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JUKE〜GORGE〜INDUSTRIAL〜AMBIENTなどから多彩なアーティストが参加し原曲をことごとく粉砕している。前作同 様国内の実力派が多数参加するほか、海外はロシアからハード・ドラムンベース〜ダークステップのTriaMerが参加。ひき続きUKのイ ンダストリアル・テクノのperc、フランスのダブステップ・アーティス トm3t4もそれぞれ別ヴァージョンのリミックスを提供している。Disc1は比較的アップテンポな楽曲中心、Disc2は実験的なものがまとめられてい る。今回もリミックス集というスタイルをとったコンピレーションに近く、現行の様々な音楽に触れる事ができる。またCDエキストラとして 映像作家のくろやなぎてっぺい(1980円)、食品まつり aka FOODMAN、Juke/Footwork レーベル“DUBLIMINAL BOUNCE”主催するSkip Club Orchestraによるデジタル・アートをコンパイル。


Flight Muzik Reloaded
Dj Diamond
Traxman, RP Boo, DJ Rashadなどシーンの重鎮が〈Planet Mu〉や〈Hyperdub〉などUK のビック・レーベルからリリースされ世界的な認知を収めたシカゴ・ゲットー発のジューク / フットワーク。国内では近隣のベースやヒップホップのシーンを巻き込み、インディーズ・バンドからも人気を得るなど音楽的だけでなくゲットーというバイブス的な文脈も絡みながら拡大し、RP Booの来日、日本初のフットワーク・ダンスのトーナメントやNHKでの特集などニュースの尽きない勢い余るシーンに 、ジューク人気の起爆剤となり『Bangs & Works Vol.2』以前に話題となった『Flight Muzik』(2011)がボーナストラック5曲を付け国内盤で再リリース!シカゴ・ゲットー屈指の異端児Dj Diamondのデビュー作となる本作、フライトをイメージした浮遊感のあるテッキーなシンセ、キメの粗いロービットなサンプリングや鈍いスクリュー・サウンドと細かく切り刻まれたフリーキーなボイス・サンプリングが絡み合い、ゆったりとしたミニマルなグルーヴに予期の出来ない高速かつ変則のビートがフットワークとジャブを駆使した華麗なアウトボクシングのように矢継ぎ早に繰り出される、デトロイト・テクノやエレクトロのようなアーバンに洗練された雰囲気がありながらもシカゴの土着的でワイルドなゲットー感を損なわない、その他にもアシッド、トランス、ヒップホップのバイブレーションなどリズム共にバラエティーに富んだ、若手ながらもフットワークの名盤と言えるハイ・クオリティーな大傑作へと完成。