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南壽と築地と子守唄 〜南壽あさ子 at 築地本願寺〜(5.6MHz dsd + 24bit/96kHz)
南壽あさ子
シンガー・ソングライターの南壽あさ子が、400年近くの歴史をもつ築地本願寺でDSDレコーディングに挑戦。金色の装飾品がずらりと並ぶ本堂にグランドピアノを運び入れ、寺院ならではの響きを最大限に活かす形で、美しいピアノ弾き語りを収録した。音源には、初音源化となる「旅愁」をはじめ、ヘディ・ウェストのカヴァーに挑戦した「500 Miles」、「真夜中のスープ (オルゴール Ver.)」など、全4曲を収録。『南壽と築地と子守唄』というタイトル通り、目を閉じて聴いていると思わずウトウトとしてしまうような心地良い音源となっている。南壽あさ子が歌う、わずかな汚れもない透明な子守唄、ぜひ最高音質のDSDで堪能していただきたい。
Bonus!


Suga Dairo / Solo Piano at Velvetsun(5.6MHz+24bit/48kHz)
スガダイロー
荻窪にあるライブハウス、ベルベットサンに常設されているピアノ(YAMAHA C3-)が製造されたのは1940年初期。ピアノの寿命はわずか40年程と言われている。弦は幾度も弾け飛び、寿命はとうに超えている。しかしスガダイローの手にかかると寿命などなかったかのように生き生きとした表情を取り戻し始める。このピアノが製造された当時のアメリカのジャズピアニスト達の録音を聴いてみると、決して楽器の状態がいいとは言えない録音も多く見受けられる。しかしレジェンド達の演奏は、今なお聴くものを魅了してやまない。彼らの強烈な個性と語法が楽器そのものを超えて届くからこそ、色褪せない魅力であるとするなら、スガダイローとベルベットサンのピアノの関係性はそうしたものに近しいのではないだろうか。スガの個性と奏法、その技術全てを受け止めてきたピアノが『ここにしかない、ここでしか出せない』唯一無二の音を紡ぎ出す。圧倒的な迫力と普遍的なオリジナリティを持ったこの作品を、是非じっくりと音の隅々まで堪能して頂きたい。


sotto (DSD 2.8MHz/1bit+mp3)
HA〜HA
女性シンガー・ソングライター、HA~HA(ハーハ)のソロ・デビュー・アルバム。ほぼ全曲を彼女が作詞・作曲し、プロデューサーはUAら女性シンガーへの楽曲提供などで定評のあるyamp kolt。素直な歌詞とシンプルなメロディー、やわらかで心地よい歌声が、yamp koltの手によりさらに光を増し、HA~HA独自の世界を作り出してゆく。



北村早樹子と坂本弘道のライブ録音 (5.6MHz dsd + 24bit/48kHz)
北村早樹子
今年1月に発売したベスト・アルバム「グレイテスト・ヒッツ」が各方面で話題沸騰中の歌手、北村早樹子が、渋谷にあるライヴ・スペース「Last Waltz」で行った公開レコーディングの模様が配信オンリーで発売! 録音には北村早樹子(グランドピアノ)に加えて、鬼才・坂本弘道(チェロ)が参加。またレコーディングは、蓮沼執太フィルのメンバーでもある気鋭のエンジニア葛西敏彦が担当。デジタル音源の最高音質と言われるDSDフォーマットを使って余すところなく記録した。北村の代表曲やこの日に初披露した新曲「本日の悲報」等を独特の緊張感の中で録音。魂と魂がぶつかり合う一瞬の瞬きすら許さない天才2人による一夜限りの奇蹟の共演をぜひ追体験してほしい。


