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Talking Love / If I Were You
Paragons
メリトーンを代表するヒット曲の一つで、いつ聴いても素晴らしいグッディーズ。カップリングは面白いジャマイカン・ソウル収録。オリジナル盤と同じカップリングでマスターテープからのカット。


Look Over Your Shoulders / Dancing The Reggae
Derrick Harriott
時代はまさにラスタバンドワゴンだが、1950年代からのキャリアを誇る超ベテランのハリオットはやはりアフロ・ヘアーにレゲエソウル&ラバーズスタイルを貫きとうしているのがあっぱれである。この時代の音楽好きにはシリアスなルーツしか認めない人が目立つが、ハリオットは彼の得意なスタイルの音楽が正真正銘の素晴らしいレゲエ・ミュージックであることを、これらの曲で立証している。この頃は、ヘビーな作品が多かったので、リスナーにも安心感を与えていたであろう。


Bells Of Death / Sesame Street
Augustus Pablo, Scotty
メロディカの魔術師パブロがハリオットのLoserに乗せた人気曲。またもや映画の引用モノで今回はカンフー映画をテーマとしてはいるが影響はイントロのトーストのみで、後は名ロックステディ・リズムにメロディカとボンゴが乗った素晴らしいストレイトのインスト作品。カップリングは、おなじみDJによるカット。


Bedroom Mazruka / Children Children
Augustus Pablo, Scotty
メロディカの魔術師パブロがキース&テックスのTonightに乗せた人気曲。ジャマイカでよくある映画の引用モノで、 デンマークの同タイトルのセクシー映画からの台詞をFayがセクシーに乗せている。カップリングは看板DJによるTonightのカット。


Silhouettes / Bass & Drum Version
Dennis Brown, Augustus Pablo & The Crystalites
初期デニスの代表曲の一つである古き良きヒット曲と、同リズムのパブロによるメロディカ・カット。初期キング・タビーズのサウンドはやはり素晴らしいLove & Peaceな作品。


Let Me Down Easy / Hell Below
Derrick Harriott, Crystal Generation
ハリオットが得意とするポップなレゲエソウル名曲でバージョンにつながる5分12秒のロングテイク、カップリングはクリスタライツとナウジェネレーションの融合による、70年代の新たな流れを感じさせるユニークで怪しいファンキー・レゲエ・インストルメンタル。


Tougher Than Tough / Do Your Thing
Chosen Few, I Roy
チョーズンフュウのソウルカバーにDJのI ロイが強烈なトースティングを披露しているラフでタフな傑作。前出のシャフトに続くチョーズンフュウによるアイザック・ヘイズのファンキー曲のカバーのカップリング。


People Makes The World Go Round / Brown Baby
Derrick Harriott, Chosen Few
甘いフィラデルフィア・ソウルの華麗なるレゲエカバー、チョーズンフュウがどれだけスタイリスティックスに憧れていたかが伝わる素晴らしい出来栄え。裏はハリオット自身によるファンキーレゲエ・ボーカル。


Am I Black Enough / Psychedelic Train
Chosen Few
Power to the Peopleムード真っ只中のハリオットとチョーズンフュウによる強烈な完成度のファンキーレゲエ最高傑作、Billy Paulによるブラックパワーヒットのカバー。カップリングは初期ファンキーレゲエ・インストルメンタルでハリオットのファンキー節が聴衆に認知されることとなった有名なヒット曲である。


Black Moses / Shaft
Chosen Few, Preacher
イノス・マクラウドのポエトが絡み幻想的な感じに仕上がった名曲「シャフト」!1971年に発表された映画「Shaft! (邦題)黒いジャガー」のテーマでアイザック・ヘイズのアカデミー賞受賞曲であり、ブラックパワーの象徴的な曲である。それが、ファンキーレゲエ真っ只中のデリックによって見事にアレンジされています。


I'm Sorry / Melting Pot
Chosen Few
ノエル・ブラウンとリチャード・マクドナルドとフェデラルズで構成されたソウルのカバーを得意としたグループによる、ナイスでソフトなラブソング。裏はまさにチョーズンフュウという感のレゲエソウル。レアな人気のレコードでもある。


