Tags

12
In her dream
High Resolution
Exclusive

In her dream

Pop

marucoporoporo

作詞、作曲、編曲、ミックスまで一人でこなす、23歳(2018年時)の女性シンガーmarucoporoporoによるファーストEP。ファナ・モリーナやジョニ・ミッチェルにも通ずる力強くもアンニュイな歌声と、目を閉じれば繊細で味わい深いヨーロッパ映画の物語の一節が浮かび上がってきそうな生楽器と電子音による美しいレイヤー。デビュー作にして貫禄すらも感じさせるフォーキーでドリーミーな一枚。

ken (Deluxe Version)
High Resolution

ken (Deluxe Version)

Destroyer

カナダはバンクーバー出身のシンガーソングライター、ダン・ベイハーを中心としたプロジェクト、デストロイヤー。2011年にリリースされた9thアルバム『カプット』はピッチフォークで8.8点/ベスト・ニュー・ミュージック、年間ベスト・アルバム第2位獲得、さらに英ガーディアンのレビューにて星5つを獲得するなど世界中から大絶賛!そして待望の通算12作目となるスタジオ・アルバム『ケン』をリリース!今作はジャムセッションを行うスタジオ、通称The Balloon Factoryにてレコーディング。リードトラックの「Sky's Grey」はピアノを貴重をしたジャジーでメロウ楽曲で、前作とは違ったサウンドでありながらもデストロイヤーらしいメロディックでキラキラしたが光っている。世界中で絶賛されている彼の新作は今年の年間ベスト入り確実の作品になること間違いなし!

ken (Deluxe Version)
Lossless

ken (Deluxe Version)

Destroyer

カナダはバンクーバー出身のシンガーソングライター、ダン・ベイハーを中心としたプロジェクト、デストロイヤー。2011年にリリースされた9thアルバム『カプット』はピッチフォークで8.8点/ベスト・ニュー・ミュージック、年間ベスト・アルバム第2位獲得、さらに英ガーディアンのレビューにて星5つを獲得するなど世界中から大絶賛!そして待望の通算12作目となるスタジオ・アルバム『ケン』をリリース!今作はジャムセッションを行うスタジオ、通称The Balloon Factoryにてレコーディング。リードトラックの「Sky's Grey」はピアノを貴重をしたジャジーでメロウ楽曲で、前作とは違ったサウンドでありながらもデストロイヤーらしいメロディックでキラキラしたが光っている。世界中で絶賛されている彼の新作は今年の年間ベスト入り確実の作品になること間違いなし!

変わらない日々 EP
High Resolution

変わらない日々 EP

Esdot with sumire sumomo

東京から発信するフリート・レコードによる音源集がデジタルでリリース。アーティストは女子シンガーソングライター、スミレスモモとトラックメーカー、エスドットフィーチャリングMCとしてS-DUBの宙チートが参加。ドリーミーでポップに、エレクトロニカからヒップホップまで突き切る幻想的な6曲が完成しました。

Halo
Lossless

Halo

Juana Molina

アルゼンチンのブエノス・アイレス出身のフアナ・モリーナは、14歳で家族と共にパリに移住、妹と共に音楽活動を始める。20歳でアルゼンチンに戻り、プロとして音楽活動を始めるが、志半ばにして中断。なぜかTVのコメディエンヌとして人気を得ることになり、1991~1993年までは自分の番組を持つほどになる。しかし音楽への情熱は冷めず、1994年に活動を再開。 1995年にファースト・アルバム『Rara』をリリース。タイトル曲は、映画「スター・マップ」のサウンド・トラックにも収録された。2001 年に『セグンド』を発表し、2002年にこれが日本でも大ヒット。初来日を果たす。2003年にサード・アルバム『トレス・コーサス』をリリース。同時に果たした大好評の再来日ではエゴ・ラッピンやリトル・クリーチャーズとも共演。彼女のファンにはアーティストも多く、平井堅からのラヴ・コールに答えてアルバム『Ken's Bar』に参加した経歴もあるほど。 2006年4枚目となるアルバム『Son』をリリース。同年の来日公演では高橋幸宏、レイ・ハラカミがサポートを務めた。2008年、5枚目となる『Un Dia』をリリース。同年にはビルボードにて単独公演を行ない、多くのお客さんがかけつけるほどの人気を博している。2013 年11月、約5年振りとなる新作『ウェッド21』をリリース。その後もほぼ毎年来日し公演を行なっていた彼女が、来る4月に、約3年半振りとなるニュー・アルバム『ヘイロー』を発売することが決定した。

COCOLO(24bit/48kHz)
High Resolution

COCOLO(24bit/48kHz)

YUKIO

YUKIO初のトータルオリジナルアルバム。ロックからジャズ、現代音楽まで様々な音楽から影響を受けたオリジナル曲はメジャーシーンには無い独特のリズム感により創り上げられてます。聴いたことの無いメロディー・・・、いつも聴いている曲とはどこか微妙に違うリズム・・・、予期せぬ進行・・・、着飾らない歌詞、、、等、音楽にはまだ可能性が残っていることを感じさせる一枚です。

Grey Tickles, Black Pressure(24bit/44.1kHz)
High Resolution

Grey Tickles, Black Pressure(24bit/44.1kHz)

John Grant

アウスゲイルの英詞を手掛けた話題のシンガー・ソングライター、ジョン・グラントの全英5位を獲得した最新作!ボン・イヴェールやグライムスを いち早く年間ベスト1位に選出しブレイクさせた英老舗レコード・ストア、ラフ・トレード・ショップスの2013年年間ベスト・アルバム1位獲得した話題作 『ペール・グリーン・ゴースツ』から3年、2014年はアウスゲイルのデビューアルバムの英詞を手掛けたことでも話題となったUSシンガー・ソングライ ターのジョン・グラントが、待望の3rdアルバムをリリース!『グレイ・ティックルズ、ブラック・プレッシャー』と題された今作は、アイスランドでレコーディングされた前作と打って変わって、テキサスでジョン・コン グルトン(セイント・ヴィンセント、フランツ・フェルディナンド、スワンズ)をプロデューサーに迎え制作。前作同様エレクトロニック・ポップとバラードが バランスよく散りばめながらも、新しいサウンドの追求にも努めた。収録曲「Disappointing」ではトレイシー・ソーンが、その他にもアメリカ人ヴォーカリストのアマンダ・パーマーや元バンシーズのドラマー、 バッジーらが今作にゲスト参加している。タイトルの"グレイ・ティックルズ"は、アイスランド語の"中年の危機"を、"ブラック・プレッシャー"はトルコ 語の"悪夢"をそれぞれ直訳したものだという。母国語の他にドイツ語とロシア語を流暢に話し、今では在住しているアイスランド語もそのリストに加わった。これまで自身がゲイであることやHIVに感染していることなどを包み隠さず公表してきたジョン・グラント。そんな彼の包み隠さない等身大のキャラクター が、周りを惹きつける魅力のひとつでもある。昨年のブリット・アワードにおいては「最優秀インターナショナル男性ソロ・ アーティスト」にノミネートされた他、英詞を手掛けたアウスゲイルが世界中で大ブレイクしたことは記憶に新しい。

novelette(24bit/48kHz)
High Resolution

novelette(24bit/48kHz)

成山剛

北海道が誇るバンドsleepy.abのVo成山 剛 遂に待望のソロアルバムをリリース!成山の持つ優しく包み込む ウォーム・ヴォイスとノスタルジックなメロディを初期のsleepy.abの制作に大きく関わって来たShizuka Kanata(カメレオンレーベル、sleepy.abの初期から5枚のアルバムを制作にかかわる)のアコースティックとエレクトリックが斬新に絡むアレンジで懐かしくもどこか新しい記憶に触れる音風景を作り出している。始まりは3年前、Shizuka Kanataのアルバムの制作にゲストボーカルとして参加したことだった。”Dragon’s smile” という曲との出会い。そしてその頃からもう一度一緒に制作したいと思うようになる。sleepy..abのセカンドアルバム『traveling fair』の中の収録の表題曲traveling fairで描いた世界を個人的に更に深く掘り下げたいというコンセプトがずっとあった。そこに成山が得意とする三拍子を中心とした楽曲が並ぶ。これはバンド編成の中でなかなか形にすることの出来なかったものなどを再構築するチャンスでもあった。この三拍子への積極的なアプローチこそsleepy.abとの大きな違いかもしれない。レコーディングにはsleepy.abのサウンドには欠かすことの出来ない山内憲介がギター、カリンバ、シンセなとで参加し背景にアクセントを加えている。当初はバンドとソロの差別化をしたいということで山内の参加は見送られていたが、ライブ演奏で2.ladifoneの演奏に参加した際、明らかに音の背景が変わったことにより結局アルバムにも参加することになった。MVにはアニメーション映像作家の外山光男監督を起用。2015年東京から雪への憧れを持って制作の拠点を札幌に移したばかりの外山氏と出会いその作品に成山は感銘を受ける。その時制作していたデモ音源を送りすぐに意気投合し間もなく制作に入る。 制作に入る前段階でキーワードを設定した。成山から外山氏に伝えたのは”狭間”、外山氏からは”祈り”というキーワードを受け取り制作が始まる。それは小さい頃なのか、子供の頃みてた夢なのか、狭間の世界。それは追い求めてきたもの。ノスタルジックで幻想的な世界との曲のマッチングが素晴らしい作品に仕上がった。アルバムのアートワーク全体にもその映像のワンカットを使用。出会うべくして、出会ったそんな二人の作品。初のソロアルバム novelette。新しい環境で再構築し眠りから覚めた8篇の歌。新しいヒストリーがここから始まる

