌曲を収録しました。鈴を転がすような美声が輝く、本場フランスのコロラトゥーラをお楽しみください


蒼い背中
タイナカ彩智
今年10周年を迎えたタイナカ彩智がお届けするのは、「再生」をテーマに描かれた蒼い朝の物語。透明な歌声とピアノが奏でる繊細な美しさで、過ぎゆく瞬間の光を閉じ込めた、1年半ぶりの最新作の発売が決定。Bassに鹿島達也、Drumsに神谷洵平という、音楽的で個性豊かなメンバーと奏でるピアノトリオに、ルーツであるクラシカルな要素を交えるため、バイオリンに雨宮麻未子を迎え、全曲書き下ろしによる待望の最新作。


Saudacoes Egberto
Delia Fischer
エギベルト・ジスモンチの愛弟子といえる女性ピアニスト、作編曲家、歌手のデリア・フィッシャーは20年以上に渡るキャリアと豊かな音楽性の割にリーダー作はとても少ないが、音楽の都=リオ・デ・ジャネイロでも注目されるアーチストの一人である。これはそのデリアが最も敬愛する音楽家で師匠でもあるエギベルト・ジスモンチの楽曲をカバーしたアルバム。ジスモンチのデビュー曲でエリス・ヘジーナがヒットさせた「ソーニョ」を始め、「ロロ」「パリャッソ」「バイオン・マランドロ」「フレヴォ」「水とワイン」「ダンサ・ダス・カベッサス」「マラカトゥ」などの代表曲13曲を収録し、デリアの多彩で類稀な才能を存分に味わえる作品。デリア・フィッシャー、初の日本盤が登場!


クリナメン〜発現する自由意志
パトリック・ゴーティエ
マグマ、エルドン、ヴィドルジェを渡り歩いたフランス音楽界のキーパーソン、パトリック・ゴーティエの20振りの新譜。アントワーヌ & ヒミコ・パガノッティ兄妹によるツイン・ヴォーカルとピアノのシンプルなトリオ編成ながら、音の緊密さと彼独特の東欧やバルカン半島を連想させるメロディーとリズムが極上のZEUHLミュージック


Mika Takenaka Best Selection - with piano -
竹中三佳
2007年にリリースされた竹中三佳の三作品、待望の音楽配信スタート!演劇集団キャラメルボックスに提供した楽曲の中から、ピアノを中心にストリングスなどの心地よい音色を生かした癒しに満ちあふれる『ウィズ・ピアノ』。


Ub-X
橋本一子 Ub-X
疾走するポリグルーヴ、きらめくヴォイス、深く響き合うサウンド。眩暈がするほど新しく美しいUb-X、ここに始動。カネボウ化粧品「フェアクレア(2005年)」CM曲『凛』を収録。[パーソネル]橋本一子: piano/vocal井野信義: bass藤本敦夫: drums-------------------------------------------「僕は男性としてはかなりのウソツキで、女性に対して、口先だけで褒めちぎることに何の抵抗もないクズですが、音楽家としては誠実ですから、それが先生であれ母親であれ恋人であれ、クソはクソとはっきり言います。これは物凄い名盤です。ちょっ と興奮しちゃいました。」菊地成孔(音楽家/文筆家/音楽講師)-------------------------------------------たとえば、美少女が笑顔で魅了するのは当たり前だが、その厳しい眼差しで、心を捕らえる少女がいる。橋本一子の中には、まさにそんな少女が、今もいる。 1980年代初頭、あのYMOの国内ツアーに参加し、渡辺香津美と共演したり、フュージョン時代の名キーボード奏者としてその名を広めた彼女だけれど、一方で、山下洋輔ばりに鍵盤に肘打ちを食らわす激しい演奏で聴衆を驚愕させる少女だった。その後彼女は、パフォーマーであることだけに収まらず、音楽クリエーターとしてたくさんのアルバムを制作し、また、映画音楽、アニメ音楽等に携わり、声優にもなり、さらには小説家となって、次々と貪欲に表現の場を広げたが、そのどれも笑顔の美少女の仕事ではない。他者にこびることなく、肘打ちを打ちたければ打つように、自分が見たい夢を作り続けたと言っていい。むろん、ジャズから離れようが、それはまったく彼女の関心の外である。ところがそんな彼女が、1999年に突然ピアノ・トリオ・アルバム『マイルス・アウェイ』を引っさげて、ジャズに乗り込んできた。気がついてみると、これが彼女の初めてのジャズ・アルバムであった。「もう新しいものはないと思っていたが、あったのよ」。というその言葉に間違いはなかった。歴史を塗り変える意気込みのこのアルバムは、橋本一子の天才を証明する衝撃のアルバムと今も思う。その続編が、2001年の『マイルス・ブレンド』で、これでマイルスのジャズの遺産を彼女は整理したのである。今もマイルスの亡霊に悩まされ続けるジャズ界へのコロンブスのたまご的閃きであり、実践であった。それから5年経ち、そして橋本一子は再始動した。もはやここ『Ub-X』には、マイルスの影もなく、すべて彼女のオリジナルで埋められ、その独特の浮遊感、彼女の想像力の触手がとらえる偏在するこの世界のリアリティーをピアノ・トリオの中に見事に持ち込んできた。橋本一子のポートレイト・イン・ジャズである。(青木和富)


