Rocking Chair Records


HUMARHYTHM IV
松原正樹4ROCKAMBOS
“うたう”ギターの宿命はさらなる洗練の地平へ! 日本屈指のギター・プレイヤーである松原のギター人生のすべてを詰め込み、ライフワークとして取り組んできた、超人気シリーズも遂に第4弾!!! FUNK,AORの旨味を存分に散りばめ、超絶がせめぎ合い肉迫していきながら楽曲を発展させていく、この快感はどうだ! フュージョン・ファンのみならず、時代を超えた普遍的で良質なAORに飢餓感を持っている、全ての音楽ファンにズッシリと受け止めてもらいたい痛快な傑作の誕生だ。ギターが導いていく松原の創造性は、こんなにもフレッシュだ!とにかくメロディーとグルーヴを伝えようとすること。 永遠のギター・フリークたちが愛し続けてきた松原の特筆すべき個性であるトーンの素晴らしさ。メロウな歪みのワイルド&セクシー、そしてソウルフルなギター・ソロは、激しさの中でも泣けてくるような、胸をえぐってくるもの。今回はさらに究極のせつなさも、とことん堪能出来るのが嬉しい。 フレージングというよりも、より歌唱といった感じの松原のソロ。 こういった表現は、ボーカリストでは不可能なうたの世界なのかも知れないと思わせるような、メロディーと音色の繊細な関係性が生むマジックこそ、数多くのファンが松原に惹かれる大きな魅力だろう。 スピード、タイム感。その異常に細やかな熟練を遂げた技術を惜しげも無くアルバム全体に配した、超絶カッティング。それが情感を沸騰させて突き進むのだ!しなやかな強度。鼓膜から脳内へ。グルーヴの科学は、かくも複雑で、かつたまらなく快感なシロモノであることを教えてくれる。 超!の付く卓越したプレイヤーたちの静かに繰り出されるファンクな応酬。クールな会話。交感。生(ナマ)の凄み。これがフュージョンの醍醐味だ! 今作の聴きどころは、ずばり曲そのものの美しさにもあるだろう。耳の肥えた本当の大人たちをグイグイ引き込んでいく曲が溢れている。高度に統制されシックにまとめられたAORマナーのツボをつく、練り込まれた楽曲の心地よさは、「Aja」以降のスティーリー・ダン的な洗練と知性さえ備えている。 この達観した佇まい。発展していく先に待ち受けるものが読めない。未知なる領域に突き進むアグレッシヴな楽曲展開、サウンドスケープの奥深さ。リラックスした穏やかさも高次元の哀愁を帯びているじゃないか。こういった事が生演奏で聴ける贅沢さは、こんな時代だからこそ格別なのだ!


HUMARHYTHM I
松原正樹
打ち込み類を一切使用せず、あくまでも人と人との生演奏、表現をテーマにした松原正樹のライフワークとも呼べるスリリングな真剣勝負の傑作盤。 アグレッシヴな高揚感、アシッドジャズを彷彿させる名曲「Living in the music」、引き込まれるグルーヴに情熱的なサウンド「Snow dancer」、スピード感、グルーヴがエキサイティングな「Human rhythm」を始め松原正樹を語る上ではかかせない楽曲を錚々たるメンバーの冴え渡る プレイが封じ込められた大推薦盤です! 【 PLAYERS 】 G : 松原正樹 /B : KUMA HARADA /B : 高水健司 /B : 松原秀樹 /Dr : 村上ポンタ秀一 /Dr : 島村英二 /Dr : 山木秀夫 /Per : 斉藤ノヴ /Per : 三沢またろう /K : 佐藤 博 /K : 島 健 /K : エルトン永田 /K : 加藤 実 /K : 南部昌江 /Sax : 春名正治


HUMARHYTHM V
松原正樹
大人メロウなAORテイストの極み 贅沢なシンガー陣の感動的なうたものの存在感と、日本ドリーム・チーム的スーパー・プレイヤーが集結した高次元な生演奏の快感が嬉しい、デビュー30周年記念作品。 松原作品では珍しくボーカル起用楽曲多数収録。なんと3曲で歌っている佐藤竹善(シング・ライク・トーキング)はじめ、根本要(スターダスト・レビュー)、高尾直樹、石井一孝といった贅沢な人選による本格的なうたものだ。 さだまさしの書き下ろし作詞曲があったりするのも見逃せない。ボーカルに対して見事に添い遂げる松原のギター・ワーク(バッキング・アプローチ)も当然注目だ。 演奏面でも村上‘PONTA’秀一(Dr)、渡嘉敷祐一(Dr)、後藤次利(B)、井上鑑(Key)、岡沢章(B)、斉藤ノブ(Per)、南部昌江(Key)といった特別な朋友たちが加わり、まさに日本を代表するドリーム・チームとなっている。 高いレヴェルにおいて清々しく気持ち良さそうな生演奏は随所にハイライトが!今回はボーカル曲との対比からか、インスト曲での松原のホット&ソウルフルな歌心満点のギター・ソロも実にグっと来る仕上がり。 ジャンルにとらわれないグッド・ミュージックに焦点を絞り込んだ本作は、メロディック、ファンキー、ドライヴィンといったポジティヴさが際立ち痛快だ。デビュー30周年記念にふさわしいスペシャル感をご堪能あれ!