Outside
Lossless

Outside

Pop

butaji

BECK を敬愛する才気ほとばしるSSW——ポップ・マエストロ、ブタジをきみは知っているか?艶のある歌声のハーモニーとフォーク/エレクトロの交錯する音のプレイグラウンド。これはギフトのように寄り添う あたたかな音の叙情詩。アコースティックな質感とローファイなシンセが織りなす箱庭の如きアルバム『アウトサイド』。フォーキーなものから色鮮やかなシンセ・サウンドを取り入れたエレクトロなトラックまで作風は幅広く、さまざまな意匠を取り入れ、楽曲によって表情を変えながらもどの楽曲からも彼の作家性が伺えるのが素晴らしい。アコギのリフから祝祭的な展開へ繰り広げる「ラブソング」、それに続くエレクトロテイストでアップライティングな「ウィークエンド」、さらにはクライマックスにあたる「light」では息遣いまで感じ取れるような生の弾き語りでも発揮されている。それらの楽曲群は簡単に消費されはしない存在感を持っている。そして彼の魅力はハーモニーを聴かせる歌声にある。初期の七尾旅人を彷彿とさせるこの若き歌うたいの作った優しい福音のごとき短編集。

DON'T YOU THINK? ft.日之内エミ
Lossless

DON'T YOU THINK? ft.日之内エミ

TT&NAVE

大注目のアーティスト「TT&NAVE」待望の1stアルバムがリリース。 豪華アーティストがここに集結し実現した、シーンを遥かに超えた全く新しいドラムンベース・アルバムがついに誕生。 渾身の全12曲フルオリジナルアルバム。 m-floで活躍し、シンガーソングライター兼ボーカリストとしてその実力と知名度はトップクラスの日之内エミ。 International Acoustic Music Award優勝、アメリカでのサウス・バイ・サウスウエストでのライブツアーを成功させるなど世界で数々の功績を残す ワールドクラスのシンガーソングライター兼ボーカリスト Mayu Wakisaka。 DJ世界大会『DMC World DJ Championship』前人未到のTEAM5連覇を達成した KIREEK。 そして、Morley Robertson / CARDZ / RAM / ELLIE / KNOXX & MC BANDEE。 海外からのスペシャルゲストにFEDKA THE IRRITANT (PEST)-UK。 ジャンルの壁を越え、その圧倒的なスケールと壮大な甘美、珠玉のアルバムがここに完成。 -CDコメント- ☆Taku Takahashi DnB好きな人も「ドラムンベース」というジャンルを聴いたことが無い人にも間違いなくテッパンアルバム。 Takeru John Otoguro 「block.fm前身から僕らのラジオを支えてくれているTetsuji Tanakaと、NAVEによるデビュー作は僕が彼らと出会ってから見て来た歴史や軌跡がそのまま詰まったようなカラフルなアルバムに聞こえた。時に激しく、時にメロディアスに、TTのDJプレイとNAVEのプロダクションがより高いところで融合した1枚に。最高!」

Bedroom Orchestra Ⅱ
Lossless

Bedroom Orchestra Ⅱ

Pop

Neat's

アートワーク、ストーリー、そして音楽で展開するプロジェクト2.5thアルバム『Bedroom Orchestra』完結から約1年。第2弾、3.5thアルバム『Bedroom Orchestra Ⅱ 〜more MOA〜』が完成!! 3rdアルバム『MOA』収録曲から6曲をBedroomリアレンジ、さらに新曲も含む全10曲を収録。

Bonus!
Bedroom Orchestra Ⅱ(24bit/48kHz)
High Resolution
Exclusive

Bedroom Orchestra Ⅱ(24bit/48kHz)

Pop

Neat's

アートワーク、ストーリー、そして音楽で展開するプロジェクト2.5thアルバム『Bedroom Orchestra』完結から約1年。第2弾、3.5thアルバム『Bedroom Orchestra Ⅱ 〜more MOA〜』が完成!! 3rdアルバム『MOA』収録曲から6曲をBedroomリアレンジ、さらに新曲も含む全10曲を収録。

Bonus!
Frog Songs For Whales

Frog Songs For Whales

Dance/Electronica

Lööf

Lööf(レーフ)の最新作は日本語をふんだんに取り入れたトイトロニカ・ポップ。前作「Miniature Garden」ではBjörk、Sigur Rós、múm等を彷彿とさせる作風であったが、今作ではさらに外の世界へ飛び出し、新しい形のポップミュージックとして力強く存在している。様々な音を用いながらもあくまでシンプルに描かれた本作は、エレクトロニカやポストロックに抵抗がある方、飽きた方にも純粋に心に浸透していくことであろう。そして、チヒロが歌う印象的な日本語はどこかノスタルジックで不思議な世界観。 「泣きながら腐っていった」「呼吸が無い宇宙」 「音も無く静かにある」「綿を散らし、さえずる星屑」 ゆっくりと、どこかでこの音を体感してほしい。 ここからあなたがみるのはどんな世界?

∞(インフィニティー)(24bit/48kHz)
High Resolution

∞(インフィニティー)(24bit/48kHz)

Dance/Electronica

Ferri

「a broken carousel」で衝撃的なデビューを果たしてからおよそ2年半、新たな世界への扉を開く作品「∞(インフィニティー)」をリリース。 今作はMiliのYamato Kasai、Aureoleの森大地、KASHIWA daisuke、Takahiro Kido、Yuki Murata、AJYSYTZ、üka、cellzcellarなど多くのアーティストとコラボレーションして作り上げている。そのことが結果的にFerriの世界をより深い方向へと導き、何者にも形容しがたい不思議な音空間を作り上げることに成功させている。 電子音、管楽器、弦楽器、打楽器などが美しく絡み合った前作のノスタルジックな印象はそのままに、今作ではさらに攻撃的かつ破壊的な一面も披露。今作のテーマである『世界の終焉を見届ける双子の姉妹の物語』を見事に表現している。 世界の終焉。足下で崩れ落ちる地。手の届かぬ天空。手のひらからこぼれ落ちる未来。祈りは涙とともに暗闇に響き、いつしか自分の亡き未来のために歌う。 繰り返される涙の歴史。それは世界が終わるまで続く。それでも命は繰り返す。永久に。 死と生という双翼。

∞(インフィニティー)

∞(インフィニティー)

Dance/Electronica

Ferri

「a broken carousel」で衝撃的なデビューを果たしてからおよそ2年半、新たな世界への扉を開く作品「∞(インフィニティー)」をリリース。 今作はMiliのYamato Kasai、Aureoleの森大地、KASHIWA daisuke、Takahiro Kido、Yuki Murata、AJYSYTZ、üka、cellzcellarなど多くのアーティストとコラボレーションして作り上げている。そのことが結果的にFerriの世界をより深い方向へと導き、何者にも形容しがたい不思議な音空間を作り上げることに成功させている。 電子音、管楽器、弦楽器、打楽器などが美しく絡み合った前作のノスタルジックな印象はそのままに、今作ではさらに攻撃的かつ破壊的な一面も披露。今作のテーマである『世界の終焉を見届ける双子の姉妹の物語』を見事に表現している。 世界の終焉。足下で崩れ落ちる地。手の届かぬ天空。手のひらからこぼれ落ちる未来。祈りは涙とともに暗闇に響き、いつしか自分の亡き未来のために歌う。 繰り返される涙の歴史。それは世界が終わるまで続く。それでも命は繰り返す。永久に。 死と生という双翼。

Biff Sound #033(24bit/48kHz)
High Resolution

Biff Sound #033(24bit/48kHz)