JAZZ AGE GERSHWIN SONG BOOK I
前田祐希
ヴォーカリスト前田祐希、そして12人のピアニストたちによる、ガーシュイン・ソング・ブックの1。ドイツ留学中にガーシュウィンの音楽に出会い、そのレパートリーは100曲を越すという前田祐希が歌う1998年にガーシュウィン生誕100年を記念して制作されたアルバム。参加ピアニストは、佐山雅弘、南博、三宅純、柴野さつき、渋谷毅、黒田京子、大口純一郎、shezoo、山下洋輔、板橋文夫、佐藤允彦、フェビアン・レザ・パネ(以上レコーディング順)。ジャズ、ポップス、クラシック、即興と、12人の豪華で多彩なピアニストがつくりだす、様々なガーシュウィンで前田祐希のヴォーカルの表現力を引き出した話題作。ガーシュウィンの曲集としても貴重。


Night Bird Lounge(夜型のためのラウンジ・ミュージック)
V.A.
夜長をゆるりと楽しむ、夜型の人のためのラウンジ・ミュージック。洗練されたハイセンスなイタリアン・クラブジャズのオリジナル曲と、マッシヴ・アタック/ジャミロクワイ/エール/スティング/イーグルスなどの名曲カヴァーを収録。Nu-Jazzプロジェクト<Aaron Tesser New Jazz Affair>、ジャズ・シンガー<Chiara Minaldi>、ジャズラウンジ・ユニット<Flabby>など、イタリアの実力派アーティスト満載の大人のためのコンピレーション!


Unelma
木箱
木箱最新アルバム『Unelma』(ウネルマ)Unelma:フィンランド語で『夢』という意味を持つ。3年ぶりのリリースとなる今作は夢をテーマにしたコンセプトアルバム。アルバムタイトルにもなっているドリーミーで幻想的なオープニング曲「Unelma」から物語は始まる。レディスセレクトショップ『urnis』 10周年のアニバーサリーソング「hello my special day」、木箱10周年のアニバーサリーソング「タイムロード」、シングル「nousta」のalbum versionを含む7曲収録。さあ、夢の扉を開いて Unelmaの世界へ。


TIME NOTE
奥華子
素朴でナチュラルな世界がひろがる、ポップでキャッチューな心地よい癒やしソング集です。キーボード弾き語りシンガー・ソングライター、奥華子の、劇場版アニメ『時をかける少女』主題歌「ガーネット」、挿入歌「変わらないもの」、シングル「小さな星」を含むセカンド・アルバム。


クロノ・トリガー&クロノ・クロス アレンジアルバム/ハルカナルトキノカナタへ
光田康典 & Millennial Fair
ゲーム音楽作曲家、光田康典の作家20周年を記念し制作される“光田康典×スクウェア・エニックス×クロノシリーズ”による公式アレンジ・アルバム! 世界各国から様々なアーティストがカヴァーするなど、ゲームタイトルながらも異例なまでに音楽への注目が高い『クロノ・クロス』と『クロノ・トリガー』の楽曲から光田康典自身が全曲新録アレンジをプロデュース!!