Crescente Shades (5.6MHz dsd + mp3)
INO hidefumi + jan and naomi
A Portrait of the Artist as a Young Man^オープニングはjan and naomiが限定で制作した7インチに収録されていた曲を、INOのRHODESだけをバックに演奏。janとnaomi2人によるきれいなハーモニーにINOのRHODESがメロウというよりは荘厳なコードを添えていくさまが美しい。観客が息をのむ音が聴こえそうなくらい、静謐な空間の様子が見事にとらえられている。^ ^watch^naomiの作詞・作曲による未発表曲。2人のハーモニーに、INOがANALOGUE SYSTEMSのFrench Connectionというオンド・マルトノ型コントローラーを使用して鳴らすアナログ・シンセによるカウンター・メロディが絶品! naomiのGIBSON Flying V、そしてjanが奏でるDAN ELECTRO6弦ベースもいい味を出している。^ ^Manai^INO hidefumiが2008年にリリースした『Living Message』に収録されていたファンキーなインストゥルメンタル・ナンバーを、naomiのギター、janのベース、そしてINOのRHODESという編成で演奏。中間部ではINOがエレクトリック・カリンバによるソロを披露。ラインではなくRHODESのスピーカーから鳴らした音がたまらない。^ ^Smooth Operator^シャーデーが1980年代に放った大ヒット曲をnaomiがきれいなファルセットによってカバー。janが指でつまびくエレキ・ギター、INOのコーラスを効かせたRHODESが、実にメロウな雰囲気を作り出している。随所に添えられるjanのコーラスは美しく、そしてINOによるツボを押さえたオーセンティックなRHODESソロは聴きもの。^ ^思えば世界はあまりにも美しい^INO hidefumiが2013年にリリースした『NEW MORNING』に収録されていたメロウなインストゥルメンタル・ナンバーを再びギター、ベース、RHODESという編成で演奏。途中でINOがネクタイ形のウォッシュボード(洗濯板!)によるパーカッション・ソロを披露し、メロウから一気にファンキーな世界へと突入していく……。^ ^MAY I^ソフト・マシーンの創設者としてカンタベリー・サウンドに深くかかわったケヴィン・エアーズのカバー。INOがRHODESを弾きながらボーカルも取り、TC HELICON VoiceLive2というボーカル・エフェクトを使用したダブリング処理によりサイケデリックな雰囲気を醸し出している。janのグルービーなベースがドラムレスならではの存在感を示す。^ ^(Wouldn't It Be Nice) To Fall Asleep In The Library^janが作詞・作曲を担当した未発表曲。6/8拍子のリズムでjanが若干ハスキーな声で歌うさまは鳥肌もの。naomiのハーモニー、INOの品のあるエフェクトを効かせたRHODESプレイが実に的確に曲をまとめる。そしてnaomiのダイナミックなギター・ソロに呼応するようにINOもディストーションをかませていくさまは圧巻だ。^ ^Our House^クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤングが1970年に発表したファースト・アルバム『デジャ・ヴ』に収録された曲のカバー。こんな古い曲に新たな息吹を吹き込むjan and naomiの声の魅力に圧倒される。INOのRHODESによるバッキングはフレージングのみならず、要所要所で細かくエフェクトを切り替えて音色を作り込んでいるのはさすが。^ ^ナイアガラ・ムーンがまた輝けば^大滝詠一の2ndソロに収録されていた曲を、INOがボーカルを取る形でカバー。曲の始まりで聴こえる音は、滝をイメージして観客に“シー”という音を発してもらったもの(ちゃんとINOが指揮をしている)。DSDという高音質で録っているため、滝の音というよりは、やっぱり人が発している音として聴こえてしまっているのはご愛嬌(?)。^ ^END OF THE WORLD^スキーター・デイヴィスなどで有名なスタンダード・ナンバー。INOがリアル・タイムでYAMAHA Tenori-onをプログラミングしてガイド・トラックを鳴らし、そこにjanのスライド・ギターが絡んでいく。メロは最初鍵盤ハーモニカで取り、途中の盛り上がり開けからはINOがボーカルを取る形に。美しい音にあふれた一夜を締めくくるラストにふさわしい曲。



Live in Shibuya Hikarie (11.2MHz dsd + 24bit/96kHz)
岩崎愛
アルバム『東京LIFE』、7inch EP『哀しい予感』で後藤正文をプロデューサーに迎えた"浪速のノラ・ジョーンズ"こと岩崎愛が、OTOTOY DSD SHOP 2014にて公開レコーディングに挑戦。現時点での"最高音質"とも言われるDSD 11.2MHzの録音環境で、最新シングルから「哀しい予感」、オリジナル・アルバムから「花束」の2曲を弾き語りました。彼女の歌声が宿す尋常ならざるパワーが、これ以上なく生々しく伝わってきます。



Botanical Quintet (5.6MHz dsd + 24bit/48kHz)
Babi Quintet
2歳からピアノを弾きはじめ、音大時代にはプログラミングやエンジニアリングの技術を修得。そのスキルを活かしつつ、生楽器を緻密に配置したチェンバー・ポップを奏でるBabiが、自身初のDSD録音に挑戦。ピアノ & ヴォーカルのBabiを中心に、ソプラノ・サックス、ヴァイオリン、エレキ・ベース、パーカッションからなるクインテットが奏でるのは、緻密に設計されたチェンバー・ポップ。2ndアルバム『Botanical』からセレクトされた「魔法劇場」「プレパラート」「昆虫採集」の3曲を、デジタル音源の最高峰とも言われるDSDフォーマットで記録した。本来は2014年11月開催の「YEBISU MUSIC WEEKEND」にて公開レコーディングされる予定だったが、機材トラブルにより断念。その後、同年12月に下高井戸のG-ROKSスタジオで再度レコーディングが行われた。