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 とうとう来たよ最終回!!感謝感謝、ひたすら感謝の第33弾。気になる中身は・・・ "rem / Constructions"。永遠の美を力強く主張する深く豊かな音楽の完成。は或いは夢物語なのかもしれない。そんな自問自答を繰り返し、眠ったままの多くの意識を起こす為のスイッチを今日もまた探し求める。答えは空に溶けていった。そんな曲。 "-- / harmonious"。楽器を手にし、それまでの作風を壊し、新しい創作領域を作り出すためにはどうすればよいかを心に問い掛けながら「鳴らさず」に佇む4分33秒。決して「無音」にはなり得ぬところが音楽、ひいては人生の妙味。深い。 全ては過ぎ去り、遠ざかる。けど僕たちは確かにここに立っていた。"i was on the ground with harmonies / hydrant house purport rife on sleepy"。hydrant house purport rife on sleepyというバンドのもつリリシズムとポップセンスが理想的な折り合いを付け、穏やかな表情をみせる。名曲。 ”re-title / placebo sound”。Alexander Martin、ryo takezawaによるsoupの前身バンドplacebo sound。彼らの名曲のice cream studioバージョン。Biff Soundの初期に収録された曲で、今聴くとまだ合唱が慣れてない感じが逆に胸に来るものがある。そして、ギターが素晴らしい。 "tomorrow’s happenings / sleepy it"前述のhydrant house purport rife on sleepyのギタリストsleepy itのソロ作。個性全開、独特なセンスとポップな香り漂う作品。その柔らかで味わい深い存在感は凡百のエレクトロニカとは一線を画す。イイです。 そしておおトリ、最後の最後は、 DJ R-MASTARD & DJ CLAMP5 a.k.a. wa5heiによる"out of control"。壮絶としか形容しようのないスクラッチの応酬。まさに一切の抑制から解き放たれて制御不能。これでいいのだ、すべてよし! 以上6曲、今回の選曲のコンセプトは、01.Biff Sound→02.33record→03.振り返り→04.名付け直し→05.明日のこと→06.out of control (制御不能)という最終回らしい選曲となっています。 アートワークはhydrant house purport rife on sleepyのYawn of sleepyによる版画。33週の夜に込められた「想い」たちが滲み出てくるような、総決算に相応しい、そんな作品となっております。 毎週末、夜な夜なice cream studioに集い作りあげたこのBiff Soundシリーズ。33週休むことなく発信してきたこの企画とは、そして33recordとはいったい何だったのか。振り返るにはまだ早いですが、いつの日かその意味が分かる日が来る事を信じて。なんて事言っても明日のことは誰にも分かりません。分からないからこそ人生は楽しくも苦しくもあり、そして日々生まれ変わりながら続いて行くものなのかもしれません。 取り敢えずは完結! 33週お付き合い頂き、まことにありがとうございました。 それでは、また会う日まで。 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Yawn of sleepy / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #033

Biff Sound #033

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 とうとう来たよ最終回!!感謝感謝、ひたすら感謝の第33弾。気になる中身は・・・ "rem / Constructions"。永遠の美を力強く主張する深く豊かな音楽の完成。は或いは夢物語なのかもしれない。そんな自問自答を繰り返し、眠ったままの多くの意識を起こす為のスイッチを今日もまた探し求める。答えは空に溶けていった。そんな曲。 "-- / harmonious"。楽器を手にし、それまでの作風を壊し、新しい創作領域を作り出すためにはどうすればよいかを心に問い掛けながら「鳴らさず」に佇む4分33秒。決して「無音」にはなり得ぬところが音楽、ひいては人生の妙味。深い。 全ては過ぎ去り、遠ざかる。けど僕たちは確かにここに立っていた。"i was on the ground with harmonies / hydrant house purport rife on sleepy"。hydrant house purport rife on sleepyというバンドのもつリリシズムとポップセンスが理想的な折り合いを付け、穏やかな表情をみせる。名曲。 ”re-title / placebo sound”。Alexander Martin、ryo takezawaによるsoupの前身バンドplacebo sound。彼らの名曲のice cream studioバージョン。Biff Soundの初期に収録された曲で、今聴くとまだ合唱が慣れてない感じが逆に胸に来るものがある。そして、ギターが素晴らしい。 "tomorrow’s happenings / sleepy it"前述のhydrant house purport rife on sleepyのギタリストsleepy itのソロ作。個性全開、独特なセンスとポップな香り漂う作品。その柔らかで味わい深い存在感は凡百のエレクトロニカとは一線を画す。イイです。 そしておおトリ、最後の最後は、 DJ R-MASTARD & DJ CLAMP5 a.k.a. wa5heiによる"out of control"。壮絶としか形容しようのないスクラッチの応酬。まさに一切の抑制から解き放たれて制御不能。これでいいのだ、すべてよし! 以上6曲、今回の選曲のコンセプトは、01.Biff Sound→02.33record→03.振り返り→04.名付け直し→05.明日のこと→06.out of control (制御不能)という最終回らしい選曲となっています。 アートワークはhydrant house purport rife on sleepyのYawn of sleepyによる版画。33週の夜に込められた「想い」たちが滲み出てくるような、総決算に相応しい、そんな作品となっております。 毎週末、夜な夜なice cream studioに集い作りあげたこのBiff Soundシリーズ。33週休むことなく発信してきたこの企画とは、そして33recordとはいったい何だったのか。振り返るにはまだ早いですが、いつの日かその意味が分かる日が来る事を信じて。なんて事言っても明日のことは誰にも分かりません。分からないからこそ人生は楽しくも苦しくもあり、そして日々生まれ変わりながら続いて行くものなのかもしれません。 取り敢えずは完結! 33週お付き合い頂き、まことにありがとうございました。 それでは、また会う日まで。 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Yawn of sleepy / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

シノニムとヒポクリト(24bit/44.1kHz)
High Resolution

シノニムとヒポクリト(24bit/44.1kHz)

Pop

ササノマリイ

ボカロプロデューサーとして数々の楽曲を発表してきたねこぼーろが 2014年本人が歌も手掛ける「ササノマリイ」として活動を始める。 ねこぼーろは、エレクトロニカをベースとしてロック、ヒップホップとの融合など独自の解釈で楽曲制作し発表してきた偉才の持ち主で、代表曲「戯言スピーカー」は動画共有サイトで多くのアーティストに歌われユーザーの支持を集める。 ササノマリイとして発表された「戯言スピーカー」は優しげなメロディーに 辛辣な歌詞を本人が歌唱、新たなアレンジと共に、マッチ箱を使ったストップモーションを使用したアニメーションと本人がロトスコープにより出演した、異色の作品になっている。 2014年10月15日、ねこぼーろがこれまで発表してきた代表曲に加え「戯言スピーカー」 の分身となる新曲「シノニムとヒポクリト」などを収録したササノマリイ(sasanomaly)1st EPをリリース。

シノニムとヒポクリト

シノニムとヒポクリト

Pop

ササノマリイ

ボカロプロデューサーとして数々の楽曲を発表してきたねこぼーろが 2014年本人が歌も手掛ける「ササノマリイ」として活動を始める。 ねこぼーろは、エレクトロニカをベースとしてロック、ヒップホップとの融合など独自の解釈で楽曲制作し発表してきた偉才の持ち主で、代表曲「戯言スピーカー」は動画共有サイトで多くのアーティストに歌われユーザーの支持を集める。 ササノマリイとして発表された「戯言スピーカー」は優しげなメロディーに 辛辣な歌詞を本人が歌唱、新たなアレンジと共に、マッチ箱を使ったストップモーションを使用したアニメーションと本人がロトスコープにより出演した、異色の作品になっている。 2014年10月15日、ねこぼーろがこれまで発表してきた代表曲に加え「戯言スピーカー」 の分身となる新曲「シノニムとヒポクリト」などを収録したササノマリイ(sasanomaly)1st EPをリリース。

Biff Sound #032(24bit/48kHz)
High Resolution

Biff Sound #032(24bit/48kHz)

Rock

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。ラス前にして大傑作、絶賛放出中!の第32弾、気になる中身は・・・ "tribal feat. DJ CLAMP5 a.k.a. wa5hei/Tessei Tojo"。卓越したメロディアスさとキレのあるビートが魅力的なトラックメーカー、Tessei Tojo初参戦。そのフリーク・アウトした音の中に不思議な心地よさを感じるトラックに、超絶ターンテーブリストDJ CLAMP5 a.k.a. wa5heiのスクラッチが絶妙なタイミングで斬り込む。俺たちには未来がある。カッコイイ。 "op/KINU"。ダウナーな曲間に浮かび上がるメランコリックな世界。歌姫KINUの声に宿る神秘性が幻想風景を現出させる。なんだこの気持ちは。 "鳴らない星/junko minato"。uminismのjunko minatoの柔らかな声質が、漂白感を湛えた歌を聴かせてくれる。宙をさまようような旋律もまた印象的。洗われるっす。 "good one/Yawn of sleepy"。ループするギターの旋律と、Yawn of sleepyの絞り出すようなヴォーカルが作り出す内省的な世界が、いつのまにかアブストラクトな電子音響など屈折度満点の響きに撹乱されていく。美は乱調にあり。 "balloon /sundelay"。手打ちドラムマシンにとぼけた肌触りのギターに妙に歌うベース。電子音がビューン。狂気と幻想とユーモア、うつろな精神。飛ぶか、堕ちるか。 "shy/Sone"。ATLANTIS AIRPORTのSoneによる、或る意味究極のラヴソング。ここで歌われている「君」という他者。と自己同一性、これは全く神学的な主題。祈りにも似た歌が形相/資料の二元論を破壊する。「君」の想いが報われるように。震えるほど美しい・・・切にそう望む。 以上6曲、聴くものの心を掻き乱さずにはいられない!そんな内容となっております! アートワークはDJ Oparll第3弾。3部作最終を飾るのは、カラフルでグニャグニャでグルグルで、何もかもが一緒くたに絡まり溶け合う、まさにBiff Sound を視覚化した様な、凄いとしか言いようのない作品になってます!こちらも必見ですよ。 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Oparll / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #032