EP『たまねぎのなみだ』
アシタカアヤコ
大阪出身のSSWアシタカアヤコの2年ぶりの新作EP。やさしくも芯のある歌声とアシタカアヤコ独特の物事を見る視点から繰り広げられる歌詞の世界。力強いピアノと率直な音像。聴くものをやさしく、切なく、そして前向きにさせてくれるそんな4曲からなるEP。


Divers
JOANNA NEWSOM
ハープを抱いた歌姫、ジョアンナ・ニューサムが帰ってきた。じつに5 年ぶりとなるただしく待望のニュー・アルバムがついに完成。あのグランド・ハープの音色に、あの魔法の歌声に心を震わせるときがまたやってきたのだ。深呼吸して、あなたの今日の耳を『ダイヴァーズ』の新しい世界に合わせよう。


キミが恋する物語
mao
maoのアコースティックアルバムがリリース!全編オリジナル曲で構成されるフルアルバム。 伸びやかで力強い歌声のmao。そんな彼女の魅力を最大限に表現されたピアノと歌というアコースティックサウンドでお届けする1枚。 恋愛をテーマに全編オリジナル曲で構成されるフルアルバム。


The World Left Behind
Rayons
Predawn の自主レーベルよりリリースされたミニアルバムが話題を呼んだ現代音楽 家・中井雅子のソロプロジェクトRayons が記念すべきファーストアルバムをリリー スします。フルート、クラリネット、ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロなど様々な楽 器をエレガントにまとめ上げ、70 年代のフランス映画のサウンドトラックを現行の ポスト・クラシカル・マナーで発展させたかのような、鋭い美しさを讃える全10 曲。盟友Predawn が4曲で参加し、すでに彼女のライブでも披露されている「Waxing Moon」や「It Was You」ではドラマティックなピアノ四重奏でPredawn のボーカ ルの新たな魅力を引き出しています。感情をダイレクトに揺さぶる情熱的なピアノソ ロ、気品に満ちたストリングスの調べ。閉じられた世界をテーマに、そこに生きる少 女のピュアネスを女性らしい繊細さと凛とした力強さで表現したファーストアルバ ムです。


楔 -くさび-
奥華子
2015年7月27日にメジャー・デビュー10周年を迎える奥華子の“10周年記念シングル”。奥華子の原点でもあり、彼女の10年を支えてきたインディーズ時代の名曲「楔-くさび-」が、10年の時を経て遂にシングル化。


KOHAKU 歌われる詩たち
KOHAKU
吉川真澄(うた)・柏木麻里(詩)・大須賀かおり(ピアノ)の三人による童謡ユニット“KOHAKU(コハク)”の初のアルバム。詩人である柏木麻里の詩を現代音楽の世界で活躍する作曲家に委嘱し、誰もが愛唱できる現代の童謡としてアレンジされ、演奏家の吉川真澄と大須賀かおりによって幾度と発表されてきました。このアルバムは詩人と作曲家、演奏家によって新しい試みで生まれてきたオリジナル作品を収録したものです。


東方のロマンス
エカテリーナ・ガネーリナ/ヒブラ・ゲルズマーワ, ガリーナ・セミョーノヴァ/エカテリーナ・ガネーリナ/ヒブラ・ゲルズマーワ
トルコに近いカフカースに位置する旧ソ連アジハブラ出身のヒブラは、自身も東洋的な魅力を備えた期待の若きソプラノ。チャイコフスキー国際コンクー・グランプリ受賞の快挙後、劇場でのキャリアを積み、声に強さと、よりドラマティックな表現力が備わってきました。そんな確かな実力を備えた彼女ならではの仮称が堪能できるこのアルバムは東洋的な香りの漂う声楽組曲を中心に組まれた本格的な内容です。リリース時に朝日新聞での推薦他、数々の高い評価を得たアルバムです。


