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ゆ
CASIOトルコ温泉
「浪速のスパイスガールズ(by okadada)」こと「エレクトリックズベ公」ことCASIO トルコ温泉。猫、酒、CASIOTONE、エスノ、民謡、プリセット、ゲットー、ベースミュージック、腰、フラフープ、小豆、、、、、、珍妙なサンプリングに普遍的メロディー、民謡/ 童謡といったトラディショナルからベースミュージック等のクラブ音楽まで同列に扱えるセンス!ディープなクラブイベント、いわゆるインディーっぽいシーン、ベアーズ的なザ大阪シーン、居酒屋、印刷会社 etc...現在あらゆる場所に引っ張りだこの越境女達!!! 待望の1st フルアルバムは大阪「こんがりおんがく」よりリリース!!!ライブパフォーマンスにおけるエキセントリックな面ばかりが注目されがちながら確かなソングライティングセンスに裏付けされたキャッチー& 普遍的な楽曲は必聴!その卓越したバランス感覚は、嫁入りランド、ノンチェリー、okadada、BIOMAN、どついたるねん等各地に散らばる「1986」との同時代性を強く感じさせる。


nakaniwa(24bit/44.1kHz)
hoshiko yamane + duenn
本作『nakaniwa』は、ベルリン在住でヴァイオリニスト/作曲家、現タンジェリン・ドリームのメンバーHoshiko Yamaneと、福岡在住でカセット・レーベル〈duennlabel〉を主宰する日本有数のアンビエント・アーテイストduennによるコラボレーション・アルバムである。二人の邂逅は今から3~4年前ほど前に遡る。「dommuneでHoshikoYamaneの素晴らしいライブパフォーマンスを目にし」、duenn側から彼女にコンタクトを取ったのだ。意気投合した彼らは即座にファイル交換を開始。「ベルリン~福岡の間で無数のファイルのやり取りを経て、約2年越しで作品が完成」したという。 さらに本作には二人に加え、Akiko Kiyama、Taigen Kawabe、Maxwell Croyら、3人のアーティストがゲスト参加している。Akiko Kiyamaは、Ricardo Villalobosなどからも高く評価されている世界的なエレクトロニック・ミュージック・アーテイスト。彼女も以前からHoshiko Yamaneとduennらとリリース予定のないまま「音を足し、加工しながら制作した未発表作品のサウンド・ファイル」を制作していたのだが、本作にはその音源ファイルが使用された(3、5)。 Taigen Kawabeもサウンド・ファイルでの参加である。「彼がロンドンの大学でサウンドアートを学んでいた時にフィールド・レコーディングした音源を聴かせて貰ったところ、今回のプロジェクトの雰囲気に合いそうだと感じた」のが参加の理由だ(6、7)。 Maxwell Croyは、Maxwell CroySean McCannやMary Lattimoreとのコラボレーションでも知られる琴奏者。「バイオリン以外の楽器を取り入れてみたくなった」というduennが、共通の友人であるceler/Will longを通じてコンタクトを取ったという(8、9)。 これらのサウンドを丁寧に織り上げるかのように作曲/構成された本作は、弱音から壮大な音へと変化を遂げるダイナミックなアンビエントを展開している。全9曲、まるでロマン派のクラシック音楽のような音の波を描いているのだ。小さな音に耳を拓き、音の川にうごめく無数の音たちを顕微鏡的に聴くこと。そう、このアルバムには、ディープ・リスニングへと誘う音楽/音響が、ミクロコスモスのように生成している。聴き手をミクロ/マクロの音響空間へと誘うアンビエント・ミュージックである。 デンシノオト(音楽ライター)アートワークは、1992年に中国・四川で生まれで現在は中国とイギリスに在住、2014年にロンドンの大学で写真学の修士を取得しLCC/Photofusion賞を受賞、2015年には中国で最も評価の高い<Three Shadows Photography Award>でも受賞した女性写真家のxiaoyi chenが担当している。