Biff Sound #032

Rock

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。ラス前にして大傑作、絶賛放出中!の第32弾、気になる中身は・・・ "tribal feat. DJ CLAMP5 a.k.a. wa5hei/Tessei Tojo"。卓越したメロディアスさとキレのあるビートが魅力的なトラックメーカー、Tessei Tojo初参戦。そのフリーク・アウトした音の中に不思議な心地よさを感じるトラックに、超絶ターンテーブリストDJ CLAMP5 a.k.a. wa5heiのスクラッチが絶妙なタイミングで斬り込む。俺たちには未来がある。カッコイイ。 "op/KINU"。ダウナーな曲間に浮かび上がるメランコリックな世界。歌姫KINUの声に宿る神秘性が幻想風景を現出させる。なんだこの気持ちは。 "鳴らない星/junko minato"。uminismのjunko minatoの柔らかな声質が、漂白感を湛えた歌を聴かせてくれる。宙をさまようような旋律もまた印象的。洗われるっす。 "good one/Yawn of sleepy"。ループするギターの旋律と、Yawn of sleepyの絞り出すようなヴォーカルが作り出す内省的な世界が、いつのまにかアブストラクトな電子音響など屈折度満点の響きに撹乱されていく。美は乱調にあり。 "balloon /sundelay"。手打ちドラムマシンにとぼけた肌触りのギターに妙に歌うベース。電子音がビューン。狂気と幻想とユーモア、うつろな精神。飛ぶか、堕ちるか。 "shy/Sone"。ATLANTIS AIRPORTのSoneによる、或る意味究極のラヴソング。ここで歌われている「君」という他者。と自己同一性、これは全く神学的な主題。祈りにも似た歌が形相/資料の二元論を破壊する。「君」の想いが報われるように。震えるほど美しい・・・切にそう望む。 以上6曲、聴くものの心を掻き乱さずにはいられない!そんな内容となっております! アートワークはDJ Oparll第3弾。3部作最終を飾るのは、カラフルでグニャグニャでグルグルで、何もかもが一緒くたに絡まり溶け合う、まさにBiff Sound を視覚化した様な、凄いとしか言いようのない作品になってます!こちらも必見ですよ。 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Oparll / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #031(24bit/48kHz)
High Resolution

Biff Sound #031(24bit/48kHz)

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 まだまだまだ生新の気にあふれる第31弾。イエスっっ!さて今週は・・・ "geeks tune / Hiro Ugaya"。ジャーナリストでフォトグラファー、そしてベーシストと多彩な活動を縦横無尽に繰り広げるHiro Ugayaによるリーディング。その場にあった雑誌をトラックに合わせ読む、ただそれだけの行為なのになにこの説得力。決して熱っぽい妄想的な口調ではなく、実に冷静で緻密な語り口で淡々と語っていく。いや~シブい! そのリーディングにさらにラップをかさねたら?"points for tens feat.Hiro Ugaya & VENOM / dull over pull"。合いすぎるだろ、これ。ラップは激情型フリースタイルMC、VENOM。dull over pullの硬質ながらも変化に富んだインストゥルメントとの三つ巴で、まるで大地から生え出たクリスタルの結晶が四方に鋭い光線を放つかの様。アツい。 familiar / Mike Hannah。The Mootekkis、The Goood ThingsのVo、Mike Hannahがその独特な憂いを帯びた声で切なげに歌い上げる。それでいてどこかコミカルな雰囲気も漂うこの曲。後ろで喋っている男女の会話が妙に気になるよ。なんか凸凹してる。いい感じで凸凹してる。 jive / Rurico Takashima & Takumi Yoshikawa。二人のラッパーによるフリースタイル愛情交歓劇場。・・・いや、なにも語るまい。ちなみにTakumi Yoshikawaは前述のVENOM。ラブレターなんで実名でいきたいとのこと。・・・ステキじゃねーか、こんチクショー! あー、もう寝よう。最後を飾るのは"goodnight,goodnight feat. DJ CLAMP5 a.k.a. wa5hei / harmonious"。アンビエントな、浮遊する子守唄。絶妙なタイミングでDJ CLAMP5のスクラッチが冴え渡る。面倒臭い事は全部あとまわしだ。気持ちよく、夢のなかへ・・・。 以上5曲、静的、力動的、色彩的、構築的、そして愛。そんな内容となっております! アートワークは引き続きDJ Oparll。前回とはうって変わって、紙の手触りが伝わってくるオーガニックでポップな作品となっております。ゾウ! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい!Artwork by Oparll / Mastering by sleepy it / Mix by ryo takezawa,Yawn of sleepy

Biff Sound #031

Biff Sound #031

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 まだまだまだ生新の気にあふれる第31弾。イエスっっ!さて今週は・・・ "geeks tune / Hiro Ugaya"。ジャーナリストでフォトグラファー、そしてベーシストと多彩な活動を縦横無尽に繰り広げるHiro Ugayaによるリーディング。その場にあった雑誌をトラックに合わせ読む、ただそれだけの行為なのになにこの説得力。決して熱っぽい妄想的な口調ではなく、実に冷静で緻密な語り口で淡々と語っていく。いや~シブい! そのリーディングにさらにラップをかさねたら?"points for tens feat.Hiro Ugaya & VENOM / dull over pull"。合いすぎるだろ、これ。ラップは激情型フリースタイルMC、VENOM。dull over pullの硬質ながらも変化に富んだインストゥルメントとの三つ巴で、まるで大地から生え出たクリスタルの結晶が四方に鋭い光線を放つかの様。アツい。 familiar / Mike Hannah。The Mootekkis、The Goood ThingsのVo、Mike Hannahがその独特な憂いを帯びた声で切なげに歌い上げる。それでいてどこかコミカルな雰囲気も漂うこの曲。後ろで喋っている男女の会話が妙に気になるよ。なんか凸凹してる。いい感じで凸凹してる。 jive / Rurico Takashima & Takumi Yoshikawa。二人のラッパーによるフリースタイル愛情交歓劇場。・・・いや、なにも語るまい。ちなみにTakumi Yoshikawaは前述のVENOM。ラブレターなんで実名でいきたいとのこと。・・・ステキじゃねーか、こんチクショー! あー、もう寝よう。最後を飾るのは"goodnight,goodnight feat. DJ CLAMP5 a.k.a. wa5hei / harmonious"。アンビエントな、浮遊する子守唄。絶妙なタイミングでDJ CLAMP5のスクラッチが冴え渡る。面倒臭い事は全部あとまわしだ。気持ちよく、夢のなかへ・・・。 以上5曲、静的、力動的、色彩的、構築的、そして愛。そんな内容となっております! アートワークは引き続きDJ Oparll。前回とはうって変わって、紙の手触りが伝わってくるオーガニックでポップな作品となっております。ゾウ! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい!Artwork by Oparll / Mastering by sleepy it / Mix by ryo takezawa,Yawn of sleepy