Gentle Eyes
黒田ナオコ
3人の日本を代表するピアニスト、山本剛、青木弘武、ハクエイ・キムと、名ドラマー大隅寿男を迎え、それぞれのトリオで黒田ナオコの優しくリズミカルな歌声を支えた、一体感のあるボーカルアルバムとなっている。ベースもジャズ界のベテラン陣であるジャンボ小野、金子健が個性を生かしたリズムを刻みグルーヴする。 今回のレコーディングメンバーは、黒田の過去の代表的なライブ公演で主に共演して来た、いわば気心知れあった面々であるだけに、和やかな雰囲気と心地よい緊張感をもって録音された。それぞれのピアニストそして大隅寿男のキレのあるリズムがサポートした名曲の数々は、ジャズの歴史をしみじみと感じさせる懐かしさがありながらも、それが心地よい存在感のあるボーカルと絡み合うと、新鮮な魅力を放ちはじめる。まさに極上のリズムの楽しさと共に、穏やかな安らぎをも与える1枚に見事に仕上がった。 全てのスタンダードナンバーは、黒田ナオコとバンドメンバーが過去のライブで共演した選曲。それだけにそれぞれの楽曲が、自然な融合と一体感を醸し出す。 アルバムには、トリオとの収録と共に、ボーカルとそれぞれのピアニストのデュオも1曲ずつ収まっている。さまざまな方向から楽しめる、まさに味わい深い全15曲となっている。


Sometimes I'm Happy
Champian Fulton Trio
ピアノ弾き語りの期待の新人チャンピアン・フルトンのアルバムを聴けば、誰もがその本格派のジャズ・ヴォーカルに魅了され、さらに新人であることに驚いてしまうだろう。【高井信成】


tomori
タイナカ彩智
約二年ぶりとなる今作は、グランドピアノの深い響きを中心に、シンプルでいながらも攻めの姿勢を忘れない、自身初のピアノトリオサウンドから物語が始まります。磨き上げられた「声」の持つ美しさが閉じ込められた、タイナカ彩智にしか表現出来ない、個性光るオリジナル作品の誕生です!参加ミュージシャン bass:鹿島達也 drums:神谷洵平 guitar :椎谷求 pedal steel:宮下広輔 他


ゴマサバと夕顔と空心菜
HARCO
ファン待望の5年ぶりのオリジナル・フルアルバム。アルバムタイトル曲「ゴマサバと夕顔と空心菜」をはじめHARCOらしいバラエティに富んだ全11曲。ライブでも好評な「閉店時間」、「電話をかけたら」。HARCO真骨頂の新曲ポップソング「カメラは嘘をつかない」、寓話的な歌詞が印象的な「南極大陸」、「SnowonthePasta」。オリジナルアルバムとしては久々にインストゥルメンタル曲「TIPKHAO(読み方:ティップカオ)」もラインナップ。さらに2014年4月の東阪で行われた“HARCOの春フェス”にて、堀込泰行×杉瀬陽子×HARCOの共作によって誕生した「口笛は春の雨」を収録。Aメロを堀込泰行、Bメロを杉瀬陽子、サビをHARCOとそれぞれがそのパートの作詞作曲歌唱を担当するというリレー方式で制作された。3人の個性的なボーカルが春の風景を描き彩る珠玉の1曲である。あがた森魚の「つめたく冷して」のカバーにも挑戦。あがた森魚もゲストボーカルで参加。また、ジャケット撮影をタイトルのイメージにあわせラオスにて敢行。※参加ミュージシャン:堀込泰行、杉瀬陽子、あがた森魚、中森泰弘(HICKSVILLE)、伊藤健太(ex.ゲントウキ)、石本大介、高井亮士


きいろい丘と砂のまち
野田奈津実
奇妙な展開、ちぐはぐな音、断片的な言葉、その全てがどこか不安定で心地良い。真夜中に開いた絵本のように、いびつで愛しい小さな宇宙。アート、映画、音楽、日常など様々なところから影響を受け、声とピアノだけに落とし込んだシンプルでいて最上級の8曲。衝撃と待望のファーストフルアルバム。


Cool Choices
S
2003年に解散したシアトルのインディー・ポップ・バンドCarissa’s WierdのメンバーであったJenn GhettoによるソロプロジェクトがSである。2001年にソロとして1stアルバム『Sad Style』をリリース。バンド解散後もソロでの活動を続け、2010年の3rdアルバム『I’m Not As Good At It As You』にて 飛躍を遂げる。今作『Cool Choices』は同じくシアトルに拠点を置くビッグ・バンドDeath Cab For Cutieのブレインであった(先日惜しくも脱退)クリス・ウォラと共に制作が行われた。ダウンテンポに載るギター・ポップが心地よく、クリス・プロデュースというゴージャスさとは裏腹に彼女の良さであるシンプルなサウンドはしっかりと受け継がれている。


フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
エミ・マイヤー
ダノンビオのCMソングや、さかいゆう、冨田ラボとの共演など話題に事欠かないシンガー、エミ・マイヤー。最近はポップ・フィールドでの活動が多かったが、デビュー時には iTunes Storeや多くのCDショップのジャズチャート1位を獲得しており、元々ジャズシーンで評価が高かった。そんなエミ・マイヤーが今年、満を持して取り組むテーマが「ジャズ・スタンダード」。スモーキー・ヴォイスがピッタリはまる名曲の数々に期待が高まるが、アルバムに先行して、著名なジャズ・ピアニスト、エリック・レニーニとパリで録音した1曲が配信リリース!6月にはピアニストと二人だけのライヴも決定している。(「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」は1954年に作られ、現在まで多くのシンガーにカヴァーされているが、中でも60年代にフランク・シナトラが唄ったヴァージョンは、世界的に大ヒットした。またこのテープはアポロ10号に持ち込まれ、月面上でオンエアされた最初の曲としても知られている。)


Night Lines
Cuushe
前作『Butterfly Case』が「PRETTIEST ALBUM OF THE YEAR」(The FADER)との評価を筆頭に、世界中の音楽メディア/ブロガーから注目を集めた京都出身のアーティストCuusheが久々の新作となるEPをリリースします。「シューゲイズならぬサンゲイズ」とも評された光のあたる前作から一転、ネオンライトきらめく都市に潜むメランコリーを描き出したドリームポップの新機軸的作品。アーバンな空気をまとったシンセポップ「Tie」、ミニマルなギターとピアノのカッティングがドラマチックに展開していくダンスチューン「Shadow」など、夢見心地のエレクトロ・メランコリアが広がる全4曲を収録。Yumi Zouma、Kisses、Chad Valleyのリリースでも知られるアメリカのCASCINEからの熱烈なラブコールにより、flauとの共同リリースが実現しました。CDには個性溢れる豪華アーティスト3組による強力なリミックスも追加収録。Teebsの新譜にも参加したイタリアの盟友Populousはボトムの効いたビートで大胆なクラブエディットを施し、The Postal Serviceでも活躍したアメリカのエレクトロニック・アーティストDntelはアシッドなベースが飛び跳ねるスペース・エレクトロに、Italians Do It Better、Stones Throwなど名だたるレーベルからリリースするLAのシンセポップ・ガール Nite Jewelは面目躍如なベッドルーム・ディスコ・ファンクへと変貌させるなど、それぞれにバラエティーに富んだ珠玉のリミックスを提供しています。EPのアートワークは前作に引き続き、『Airy Me』のミュージック・ビデオで文化庁メディア芸術祭新人賞を獲得するなど、各所で話題をさらった久野遥子が書き下ろしのイラストで華を添えています。


置き手紙
田中千尋
田中千尋初の全国発売となる、7曲入り1st mini Album「置き手紙」が3月7日リリース。初めてオーケストラと共演した「置き手紙」を始め、冒頭のプロローグではアカペラで収録されており、そこから物語は始まる。従来の田中千尋らしい激しいロックな楽曲はもちろん、ピアノでしっとりと聴かせる楽曲、オーケストラとの共演など様々な曲を魅せ、新しいことにもチャレンジした今作はますます中毒性を増している。


Hercules
JASMINE NELSON
美麗なピアノの旋律と絶妙なストリングスのアレンジ、優しいフォーキーなフィーリングに包まれた全13 曲。これこそ日本の音楽リスナーに好まれる新しい時代のジャズ・ヴォーカル!ラジオでのパワー・プレイが期待されるM3「Sorry」、M7「As Long As You’re In Love」は必聴です!


