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幽霊の気分で(Cornelius Mix)
Lossless

幽霊の気分で(Cornelius Mix)

Rock

坂本慎太郎

2013年のシングル『まともがわからない』収録の「悲しみのない世界」(TX系まほろ駅前番外地OST曲) をゆらゆら帝国のプロデューサーであった石原洋がRemixしたVersion。極限まで音数を削ぎ落した石原ならではのメロウかつ緊張感のあるミックスが各地で好評 だったものの、アナログ限定の為長らく入手困難でした。それを今回、満を持してデジ タル配信することとなります。そして、カップリング/ シングル・タイトル曲「幽霊の気分で (cornelius mix)」は、雑誌『Sound & Recording Magazine』の企画で付録CDとして発表され、zeloneからの7inch vinyl、そして今年コーネリアスの最新ワーク集『Constellations Of Music』にも収録されたVersionです。オリジナル・バージョンは坂本の1stアルバム『幻とのつきあい方』に収録。小山田圭吾の 手により、完璧なコーネリアスサウンドに仕上がっています。両曲共、ボーカルとしてバンド時代から数多の坂本作品にコーラスとして参加している、 Fuko Nakamuraがフィーチャーされています。どちらも坂本と縁の深いアーティストによる、好対照で素晴らしいミックスが収録され た、両A面2曲入りシングル。

音
High Resolution

Rock

SUGIZO

腐敗の一方を辿る社会へ、憎しみの連鎖が絶えない世界へ、嘆きと憤りを吐露し、吠え、解き放った「怒れる電子音楽」。同時に全ての「音」に全神経と魂を注ぎ込んで生み出した極めてスピリチュアルな音響作品。SGZ MUSIC史上最高(最狂)の、衝撃の問題作にして最高傑作。1997年にソロとしての活動を開始して以来、ドラムンベース、アンビエント、ダンスミュージックを軸に様々なアプローチでの作品、ライヴ、セッションを展開してきたSUGIZO。3ヶ月に及ぶ今作のレコーディングは、これまでのSUGIZO作品より増して実験的に行われた。ヴィンテージハードシンセをメインツールとし、鉄骨、鎖、チェーンソーやノコギリ、ドラム缶を叩いたりクラッシュさせた音を録音し、そのサウンドを多用。バイノーラルマイクからはじまり様々な立体音響を試みたそのアプローチは聴くものを音の旅へと誘うかのような新たな感覚、衝撃を感じていただけるであろう。さらに、ゲスト参加したアーティストのラインナップにも、SUGIZOの活動の振り幅を感じさせる。鬼才ボカロPとしてSUGIZOが注目しているATOLS、テクノ/トランス界鬼才として存在感を放ち続けるUbartmarなど、楽曲に重要なエレメンツを与えたクリエイターをはじめ、前衛JAZZ界での巨匠である近藤等則(トランペット)、近年のソロ活動を支えるMaZDA(プログラミング)、宮上元克(ドラム)、そして去年惜しくも天命を全うしたSGZ MUSICの美しい「声」であるOriga。そして今回、現実社会への憤り、嘆きそして怒りを音楽へと昇華し、SUGIZO自身「怒れる電子音楽」と言い放ったアルバム「音」が完成。

nakaniwa(24bit/44.1kHz)
High Resolution

nakaniwa(24bit/44.1kHz)

Dance/Electronica

hoshiko yamane + duenn

本作『nakaniwa』は、ベルリン在住でヴァイオリニスト/作曲家、現タンジェリン・ドリームのメンバーHoshiko Yamaneと、福岡在住でカセット・レーベル〈duennlabel〉を主宰する日本有数のアンビエント・アーテイストduennによるコラボレーション・アルバムである。二人の邂逅は今から3~4年前ほど前に遡る。「dommuneでHoshikoYamaneの素晴らしいライブパフォーマンスを目にし」、duenn側から彼女にコンタクトを取ったのだ。意気投合した彼らは即座にファイル交換を開始。「ベルリン~福岡の間で無数のファイルのやり取りを経て、約2年越しで作品が完成」したという。  さらに本作には二人に加え、Akiko Kiyama、Taigen Kawabe、Maxwell Croyら、3人のアーティストがゲスト参加している。Akiko Kiyamaは、Ricardo Villalobosなどからも高く評価されている世界的なエレクトロニック・ミュージック・アーテイスト。彼女も以前からHoshiko Yamaneとduennらとリリース予定のないまま「音を足し、加工しながら制作した未発表作品のサウンド・ファイル」を制作していたのだが、本作にはその音源ファイルが使用された(3、5)。  Taigen Kawabeもサウンド・ファイルでの参加である。「彼がロンドンの大学でサウンドアートを学んでいた時にフィールド・レコーディングした音源を聴かせて貰ったところ、今回のプロジェクトの雰囲気に合いそうだと感じた」のが参加の理由だ(6、7)。 Maxwell Croyは、Maxwell CroySean McCannやMary Lattimoreとのコラボレーションでも知られる琴奏者。「バイオリン以外の楽器を取り入れてみたくなった」というduennが、共通の友人であるceler/Will longを通じてコンタクトを取ったという(8、9)。  これらのサウンドを丁寧に織り上げるかのように作曲/構成された本作は、弱音から壮大な音へと変化を遂げるダイナミックなアンビエントを展開している。全9曲、まるでロマン派のクラシック音楽のような音の波を描いているのだ。小さな音に耳を拓き、音の川にうごめく無数の音たちを顕微鏡的に聴くこと。そう、このアルバムには、ディープ・リスニングへと誘う音楽/音響が、ミクロコスモスのように生成している。聴き手をミクロ/マクロの音響空間へと誘うアンビエント・ミュージックである。 デンシノオト(音楽ライター)アートワークは、1992年に中国・四川で生まれで現在は中国とイギリスに在住、2014年にロンドンの大学で写真学の修士を取得しLCC/Photofusion賞を受賞、2015年には中国で最も評価の高い<Three Shadows Photography Award>でも受賞した女性写真家のxiaoyi chenが担当している。

FLOWER INSTRUMENTAL
Lossless

FLOWER INSTRUMENTAL

TAGOMAGO

トランソニックの旧譜を再発するシリーズ。タゴマゴの3作目にあたる本作は96年録音。当時ピークを迎えていたオルタナ/音響ブームの中でリリースされた、ソフトなアンビエント・サウンド。

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