Biff Sound #030(24bit/48kHz}
High Resolution

Biff Sound #030(24bit/48kHz}

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 とうとう来ました!大台突入、第30弾、クゥ~ッ!さて今週は・・・ "gh / harmonious"。シンプルさと理屈抜きの安堵感が漂うピアノ曲。ただしそこはソレ、聴き易いだけでは決してない。隙間に見え隠れする情感の煌めきこそを聴いてほしい。そして至高の享楽は意識であると同時に意識の喪失でもあることを理解してほしい。 "kicks / Huehuecoyotl"。ノイエ・ドイッチェ・ヴェレとヒップホップの親和性の高さは異常。まさに無機質な反復が感情の高揚をもたらすという逆説。奇妙に捻くれたデチューンギターと、痛快でパンキッシュなヴォーカル達がいい感じ。 "acrobat feat.junko minato / 山座寸知"。叙情的なトラックとコーラスが紡ぎだす仄かにゆらめく無垢なメロディーに、ヒステリックなノイズギターがよく研がれた刃物の様に鋭く突き刺さる。一種動物的な欲情にあふれた独特の音階の響き。解体の自覚。この洗練度は、ヤバ過ぎるだろ。 様々な声が現れては消えまた浮かび上がる。"superwoman / Constructions"。聴き易さとは裏腹に、表面的な音楽性は解体された要素に過ぎない。果てしない匿名性の迷路が口を開くが外部に閉じ込められているといった趣はなく、もっと内的でしかも直裁である。そこが聴き手を選ばず胸を打つ。吐き出して行け。 孤独を知る者のみが獲得し得る「声」。"deli / アラカキヒロコ"。叙情性と翳りのある退廃的な気分が混じり合い、その悲しみが歌に溢れ出たとき、人々はそこに自分の心の真実を聞くのかもしれない。美しき名曲。 最後はカオスとディシプリンの対峙。"i1 / Yawn of sleepy & Ryo Takezawa"。ディレイギターとシーケンサーの律動、そして精神の深奥部に入り込んでくるYawnの「声」が交錯する夢幻的パノラマ。そして現れる、幾重にも重なった巨大な花弁が次々とゆっくり閉じてゆくような、奇怪な不安と沈思にあふれた時間。永遠に醒めることのない夢、それは或いは・・・。 以上6曲、ここにきてまだまだ攻める、その姿勢に熱いものが込み上げてくるのが押さえられない。そんな内容となっております! アートワークは#029にも登場したDJ Oparll。絡まり合いながら昇華していく、意識の変容。そんなサイケデリックな雰囲気がクールな色彩で描かれたスペシャルな作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Oparll / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #030

Biff Sound #030

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 とうとう来ました!大台突入、第30弾、クゥ~ッ!さて今週は・・・ "gh / harmonious"。シンプルさと理屈抜きの安堵感が漂うピアノ曲。ただしそこはソレ、聴き易いだけでは決してない。隙間に見え隠れする情感の煌めきこそを聴いてほしい。そして至高の享楽は意識であると同時に意識の喪失でもあることを理解してほしい。 "kicks / Huehuecoyotl"。ノイエ・ドイッチェ・ヴェレとヒップホップの親和性の高さは異常。まさに無機質な反復が感情の高揚をもたらすという逆説。奇妙に捻くれたデチューンギターと、痛快でパンキッシュなヴォーカル達がいい感じ。 "acrobat feat.junko minato / 山座寸知"。叙情的なトラックとコーラスが紡ぎだす仄かにゆらめく無垢なメロディーに、ヒステリックなノイズギターがよく研がれた刃物の様に鋭く突き刺さる。一種動物的な欲情にあふれた独特の音階の響き。解体の自覚。この洗練度は、ヤバ過ぎるだろ。 様々な声が現れては消えまた浮かび上がる。"superwoman / Constructions"。聴き易さとは裏腹に、表面的な音楽性は解体された要素に過ぎない。果てしない匿名性の迷路が口を開くが外部に閉じ込められているといった趣はなく、もっと内的でしかも直裁である。そこが聴き手を選ばず胸を打つ。吐き出して行け。 孤独を知る者のみが獲得し得る「声」。"deli / アラカキヒロコ"。叙情性と翳りのある退廃的な気分が混じり合い、その悲しみが歌に溢れ出たとき、人々はそこに自分の心の真実を聞くのかもしれない。美しき名曲。 最後はカオスとディシプリンの対峙。"i1 / Yawn of sleepy & Ryo Takezawa"。ディレイギターとシーケンサーの律動、そして精神の深奥部に入り込んでくるYawnの「声」が交錯する夢幻的パノラマ。そして現れる、幾重にも重なった巨大な花弁が次々とゆっくり閉じてゆくような、奇怪な不安と沈思にあふれた時間。永遠に醒めることのない夢、それは或いは・・・。 以上6曲、ここにきてまだまだ攻める、その姿勢に熱いものが込み上げてくるのが押さえられない。そんな内容となっております! アートワークは#029にも登場したDJ Oparll。絡まり合いながら昇華していく、意識の変容。そんなサイケデリックな雰囲気がクールな色彩で描かれたスペシャルな作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Oparll / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound Selection 06(24bit/48kHz)
High Resolution
Exclusive
Free Download

Biff Sound Selection 06(24bit/48kHz)

V.A.

倉庫を改造したスタジオ「Ice Cream Studio」でセッション&レコーディングした音源を33週間ノンストップでリリースする、33RECORDによる企画『Biff Sound』。同企画から、第6弾となるセレクション作品が登場。第1弾から変わらず、今回も勿論フリー・ダウンロード作品となる。3/3にスタートしたこの企画も早くも半年が過ぎ、本作公開時点で29週目。毎週の配信を「週刊少年ジャンプ」に例えるならば、単行本の様な本作品であるが、いよいよクライマックスを迎え始めている。ここにきてまた様々な要素が加わり、むしろ勢いを増していく33RECORDの記録と記憶。まだ間に合う。フリー・ダウンロードという形で届けられるこの「招待状」をこの機会にそっと共有していただきたい。

Biff Sound Selection 06
Exclusive
Free Download

Biff Sound Selection 06

V.A.

倉庫を改造したスタジオ「Ice Cream Studio」でセッション&レコーディングした音源を33週間ノンストップでリリースする、33RECORDによる企画『Biff Sound』。同企画から、第6弾となるセレクション作品が登場。第1弾から変わらず、今回も勿論フリー・ダウンロード作品となる。3/3にスタートしたこの企画も早くも半年が過ぎ、本作公開時点で29週目。毎週の配信を「週刊少年ジャンプ」に例えるならば、単行本の様な本作品であるが、いよいよクライマックスを迎え始めている。ここにきてまた様々な要素が加わり、むしろ勢いを増していく33RECORDの記録と記憶。まだ間に合う。フリー・ダウンロードという形で届けられるこの「招待状」をこの機会にそっと共有していただきたい。

Biff Sound #028(24bit/48kHz)
High Resolution

Biff Sound #028(24bit/48kHz)

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。月夜のお供に良質な音楽を!の第28弾。 さて今週は・・・ 心優しきデカい人、'dull over pull'こと金子祐二(h.h.p.r.o.s.)が登場。"apricot"ではルーパーを駆使し、繊細なフレーズを紡ぎだすギタープレイでその多彩な才能の一片を垣間見せる。癒しと純粋な色彩の澱淡。なんとも心地よくて、お月見にも最適。いや~、お見事、今後も期待大。要チェックですよこれは。 #021でATLANTIS AIRPORTのヴォーカル、'Sone'がラップした"professor"の'田中光'バージョン"against "。同じリリックでもこんなに印象が違うものなのね。是非"professor"と合わせて聴いて頂きたい。ピュアでナチュラルな音楽に対する愛情が炸裂する、胸が締め付けられる曲。 そう目くじら立てずとも、ゆったり音にひたればいいさ。"balloon 3/sundelay"は力の抜け具合がこれまた。なトリップミュージック。'yawn of sleepy'のピアノ、'sleepy it'のシーケンサーと共に演奏を楽しむsundelayメンバー。エスタブリッシュメントされたメインストリームのロックとはまったく違った価値観や美学があることを声高ではないが知らせてくれる。かな? 夏の喧騒が嘘のように過ぎ、この時期はやっぱりちょっと寂しい。soapの'Alex Martin'が切なく歌い上げる"summer remains"はまさにそんな季節感にぴったりはまる名曲。本人が奏でる哀愁漂うギターと前述の'Sone'の寄り添う様なピアノとコーラス。そしてAlexの愁いを帯びた声が本当に素晴らしい。何度聴いても感動する。 そのsoapでAlexとコンビを組む'Ryo Takezawa'が人生初フリースタイル・ラップに挑んだ"pillow"。フリースタイルだけに虚飾なしの心情が、拙くも味わい深く吐露されていく。その恐怖と羞恥心、・・・達成感。そして奇しくもその詞は、2曲目の田中光のリリックとも呼応して昇華していく。素晴らしい。やっぱり音楽バカだよみんな。 最後は彷徨える吟遊詩人'Joern asleep'再び。"man on the moon"では優れた機知と風刺精神が、凝固して玉髄と仮した泡の如く音が作り出す彩飾に有効に作用していく。月の上に独り佇む男の思索は容易にはとらえ難い。難解?複雑?いえいえ「遊び」です。 以上5曲、絶えざる革新と絶えざるダイナミズムに呼びかける、充実した内容となっております。 アートワークはkokko第二弾。一度開かれてしまったものは後戻り出来ない、増殖を繰り返し広がっていく。そんなエネルギーに満ちた作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by kokko / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #028