If You Love Me
MAYUMI LOWE with ALLY
マユミ ロウは2009年のWhat's Newよりセカンド・アルバム''Rearlly?''を発表。この作品ではボーカリストに絶大な人気の名ピアニスト竹下清(日野皓正グループで4年間活躍)を迎えマユミ ロウの新しい魅力を新たに発見し好評を博した。今作品ではALLY(共同、同盟、団結など) と銘打った気心しれたメンバーとアレンジなど作品作りから始めジャズスタンダード、エディット ピアフ、スティング、キャロル キングなど多彩な楽曲で構成されており、更なるマユミ ロウの魅力が満載のアルバムに仕上がっています。


Bad Place For A Good Time
Kate Tempest
2014年のMercury Music PrizeにもノミネートされたKate Tempestから、新たなシングルが到着!“Bad Place For A Good Time”では、様々な感情が4分半のライムにねじ込められている。ピアノとむき出しのビートをバックにTempestは街や、喪失、希望について語りかける。プロデューサーはMr DanことDan Carey。カップリングには2014年のアルバム『Everybody Down』からの“Stink”を収録。


トワイライト・レインボー
白根真理子
夕暮れ時、空を見上げると虹がかかってる・・・遠くに行ってしまった大切な人とつながれているような、一瞬の光景トワイライト・レインボー、面影が・・・にじんで空の彼方へ。


Ombra Mai Fu
三上響子
2014年1月に初の作品を配信リリースした女性アーティスト「三上響子」が、シングル第3弾を配信限定でリリース。とても美しい旋律で沢山の人々に親しまれているヘンデル作品の「Ombra Mai Fu」。彼女のルーツの1つでもあるクラシカルな要素を十分に打ち出し、ピアノとストリングスによるアンサンブル溢れるアレンジのもと、1番は原曲のイタリア語、2番は日本語のオリジナル歌詞で歌い上げている。


オール・アバウト・ノーマ
ノーマ・メンドーサ
現在廃盤市場でもっとも目に触れることのないヴォーカル・アルバムの逸品。優雅さを湛え、ある時はレイジーにブルージーにある時は軽快に伸びやかに歌うノーマ、当時夫だったジミー・ウィズナーの丁寧なプロデュースとサポート、味のある選曲等々、ヴォーカル・ファン、コレクターの心をくすぐる要素いっぱいの作品である。


Luna 〜Crossover Vibraphone〜
野尻小矢佳
多彩な音空間を創り出す打楽器奏者・野尻小矢佳。非常にレア度の高いヴィブラフォンのソロ・アルバムの登場です。マリンバから民族楽器まで様々な打楽器を自在に操る野尻ですが、今回はあえてヴィブラフォンという楽器を選ぶことで、特定のジャンルや形式に収まらない、その豊かな音楽性や表現力を際立てています。本作のテーマはLuna(月)、表題作をはじめ月にちなんだ曲を多数収録。クラシックやポピュラーの名曲から自作曲、本作のクライマックスといえる前衛的な「ナゲキ鳩のソネット」(ディーン作曲)など、まさに彼女のクロスオーヴァ—な魅力満載のアルバムが完成しました。


アヴェック・ユー
妹尾美里
奇跡のメロディーメイカー妹尾美里、ファン待望の4thアルバムが登場!待ち望んだピアノ・トリオ・フォーマットによる全曲オリジナル・アルバム。高貴な輝きを放つウィーンの至宝ベーゼンドルファーが誇るフラグシップ・モデル『モデル290インペリアル』から紡がれる妹尾美里の世界観はあまりにも美しく、繊細で、愛おしい・・・。綾戸 智絵のレギュラー・ベーシストとしても活躍する実力派「杉本智和」に、幻の1stアルバム『妹尾美里/ローズ・バッド』以来のレコーディングを果たした国内屈指の人気グループ『インディゴ・ジャム・ユニット』のドラマー「清水勇博」、さらにミュージシャンズ・エンジニアとしても名高い名エンジニア「赤川新一」を迎えた至極のサウンド・ワーク。ジャンルを越えて輝くファン待望の新作の登場である。


父娘
稲田三千男 & 高山千代美
高山千代美オリジナル曲「父娘」を収録。こんなに優しいデュエット曲があったでしょうか。''父娘っていいね、家族っていいね、離れていても心つながっている''・・・娘から父へ、父から娘へ、愛と感動の7分間。ピアノ:生田惠子 ヴァイオリン:尾張拓登編曲:谷茂岡一人


Grandma 90th Birthday Serenade
DJ MIYA
MIYAのおばあちゃんが、発売のこの日なんと90歳に!このお誕生日を記念してMIYAがピアノのセレナーデを作曲しおばあちゃんへサプライズ!?おばあちゃんをイメージした繊細かつ哀愁漂う旋律は自然に出てきた。いつまでも、長生きしてね☆90年も生きるとはどういうことなのだろう。と考えさせられるのである。