Message From A Black Man / Going Back Home
Derrick Harriott, Chosen Few
アメリカの公民権運動がジャマイカに上陸しブラックパワーのムーブメントを象徴するハリオットを代表するファンキーレゲエ最高傑作!アコースティック要素が最高の良さと渋みを出している。原曲はWhatnauts。裏面はChosen Fewによる素晴らしいファンキーレゲエソウル。この頃からハリオットはレゲエソウルというジャンルを確立させていく。


A Handful Of Friends / Right From Wrong
Pat Satchmo, Kingstonians
Lous Armstrongの歌唱スタイルが売りのサッチモが、一人で二役のボーカルをこなしている素晴らしいレア初期レゲエラバース。当時シングルで発表されなかった明らかに素晴らしい最高傑作、ジャッキー・バーナード好きは絶対必聴の深みのある名曲。


Lips Of Wine / Stranger In Town
Dennis Brown, Crystalites
Crown Prince of Reggaeことデニス・ブラウンの1stシングルであり最初の録音、作詞作曲も自身でおこなった力作であろう。もちろんスタジオワン以前の話である。数あるデニスの曲でも最も心の奏でにふれる心のこもった曲である。これぞデニス・ブラウン! カップリングには、クリスタライツのアップテンポなキーボード・インスト、69-70年のアップテンポなインストに精通するものは間違いなく唸るであろうキラーチューン!


Groovy Situation / Candy
Derrick Harriott
ジャマイカのラジオでブレイクしたGene ChandlerのUS Hitsのハリオットによる素晴らしいカバー。ハリオットはこの手のUS Hitsのカバーを手掛けるのが得意である。カップリングは初期レゲエラバース。


Golden Chickens / Hail I
V.A.
Crystalitesらしい怪しげなマイナー調のレア・オルガン・インストルメンタルとナイヤビンギ調のホーンとキーボードのインストルメンタル。Derrick HarriottのMusical Chariott Sound Systemの花形Deejayで後にAmbeliqueと改名するRamon The Mexicanのトースティングが聴ける貴重なトラック。両曲ともに素晴らしい初期レゲエ最高傑作。


Hustler / Home Sweet Home
V.A.
後に国際的な成功を収めるジュニア・マービンの最初期録音の一つで、長年ファンから捜し求められていたレア・チューン。 1969年のアップテンポな初期レゲエを代表する曲の一つでもある、明らかに素晴らしい最高傑作。カップリングは同レーベルのキーボードとパーカッションによるバージョン。


Slippery / Tonight
V.A.
ハリオット・プロダクションを代表する名リズムの一つである「Tonight - Keith & Tex (DSR-DH7-007)」の素晴らしいアレンジのマイナー調サックス・カット。カップリングも同リズムのピアノ・インスト。


Phoenix / Patricia
V.A.
後にレゲエソウルを代表するグループとなるチョーズン・フュウのボーカリスト、ノエル・ブラウンによる優しいロックステディ。 カップリングには華麗なるアイク・ベネットのキーボードの初期レゲエ。


It's All Right / You Really Got A Hold On Me
Derrick Harriott
素晴らしい完成度のアップテンポな69年レゲエと、Smokey Robinsonによる60年代ソウルのレゲエカバーのカップリング。 レゲエの幕開けの華々しさを感じさせる名曲。


Run To The Rocks / Let Me Be The One
Keith & Tex
名ロックステディ・デュオ、キース&テックスのレゲエの夜明け1969年のアップテンポなレゲエ。いつも期待を裏切らないハリオットを代表するボーカルリストで、初期レゲエの爽快感が最高の素晴らしい内容。オリジナル45sと同じカップリング


Glendevon Special / Magic Touch
Junior Soul
若き日のジュニア・マービンによる明らかに素晴らしいレア・ロックステディ最高傑作。ハリオットのカタログの中でも異彩を放っている曲で、ハリオットのカタログのバラエティの多さを決定づけている特別な一曲。オリジナル45sと同じカップリング。ちなみに、オリジナル45sは非常にレアで高額なコレクターズ・アイテム。


Hypnotizing Eyes / Down The Street
Keith & Tex
ハリオット・プロダクションを代表するボーカル・デュオ、キース&テックスよる後期ロックステディとして非常に人気の高いシングル。カップリングは69年には主要なスタイルとなるアップテンポなレゲエの草分け的な曲で、明らかに素晴らしい。68年から69年にかけて、ハリオットのもとでアルバム一枚ぶんの曲を発表し、その全てが素晴らしい、さすが伝説のデュオの貫禄である。