Biff Sound #028

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。月夜のお供に良質な音楽を!の第28弾。 さて今週は・・・ 心優しきデカい人、'dull over pull'こと金子祐二(h.h.p.r.o.s.)が登場。"apricot"ではルーパーを駆使し、繊細なフレーズを紡ぎだすギタープレイでその多彩な才能の一片を垣間見せる。癒しと純粋な色彩の澱淡。なんとも心地よくて、お月見にも最適。いや~、お見事、今後も期待大。要チェックですよこれは。 #021でATLANTIS AIRPORTのヴォーカル、'Sone'がラップした"professor"の'田中光'バージョン"against "。同じリリックでもこんなに印象が違うものなのね。是非"professor"と合わせて聴いて頂きたい。ピュアでナチュラルな音楽に対する愛情が炸裂する、胸が締め付けられる曲。 そう目くじら立てずとも、ゆったり音にひたればいいさ。"balloon 3/sundelay"は力の抜け具合がこれまた。なトリップミュージック。'yawn of sleepy'のピアノ、'sleepy it'のシーケンサーと共に演奏を楽しむsundelayメンバー。エスタブリッシュメントされたメインストリームのロックとはまったく違った価値観や美学があることを声高ではないが知らせてくれる。かな? 夏の喧騒が嘘のように過ぎ、この時期はやっぱりちょっと寂しい。soapの'Alex Martin'が切なく歌い上げる"summer remains"はまさにそんな季節感にぴったりはまる名曲。本人が奏でる哀愁漂うギターと前述の'Sone'の寄り添う様なピアノとコーラス。そしてAlexの愁いを帯びた声が本当に素晴らしい。何度聴いても感動する。 そのsoapでAlexとコンビを組む'Ryo Takezawa'が人生初フリースタイル・ラップに挑んだ"pillow"。フリースタイルだけに虚飾なしの心情が、拙くも味わい深く吐露されていく。その恐怖と羞恥心、・・・達成感。そして奇しくもその詞は、2曲目の田中光のリリックとも呼応して昇華していく。素晴らしい。やっぱり音楽バカだよみんな。 最後は彷徨える吟遊詩人'Joern asleep'再び。"man on the moon"では優れた機知と風刺精神が、凝固して玉髄と仮した泡の如く音が作り出す彩飾に有効に作用していく。月の上に独り佇む男の思索は容易にはとらえ難い。難解?複雑?いえいえ「遊び」です。 以上5曲、絶えざる革新と絶えざるダイナミズムに呼びかける、充実した内容となっております。 アートワークはkokko第二弾。一度開かれてしまったものは後戻り出来ない、増殖を繰り返し広がっていく。そんなエネルギーに満ちた作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by kokko / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #027

Biff Sound #027

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 いよいよ新学期、気分新たにはりきってまいりましょう!の第27弾。 さて今週は・・・ DJ/トラックメーカーの'Kampow'登場。センス溢れるトラックメイクテクニックを存分に見せつける"the high"。様々な音楽が混在し、反復するビートと音が縦横無尽に交叉していくエレクトロニック・ダンス・ミュージック。浮かび上がる風景はさながら桃源郷のごとし。 その'Kampow'が、激情型フリースタイルMC'VENOM'とラッパー兼トラックメーカーの'La?Bell'と共に結成したのが『アクマチクス』。今回はそこに'kokko'(Panacea、ex.Anrietta)と、ピアノでアラカキヒロコが参戦。生み出された"cafe terrace galaxy"ではVENOMとkokkoによるラップバトル(!?)が聴ける。貴重ですよこれは。 さらに’Kampow'押していきますよ。3曲目は彼によるゴリゴリのハウス・ミュージック、その名も"houses"。超クールなトラック。たまらんねこれは、勝手に腰が動きます。 続く3曲はその"houses"のリミックス作。4.はsoapのRyo Takezawa、5.はsleepy it、6.はYawn of sleepy(共にhydrant house purport rife on sleepyのメンバー)。三者三様それぞれの解釈と技法で描く"houses"をお楽しみ下さい。 最後はこの夏に別れを告げるかの様な、"the low feat.kokko,関勇太 / Huehuecoyotl"。なんだかんだあったし、やっぱ酷く暑かったけど、どうしてもこの時期はちょっと寂しくなりますな。kokkoのヴォーカルと、ギタリスト関勇太のアコースティクギターをフィーチャーした「風あざみ~」な曲です。・・・また来年! 以上7曲、新たな季節にピッタリな、ちょっとお得な内容となっています。 アートワークはkokkoが担当。何かが開かれてしまった、とおもわせる、ポップで目にも鮮やかな作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい!Artwork by kokko/Mastering by sleepy it/Mix by Yawn of sleepy(track3 Mix by Kampow)

Biff Sound #027(24bit/48kHz)
High Resolution

Biff Sound #027(24bit/48kHz)

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 いよいよ新学期、気分新たにはりきってまいりましょう!の第27弾。 さて今週は・・・ DJ/トラックメーカーの'Kampow'登場。センス溢れるトラックメイクテクニックを存分に見せつける"the high"。様々な音楽が混在し、反復するビートと音が縦横無尽に交叉していくエレクトロニック・ダンス・ミュージック。浮かび上がる風景はさながら桃源郷のごとし。 その'Kampow'が、激情型フリースタイルMC'VENOM'とラッパー兼トラックメーカーの'La?Bell'と共に結成したのが『アクマチクス』。今回はそこに'kokko'(Panacea、ex.Anrietta)と、ピアノでアラカキヒロコが参戦。生み出された"cafe terrace galaxy"ではVENOMとkokkoによるラップバトル(!?)が聴ける。貴重ですよこれは。 さらに’Kampow'押していきますよ。3曲目は彼によるゴリゴリのハウス・ミュージック、その名も"houses"。超クールなトラック。たまらんねこれは、勝手に腰が動きます。 続く3曲はその"houses"のリミックス作。4.はsoapのRyo Takezawa、5.はsleepy it、6.はYawn of sleepy(共にhydrant house purport rife on sleepyのメンバー)。三者三様それぞれの解釈と技法で描く"houses"をお楽しみ下さい。 最後はこの夏に別れを告げるかの様な、"the low feat.kokko,関勇太 / Huehuecoyotl"。なんだかんだあったし、やっぱ酷く暑かったけど、どうしてもこの時期はちょっと寂しくなりますな。kokkoのヴォーカルと、ギタリスト関勇太のアコースティクギターをフィーチャーした「風あざみ~」な曲です。・・・また来年! 以上7曲、新たな季節にピッタリな、ちょっとお得な内容となっています。 アートワークはkokkoが担当。何かが開かれてしまった、とおもわせる、ポップで目にも鮮やかな作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい!Artwork by kokko/Mastering by sleepy it/Mix by Yawn of sleepy(track3 Mix by Kampow)

Biff Sound #026(24bit/48kHz)
High Resolution

Biff Sound #026(24bit/48kHz)

HipHop/R&B

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 みんな宿題は終わったかな?いざ夏休み最後のフライトへ!の第26弾。 さて今週は・・・ より深く永続的な快楽を・・・。サンプラーを駆使する鬼才、灰児圭十登場。"D"はヒップでエネルギー溢れる前半から、金属的なリズムの組み合わせが知的なグルーヴ感を醸し出す後半まで一気に走り抜けるぶっ飛びのインスト作品。チケットはお持ちでしょうか? 直感的に描き出していく音像。sundelayの"tempest" は呪術的な唸り声がのたうち回る、妄想と勘違いの擬似マントラ。クールな熱が広がっていくトリップ・インスト・ミュージック。ご搭乗お急ぎ下さい。 一義的な秩序世界から多義的な混沌へ。超絶ハイテンションラッパーVENOMがぶち上げる"masquerade"は抑圧的心性の病理を暴きながら加速していく語り口が、聞き手の鼓動をも加速させる。解放と自由に導く言葉。シートベルトをお締め下さい。 暗黒に浮かぶエメラルド。"88x2 feat.Ryuzim,hitomi / Huehuecoyotl"ではイラストレーターでもあるRyuzimとhitomi(鈴-suzu-)が参加。重力から解き放たれたかのような色彩的な響きと、抒情的な美しい旋律とが織りなす壮大なサウンドスケープ。しばしの無重力飛行をお楽しみ下さい。 静寂と無機質の世界へ到着。"novels(supermoon) / hitomi"。前述のhitomi (鈴-suzu-)の無垢な声がYawn of sleepyの独特の歌いまわしと絶妙にマッチング。その無垢さ故に狂気を想起させる、神秘的かつ幻想的なナンバー。美しいが悲しい。悲しい・・・さて帰りますか、ウサギも居ないし。あれ?燃料が・・・。 以上5曲、fly to the back side of the moon!な内容となっています。 アートワークは引き続きRyuzim。三部作最後となる今作は、ice cream studioのさらに深部に食い込んだ、クールでヤバい作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Ryuzim / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #026