現実と幻覚
松原正樹
ずっと夢に出て来るもうひとつの世界。 ギターと問い交わされた、心で唄う情熱的な旋律がここに。 音楽シーンに数々の名ギターフレーズを残して来た松原正樹。 様々なシーンをストーリー仕立てで描いた本作品は、 ひとつひとつの楽曲に対しての思いを音色ひとつをとっても常に入念に準備をし続けて来た松原の思いが封じ込められています。 まさにギターと問い交わせた、心で唄う情熱的な旋律がここにあります。 音が体に入って行くほどに切々と伝わります。


HUMARHYTHM III
松原正樹
ギターからほとばしる衝動から恍惚まで。更に過熱を止めないJ-FUSIONの核心(コア)を付く重要作! 今作はいつにも増してアグレッシヴで豪快なギターを披露!悶絶もののファンクからメロディアスなメロウ・フュージョンも冴え、聴きたかった松原が存分に弾けてます。 ハイライトは、ヘヴィーなギター・サウンドでドライヴ感の真髄を図太く貫く、ハード・エッジな“攻めまくる”楽曲。 地鳴りをあげて大地を這うような重たいリフと、ウネりながら咆哮する強靭なソロ。ココまで激しく、荒ぶる松原を待っていた!フュージョン世代がロックに抱いてきた不満を、そして、昨今の“ぬるい”フュージョンに対する不満を、一発解消させてくれる痛快な弾きっぷりだ。 今作でのポイントはもう一つ。70年代のジェフ・ベックが得意だったファンクとのクロスオーバー路線を、より骨太なアーシーな方向に持ってったミーターズ的な“生身のファンク”。常人には到底困難な、バンド全体によるキメ細やかなタイトなリズムの応酬。カッティングやワウ・ペダル・ワークでのグルーヴのユニークさと、その上で湧き上がるフレーズの豊富なバリエーション。たまりません! より本物志向が追求される現在、こだわりを持ってギターを愛してきた人達が、待ち望んでいたのはこんな作品。これまでどれだけのギター・フリーク達が虜になり、研究してきたか計り知れないほどの松原正樹というギタリストの唯一無二な個性。チョーキング、ヴィヴラートに込められた魂の波動。歪み、サステイン、揺らぎの微細な音色の変化。ボーカリストを超える<うたごころ>をベースにしたソウルフルなメロディー、フレーズで展開される松原ギター・ワールドは、さらに進化している。


HUMARHYTHM II
松原正樹
胸を掴まれる。熱く、泣ける、エモーショナルなギター・サウンドの唯一無二の個性。 これが25周年を迎える伝説のギタリスト、松原正樹の真髄である!!! 火を噴き出したら止まらない豪快なダイナミックさと、雄大なロマンチシズムをグルーヴィーに展開するスケール感。”松原節”と呼びたくなる圧巻のソロ・プレイは、たまらなく情感に訴えてくる、人間臭さに尽きる。 昨今のギタリストが失ってしまったパッションをほとばしらせる、松原のプレイの特化した才能をフレッシュなカタチで詰め込んだ今作品は、松原のキャリアを知らずとも、その”凄さ”に気付かされるハズ。参加アーティスト Guitar:松原正樹 /Drums:石川雅春、田中栄二、奥田やすひろ /Bass:松原秀樹、KUMA原田、山田章典、高水健司 /Keyboard:L-TONE永田、南部昌江 /Saxophone:淵野繁雄 /Trombone :佐野 聡 /Percussion:三沢またろう


nanboo!
南部昌江
「 アーバン・メロウな幻想と記憶を辿るノスタルジー」 70~80年代初頭のライト・メロウな感覚に溢れたフュージョン~AORなムードを持った爽快で繊細なグルーヴ感と、“癒し”を突き抜けた子守唄のような詩情豊かな美しいバラードが胸を打つ。 80年代からキーボード奏者として数多くのセッションを重ね、作曲家&アレンジャーとしても活躍してきた彼女の記念すべきファースト・アルバム! フュージョンが持っていたアーバン幻想や楽園情緒がにじみ出る、穏やかなメロウ・グルーヴに彩られた本作が描き出すもの。 凡庸なサウンドトラックよりも映像を喚起させる独特の世界観は、日常からフッと別の世界への扉を開けるような、やわらかさと優雅さとを併せ持った神秘的なドラマ。 記憶の奥底に眠る楽園に向かって届いていくようなメロディー・ラインは詩的であり、その表現を南部独自の空間へと解き放って行くキーボードの音色にも“詩”は息づいている。 敢えて超絶テクを連発せずとも、楽曲全体の構造を見越したアレンジを俯瞰すれば伝わってくるウマさ。細やかにレイヤーされて構築されていく多彩な音色は、この作品を繰り返し楽しむ為の秘訣のようなもの。 アルバムの中には南部昌江の幼少期の原風景を見遣るような、素晴らしいバラードも目立つ。子供の頃感じていた夕暮れの寂しさや、大らかな家族の抱擁力を憶わせ、胸がつまりそうになる。シンプルなメロディーに凝縮される、普遍的な愛情の深みに触れるような静かな名曲たち。 アルバムを引き締めている、随所で光る松原正樹のソウルフル&ファンキー・カッティングによるギター・フレーズの小気味良さ、この気持ち良さも聴き逃せない。 楽曲によっては、豪快で奔放な“よくうたう”ソロ・フレーズも飛び出すところが、また憎い。フュージョン・フリークに存分に楽しんでもらえる1枚である。 http://www.matsubaramasaki.com/official/TOP.html https://showbiz.jpn.com/item/nanboo/