Lost in Forest
Aoki Yutaka
downyギタリスト青木裕の初のソロアルバム2017年1月18日にVirgin Babylon Recordsよりリリース決定。制作期間10年をかけ、数千トラックのギターで構築した音のミクロコスモス。多くの人々がコンピューターにより似たような音と音像しか出さない現代において誰もいない深い森で蠢くような光と闇を描く圧倒的音像。楽音とノイズの境を超え、すべての音で構築されるオーケストレーション。これはギターインスト最終形態である。ゲストにMORRIE、LUNA SEA, X JAPANのSUGIZO、DIR EN GREYの薫が参加。また、ジャケットのイラストは青木裕自身の手によるものである。


ニューワールド
Phew
時代の音と唯一の響きを持つ声で我々を驚かし続けてきた日本が誇るパンク・レジェンドPhew。ソロ名義のオリジナル・アルバムとしては20年ぶりとなる新作「ニューワールド」、felicityよりリリース。決して消え去ることのない、我々にショックを与えうる音楽がここには存在している。1970年代末、伝説のパンク・バンド「アーント・サリー」でデビュー以降、革新的な音楽で時代を彩ってきたドイツの伝説的バンドたち、CAN、DAFやノイバウテンのメンバーとのアルバム制作。山本精一とのデュオやバンド「MOST」などそのキャリアおいて圧倒的な存在感を示してきたPhew。石橋英子、トクマルシューゴ、七尾旅人など後進のアーティストたちからも絶大な支持を受けている。2013年頃からはアナログシンセやヴィンテージ・ドラムマシンと最大の魅力である声を駆使したソロライブを開始。そのパフォーマンスは20代の若いリスナーまでも虜にし、完全な新次元に突入している。ライブ活動が活発となる中、ロングセラーとなっているカヴァー・アルバム『ファイヴ・フィンガー・ディスカウント』より5年、そしてオリジナル・アルバムとしてはなんと20年ぶりとなる新作がついに完成。近年のライブ・パフォーマンスで培われ、まるで生き物のように躍動する電子音。ヴィンテージ機材によるサウンドが時代の空気を纏って新たな音として立ち上がる。ソロ・パフォーマンスの流れからプロデュース含め、演奏などその多くはPhew自らにより作りだされているが、長嶌寛幸(Dowser)、John Dietrich(DEERHOOF)、向島ゆり子の演奏により彼女がイメージするアルバムの世界が彩り豊かに完成を遂げている。身体を貫通するような強固な電子音と言葉、今作というものを強く印象付けるタイトル曲「NEW WORLD」を始め、ソロ・デビュー作であり、坂本龍一とのコラボレーション曲「終曲」を想起させる「終曲2015」。ジョニー・サンダーズの名曲「Chinese Rocks」や日本の唱歌「浜辺の歌」のカヴァーまで、2015年という時代に彼女が選び出した揺るぎ無い響きが詰め込まれた全9曲。決して弱まることなく、より革新的となり生み出される波動。彼女の存在自体がデビュー以降一貫したニュー・ウェイブであり続けている。他の追随を許さない希代の傑作に心を震わせる時がきました。


MOMENTO DRIVE
REBOLLEDO
名門テクノレーベル、コンパクトの定評のあるDJミックスリリース最新作は話題のレボレド! !世界的にも注目を集めるハウス/テクノ辺境の地、南米のクリエーターを積極的に取り上げ話題を集めるマティアス・アグアーヨのレーベルCMEMEからデビューアルバム「SUPER VATO」を2011年にリリースし、ミュージック・マガジン誌「ハウス/テクノ/ブレイクビーツ」部門2011年度1位を獲得、WIRE12にも出演した日本でも大人気のメキシコ出身のテクノアーティスト、レボレドの初の公式DJミックスがコンパクトから登場! ! スーパーピッチャーとのテクノ・ポップ・ユニット、パジャンガ・ボーイズでは楽曲がマルタン・マルジェラのファッションショーで使用されたりと各方面で話題を集める彼の個性的なセレクションが光る濃厚なDJミックス作品。ジャケットまでインスパイアーされた70年代フィリピンのサイケデリック・マッドネス、ウォーリー・ゴンザレスのエディット作品やユスタス・コンク、ウォフルガング・フォイト等のコンパクト作品からレボレド本人の久々の新曲まで、決してインターネット上に溢れるDJミックスでは聴く事の出来ないモーメント(瞬間)を切り取った注目のDJミックス作品! !日本語解説:MOODMAN