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エリック・サティ:新ピアノ作品集(192kHz/24bit/4.0chサラウンド)
高橋悠治
2017年で79歳になる孤高のピアニスト、高橋悠治によるエリック・サティのピアノ作品集。日本コロムビアに1970年代に3枚のサティ・アルバムを残し、クラシック音楽の垣根を超えてサティ・ブームを巻き起こした高橋悠治の約40年ぶりの新録音をUHQCDでリリース!新たな高橋の解釈と新たな録音技術で、サティの魅力と魅力と高橋悠治の音楽性が再融合する。


プッチーニ:歌劇『トゥーランドット』(演奏会形式) (96kHz/24bit/4.0chサラウンド)
アンドレア・バッティストーニ指揮、東京フィルハーモニー交響楽団
2015年4月より東京フィルハーモニー交響楽団の首席客演指揮者に就任したアンドレア・バッティストーニ。本作は、彼の名を日本で確固たるものにした同年5月、東京フィルとの定期演奏会の実況録音盤。プッチーニの代表作『トゥーランドット』を、主役を固めた2人のイタリア出身の歌手をはじめ、日本を代表するソリスト、合唱、そして東京フィルの演奏。演奏会形式ながらドラマトゥルギーを音だけで実感できるほどの、スペクタルな演奏会。


リスト(96kHz/24bit サラウンド)
反田恭平
待ち望まれていた、本格派若手男性ピアニスト、反田恭平のデビューCD。高校在学中、第81回日本音コンにて第1位を獲得し、現在、モスクワ音楽院に学ぶ反田。2015年3月2日、小林研一郎指揮のチャイコフスキーの協奏曲(サントリーH)では、圧巻の演奏で満員の聴衆の度肝を抜いた。東京フィル定期への異例の大抜擢をはじめ、既に複数のオーケストラから出演オファーを受けている。恐れを知らない大胆さと自在さを併せ持つ意欲に溢れた瑞々しい音楽性は、特筆に価する。前へ前へと果敢に攻めるかと思えば、意のままに時間を操る柔軟な歌の表現は、20歳の演奏とはとても信じられない。例えるならば、19世紀後半から20世紀前半の「巨匠の時代」 ―― 芸術とエンタテインメントが高い次元で幸せに手を繋いでいた時代 ―― を髣髴とさせ、21世紀に入って遂に登場した、新時代のスターの資質を持つピアニストといえる。 彼の才能に惚れ込んだタカギクラヴィア(株)のサポートにより、「ホロヴィッツが恋した楽器」として知られた銘器ニューヨーク・スタインウェイ(CD75)を使用する。千変万化の音色を表現できる一方で、ピアニストに精巧なタッチ・コントロールを極限まで要求する、この「難しい」楽器を、反田は嬉々として弾きこなして自身の個性を更に際立たせ、テクニックを超えた圧巻の領域の演奏へと達している。


ドイツ歌曲集 II(24bit/192kHz)
藤村実穂子 & ヴォルフラム・リーガー
2002年にバイロイト音楽祭にデビュー、その後9年間もの間連続出演し世界に名をはせた藤村実穂子。ヨーロッパをはじめ、世界各国で活躍し「現在最高のメゾ」と賞されています。本作は、2010年の日本公演の際に収録したもので、オペラ歌手として世界の名だたる歌劇場で活躍する藤村の実力が如何なく発揮され、ドイツ歌曲の神髄を垣間見ることができます。実力と名声に比べ録音が少ない藤村ですが、満を持して取り組んだ本作は「歌曲こそが私の原点」と本人が語るように、オペラとはまた異なった、等身大の魅力に溢れています。