Biff Sound #026

HipHop/R&B

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 みんな宿題は終わったかな?いざ夏休み最後のフライトへ!の第26弾。 さて今週は・・・ より深く永続的な快楽を・・・。サンプラーを駆使する鬼才、灰児圭十登場。"D"はヒップでエネルギー溢れる前半から、金属的なリズムの組み合わせが知的なグルーヴ感を醸し出す後半まで一気に走り抜けるぶっ飛びのインスト作品。チケットはお持ちでしょうか? 直感的に描き出していく音像。sundelayの"tempest" は呪術的な唸り声がのたうち回る、妄想と勘違いの擬似マントラ。クールな熱が広がっていくトリップ・インスト・ミュージック。ご搭乗お急ぎ下さい。 一義的な秩序世界から多義的な混沌へ。超絶ハイテンションラッパーVENOMがぶち上げる"masquerade"は抑圧的心性の病理を暴きながら加速していく語り口が、聞き手の鼓動をも加速させる。解放と自由に導く言葉。シートベルトをお締め下さい。 暗黒に浮かぶエメラルド。"88x2 feat.Ryuzim,hitomi / Huehuecoyotl"ではイラストレーターでもあるRyuzimとhitomi(鈴-suzu-)が参加。重力から解き放たれたかのような色彩的な響きと、抒情的な美しい旋律とが織りなす壮大なサウンドスケープ。しばしの無重力飛行をお楽しみ下さい。 静寂と無機質の世界へ到着。"novels(supermoon) / hitomi"。前述のhitomi (鈴-suzu-)の無垢な声がYawn of sleepyの独特の歌いまわしと絶妙にマッチング。その無垢さ故に狂気を想起させる、神秘的かつ幻想的なナンバー。美しいが悲しい。悲しい・・・さて帰りますか、ウサギも居ないし。あれ?燃料が・・・。 以上5曲、fly to the back side of the moon!な内容となっています。 アートワークは引き続きRyuzim。三部作最後となる今作は、ice cream studioのさらに深部に食い込んだ、クールでヤバい作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい! Artwork by Ryuzim / Mastering by sleepy it / Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound Selection 05
Exclusive
Free Download

Biff Sound Selection 05

V.A.

倉庫を改造したスタジオ「Ice Cream Studio」でセッション&レコーディングした音源を33週間ノンストップでリリースする、33RECORDによる企画『Biff Sound』。同企画から、第5弾となるセレクション作品が登場。第1弾から変わらず、今回も勿論フリー・ダウンロード作品となる。本作公開時点で25週目。毎週の配信を「週刊少年ジャンプ」に例えるならば、本作品は単行本の様な存在と言える。 掲げられた「33週」まで残り10週を切った今も、飽きる事無く、むしろ勢いを増していく33RECORDの記録。そしてフリーダウンロードという形で届けられたこの「招待状」をこの機会にそっと共有していただきたい。 なお、今回の配信に併せてNovel Soundsの運営の他、swimmingpoo1・Bertoiaなどで活動する根岸たくみ氏よりコメントが寄せられている。そちらも併せて読んでいただきたい。

Biff Sound Selection 05(24bit/48kHz)
High Resolution
Free Download

Biff Sound Selection 05(24bit/48kHz)

V.A.

倉庫を改造したスタジオ「Ice Cream Studio」でセッション&レコーディングした音源を33週間ノンストップでリリースする、33RECORDによる企画『Biff Sound』。同企画から、第5弾となるセレクション作品が登場。第1弾から変わらず、今回も勿論フリー・ダウンロード作品となる。本作公開時点で25週目。毎週の配信を「週刊少年ジャンプ」に例えるならば、本作品は単行本の様な存在と言える。 掲げられた「33週」まで残り10週を切った今も、飽きる事無く、むしろ勢いを増していく33RECORDの記録。そしてフリーダウンロードという形で届けられたこの「招待状」をこの機会にそっと共有していただきたい。 なお、今回の配信に併せてNovel Soundsの運営の他、swimmingpoo1・Bertoiaなどで活動する根岸たくみ氏よりコメントが寄せられている。そちらも併せて読んでいただきたい。

Biff Sound #025(24bit/48kHz)
High Resolution

Biff Sound #025(24bit/48kHz)

V.A.

33recordが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 夏よ行かないで、いやむしろ行って。の第25弾。 さて今週は・・・ どれだけ年をとっても、忘れられない感覚。自身のレーベルchaplin productionでも活躍するMC、mal da kidの"paper craft"はそんな「イタい」ところを突いてくる。彼の声が伝える静かな熱情と叙情、喪失。涙ものです。 ピアニストでありフルーティストでもあるJIROによるピアノのループの上を歌姫 KINUの声が漂う"fan"。摩訶不思議な、宙を舞うような浮遊感と高揚感。インティメイトな味わいがたまらない。愛すべき作品。 オルガンとトランペットのドローンが印象的な"Walrus / Huehuecoyotl"。その日その場にいた全員でコーラスをするBiff Soundではおなじみのスタイル。この日はLa?Bell、VENOM、KINU、kokko(Panacea)が来スタジオ。いやホント、単純に楽しいんです皆の声を重ねていくのが。音楽的”解決”。 オリジナリティ溢れるサウンドと変幻自在なジャム。サイケデリック・インストゥルメンタルバンド、sundelay登場。"balloon 2"では手打ちのドラムマシーンの上を楽器達が落書きのように這い回る。その表情のとりとめの無さはまさにサイケ。果てや結論を求めるな。 最後を飾るのはカナダ人アーティストAlex Keleher。"talking to myself(early)"は突き抜ける青空のような素晴らしい作品。霧が晴れたようなアコースティックギターと簡素かつ強いビートにより生まれる躍動感。たまらなく爽快。是非お聴きのがし無く。 以上5曲、ますます予測不能な、新しい可能性に満ちた内容となっています。 アートワークは引き続きRyuzim。前回入り口まで来たIce Cream Studio。今回はその中での作業の様子を俯瞰で捉えたゴキゲンな作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい!Artwork by Ryuzim/Mastering by sleepy it/Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #025

Biff Sound #025

V.A.

33recordが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 夏よ行かないで、いやむしろ行って。の第25弾。 さて今週は・・・ どれだけ年をとっても、忘れられない感覚。自身のレーベルchaplin productionでも活躍するMC、mal da kidの"paper craft"はそんな「イタい」ところを突いてくる。彼の声が伝える静かな熱情と叙情、喪失。涙ものです。 ピアニストでありフルーティストでもあるJIROによるピアノのループの上を歌姫 KINUの声が漂う"fan"。摩訶不思議な、宙を舞うような浮遊感と高揚感。インティメイトな味わいがたまらない。愛すべき作品。 オルガンとトランペットのドローンが印象的な"Walrus / Huehuecoyotl"。その日その場にいた全員でコーラスをするBiff Soundではおなじみのスタイル。この日はLa?Bell、VENOM、KINU、kokko(Panacea)が来スタジオ。いやホント、単純に楽しいんです皆の声を重ねていくのが。音楽的”解決”。 オリジナリティ溢れるサウンドと変幻自在なジャム。サイケデリック・インストゥルメンタルバンド、sundelay登場。"balloon 2"では手打ちのドラムマシーンの上を楽器達が落書きのように這い回る。その表情のとりとめの無さはまさにサイケ。果てや結論を求めるな。 最後を飾るのはカナダ人アーティストAlex Keleher。"talking to myself(early)"は突き抜ける青空のような素晴らしい作品。霧が晴れたようなアコースティックギターと簡素かつ強いビートにより生まれる躍動感。たまらなく爽快。是非お聴きのがし無く。 以上5曲、ますます予測不能な、新しい可能性に満ちた内容となっています。 アートワークは引き続きRyuzim。前回入り口まで来たIce Cream Studio。今回はその中での作業の様子を俯瞰で捉えたゴキゲンな作品です! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい!Artwork by Ryuzim/Mastering by sleepy it/Mix by Yawn of sleepy

Biff Sound #023

Biff Sound #023

V.A.

33RECORDが33週に渡って配信中のコンピシリーズ”Biff Sound”。 カウントダウンにはまだ早い!の第23弾。 さて今週は・・・ 寡黙ながら確信に満ちた音。"WR / Constructions"。実験音楽が高尚なわけではなく、自然体で批評的な視線を持ったポップを作り上げることこそが困難であり、だからこそ、そこに喜びがある。そんな曲。 彼方から友来たる。"New Brunswick feat.Alex Keleher / harmonious"。Wooden Wivesや自身ソロでも活動しているカナダ人アーティストAlex Keleherをフィーチャーしたこの曲は、なんだろ、リリシズム?禅?わからないけど喜びとか希望とかあるいはその逆とか、そんなさまざまな感情が天地の間に満ちていくような、そんな曲。 自分が見ているこの色が、果たしてあなたにも同じ色に見えているのだろうか。"cyan / hitomi"。#021〜#023のジャケットも担当しているイラストレーターの"鈴-suzu-"がhitomi名義でレコーディングしたこの曲は、まるでアイザック・エイブラムズの絵のよう。イデアも弁証法もテルペンチンの変奏にすぎないのだろうか・・・そんな曲。 OK、OK、すべては許されている。"Score / Huehuecoyotl"。マジでこのめでたさ加減は並じゃない。このリズムの脳天気さときたら、エロスの生命サイクルそのものでしょ。エネルギー孔が開きっぱなし、そんな曲。 寝ようか、そろそろ。最後の曲は、前述のAlex Keleherによる子守唄。"gone to bed" 。遊び疲れて形も無くベッドに吸い込まれていく。そんな曲。・・・とりあえず、おやすみなさい。 以上5曲、開放感に満ちあふれた素晴らしい内容となっています。アートワークは引き続きイラストレーターの"鈴-suzu-"。三部作ラストを飾る素敵過ぎるジャケットです! 偶然か必然か。Ice Cream Studioに辿り着いた個性豊かな創作者達の「その瞬間」を切り取り、記録していくこの企画、是非体験してみて下さい!

Biff Sound Selection 01
Exclusive
Free Download

Biff Sound Selection 01

V.A.

倉庫を改造したスタジオ「Ice Cream Studio」でセッション&レコーディングした音源を、2014年3月3日より33週間連続(!?)でリリースする企画『Biff Sound』。同企画から、初となるセレクション作品が登場。毎週の配信を「週刊少年ジャンプ」に例えるならば、本作品は単行本的な意味合いもつ作品といえるだろう。3月にリリースされたパッケージのなかから選りすぐりの11曲を収録。配信価格はまさかの無料!! ぜひこの機会に、33RECORDから届いた音楽の招待状を田畑猛(AARHNND)のライナーノーツも併せて、お楽しみください!!

Dark Becomes Light

Dark Becomes Light

Ishige Akira

the telephonesのフロントマン、石毛輝の3rd ソロ・アルバム『Dark Becomes Light』。今作のテーマは、“闇から光になっていくという、誰もが胸の奥に持っている希望の光”。封入されているセルフライナーノーツには「歌詞にも”闇、光、朝、夜”といった単語がよく出てきます。20代最後の作品ってこともあり、今までの自分(特に10代の闇の部分)を振り返ったような感じもあります」というコメントが掲載されている。同作のマスタリングは砂原良徳が、アーティスト写真は古溪一道が、ジャケットデザインは石毛輝自らが手掛けている。

Album 2 (Bonus Track Version)

Album 2 (Bonus Track Version)

HipHop/R&B

Louis Cole

「ブライアン・ウィルソンは目を細め、サンダーキャットは体のどこかがムズムズするだろう」―国分純平 「虚ろでいながら、どこか生暖かい感触が耳を離れない。堅実なソングクラフトは、ベックのような化け方をしても不思議ないと思わせる」―高橋健太郎(ライナーノーツより) LA在住のシンガー、ドラマー/マルチ奏者、ルイス・コールのソロ・プロジェクトによる最新作が、CDアルバムとして世界初登場。 作詞・作曲・アレンジ、ほぼ全ての演奏と録音までを自身で制作、その陰りある美しいファルセット・ヴォイスは、できそこないのSFと化したこの21世紀に、あらゆるジャンルを超えて響くアイコンとなるだろう。Brian Wilsonを思わせる第一級のポップセンスを兼ね備えた、James Blakeらにも比肩する現代的才能の登場である。 YouTubeチャンネルを舞台とした作品発表で、既に世界中で熱烈なフォロワーを獲得してきたルイス・コールが、未発表トラック2 曲を追加して放つ初のCDアルバムにして最新作。 NRT の新シリーズ<quiet border>第4 弾リリース作品。

EAST FACING BALCONY

EAST FACING BALCONY

ツジコノリコ&竹村延和

パリ在住のツジコノリコとベルリン在住の竹村延和のコラボレーションアルバム。童謡のような幻想的かつ聞き覚えのある音と歌(ツジコはラップにも挑戦!)の全7曲を収録。なお竹村延和は2006年の未発表作品集『kobito no kuni』以来の音楽作品。京都のレーベルHappeningsの第一弾作品となる。

いつかの夢
Lossless

いつかの夢

Pop

PawPaw

今、話題沸騰中の宮内優里が定期的に配信している「ほんじつのおんがく」で楽曲が採用されたことでフォーク・トロニカのシーンを中心に人気が高 まってきている3人組初の音源集!! ライヴではシーケンサー類を一切使わず、生のサウンドにこだわりを見せながらも、打ち込みのごとく緻密でアグレッシヴなドラミングと絶妙なヴォイシングを聴かせる ガットギターの絡みで、エレクトロニカ的なアプローチを見せる不思議なサウンド。そして何と言っても「モナで一番美しい声」(店長談)と評判の高い、モミの透き通った 手嶌葵を彷彿とさせる歌声はこのバンドの最大の特徴にして魅力。楽曲の美しさと相まって泣けること必至の名盤です!!

There Is
Lossless

There Is

Jono McCleery

伝説の SSW、ヴァシュティ・バニヤンも高く評価する、ジョノ・マクリーリー。 時代を超えた声とソングライティングスキルにより、本当に美しい作品を生み出した。長い構想期間を経て、いよいよJono McCleeryのアルバム 『There Is』 がリリースされる。「本当に素晴らしいシンガーソングライター」とメロウステップの貴公子Jamie Woonが絶賛する本作は、ゾクゾクするような声で歌う“Fears”、オルゴールのように繊細な雰囲気の“Stand Proud” 、ゴスペルを彷彿とさせるハーモニーの “Raise Me” など、1曲ずつのクオリティが高く、かつ全曲を通して楽しめるアルバムだ。彼の時代を超えた声とソングライティングスキルが、Matt Kellyのアレンジによって、本当に美しい作品に仕上がった。

Lullaby for the Evil
Lossless

Lullaby for the Evil

üka

キルクが自信をもってお届けする超大型新人!! イギリス/ブリストルより逆輸入の女性シンガー・ソングライターによる、オーケストラルなヴォーカル作品。

Melodique
Lossless

Melodique

Melodique

Shintaro Mieda(piano & electronics) , Yuka Kurihara(vocals & lyrics)によるデュオ・プロジェクト。東京、英ブリストル間でのデータファイルのやり取りにより、2009年暮れより楽曲制作を開始。 作曲に使用されるのはピアノ、ストリングス、多重録音されたボーカル、そしてそれらを素材として生成されたノイズ。東京とブリストル、二つの場所をめぐる音楽。

HER SPACE HOLIDAY
Lossless

HER SPACE HOLIDAY

Her Space Holiday

サン・フランシスコ近郊のサン・マテオ出身のシンガー・ソングライター、マーク・ビアンキによる1人ユニット。サマー・ソニック出演や高橋幸宏とのツアーをはじめとした数々の来日公演やYEBISU THE HOPのCM出演などで日本でもお馴染みの存在。ファイナル・アルバムと銘打たれた本作は、ドリーミー・ポップ、エレクトロニカ、フォーク、サイファイ、ヒップホップ、ローファイ…これまでの彼の音楽遍歴全てを包含して総括した、まさに集大成と呼ぶに相応しい芳醇な音楽性を宿している。彼の優しい人柄がそのまま伝わるような温かいメロディーと唄心は今作でももちろん健在。まさに、マークが、ハー・スペース・ホリデイとして、出せるものをすべて出しきった、渾身の一作。

八月の詩情
Lossless

八月の詩情

Pop

Lamp

染谷大陽、永井祐介、榊原香保里によって結成。耳に残る心地よいメロディーは、ボサノヴァなどの柔らかいコード感や、ソウルやシティ・ポップスの持つ洗練されたサウンドをベースにし、永井と榊原の奏でる美しく切ないハーモニーが、胸を締めつけられるような雰囲気を作り出している。新たなポップスの世界へ。

Bonus!
My Wave(24bit/48kHz)
High Resolution

My Wave(24bit/48kHz)

SPENCER

Polarisやohanaの活動で知られるオオヤユウスケが、本名である大谷友介としてソロ・プロジェクトSPENCERを始動。ドイツと日本を渡り歩きながら制作した渾身の作品。聴こえてくる音の幅の広さ、そしてダイナミクスを、存分に感じ取ることができます。ototoyでは、高音質のHQD(24bit/48khzのWAVファイル)で販売。

12
TOP