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あぱんだ
吉田一郎不可触世界
ZAZEN BOYSのベーシストである吉田一郎によるソロ・プロジェクト「吉田一郎不可触世界」のファーストアルバム。MATSURI STUDIOよりリリース。個人練習用として年間契約している下北沢のスタジオにて、夜な夜なこつこつと制作された作品集である。ベーシストではなく、一個の肉の固まりとしての吉田一郎の想いがここに集まり、沼から突如フナを咥えて這いずり出てきた河童のエグい匂いを漂わせながら/それに出くわし/おののきながらも未知の好奇心を刺激された十才の少年のような純粋な煌めきを放っている。(向井秀徳)
Bonus!

Maria Caxuxa
West Tokyo Sound
アルバム「American Audiences」からのシングルカット。 “南半球についての簡明な履歴”と題された「A Concise History of the Southern Hemisphere」とアルバム未収録の「Frozen Montréal」を収録。


永遠の59秒目 c/w 動物園へ行こうよ(2014 Kyoto Version)(24bit/48kHz)
b-flower
2012年の5月、12年振りの新作「つまらない大人になってしまった」で活動を再開したb-flower。復活後の第2弾はメジャー時代の名曲2曲の新録音セルフカバー!どちらも活動拠点である京都を舞台にした曲とのことで、ジャケットも京都市内の通りの写真(メンバーの八野さんが撮影したそうです)に手書きの曲タイトルという普段着なデザイン。一般的にセルフカバーの作品というのは、オリジナルバージョンに敢えて斬新さを求めて手を加えたり、少し違うものにしたいというアーティスト側の意図がこちらの聴き手に強く伝わり過ぎたりして、なかなかオリジナルを越えるものには巡り会い難いもの。でもこの2曲に限ってはそんなことはありませんね。明らかに明らかにオリジナルバージョンよりもいい!もちろんオリジナルが悪かったというのではなく、オリジナルが本来こうあるべきではなかったのかと思うほどの生き生きとしたナチュラルな出来ばえ。結成からこんなに長い年月が経過したバンドであるのにも関わらず、少しも失われることにないこの瑞々しさは一体どういうこと?!音楽は生もの、きっと活動再開後のバンドの状態がよいことの表れなのでしょうね。こうなると、既に録音を終えていると伝え聞く新曲や、それにおそらく繋がっていくであろうアルバムへの期待が大きく膨らんできます。b-flowerを昔から知っている人も、今回初めて耳にした人も、みなさんきっとそう感じるんじゃないかと思う現在進行形のb-flowerがここに居ます。


とこしえ(24bit/48kHz)
細海 魚
これまで大江千里、b-flower 、古内東子といったメジャーアーティストの作品の編曲やレコーディングに参加をする一方HEATWAVE 、 SION with THE MOGAMI のメンバーとしても活動。またソロアーティストとしては海外レーベルからリリースを重ね世界のアンビエント/エレクトロニカシーンでの日本人ミュージシャンとしての知名度も高い。そんな細海魚のソロ名義最新作です。

33Minutes Before The Light
Livingstone Daisy
1970年代にウィリアム・エグルストンがアメリカの「何の変哲もない凡庸な日常の光景」をカラー写真で現したように、リビングストン・デイジーは2010年代の「日本の郊外生活者のアンチクライマックスな瞬間」を音と詩で描き出す。外間隆史によるパッケージ商品ならではのアートワークも魅力。



-エリザベス・テイラー追悼コンサート- Live at Blue Note Tokyo 2011.04.06 (DSD+mp3 Ver.)
菊地成孔とペペ・トルメント・アスカラール・ウィズ 林正子
2011年4月6日にブルーノート東京で行われた、菊地成孔とぺぺ・トルメント・アスカラールの公演の模様を独占配信! 本公演は『ジャイアンツ』でジェームズ・ディーンと共演、『バターフィールド8』、『クレオパトラ』、『いそしぎ』等、数多くの名画を彩り、8度の結婚と2度のアカデミー賞受賞でも知られる女優、エリザベス・テイラーが今年3月23日に亡くなり、その訃報を受けて急遽行われた彼女の追悼コンサート。そもそもペペ・トルメント・アスカラールというバンド自体、菊地成孔が2005年にリリースしたソロ・アルバム『南米のエリザベス・テイラー』のライヴ演奏のために結成され、2010年には結成5周年記念ツアー「1000年後の南米のエリザベス・テイラー」を行なっているのも記憶に新しいところ。エリザベス・テイラーという世紀の大女優へのレクイエムとして、鬼才・菊地成孔は当日どう挑んだのか。気迫溢れる演奏を会場の空気感とともに、DSDでリアルにレコーディング。


TO NA RI(24bit/48kHz)
原田郁子+高木正勝
''隣の家で演奏している感覚から紡がれていく音楽''^ ^ レコーディング・スタジオでの一発録りをライブとして公開し、そこでDSD収録した音源を配信するイベント“Premium Studio Live”。その第2弾として、クラムボンの原田郁子と、映像作家としても活躍する高木正勝の2人を招いて行われた際の記録。会場となったのは東京・市ヶ谷のサウンドインスタジオBstで、天井高のあるスタジオに2台のグランド・ピアノ……STEINWAYのフルコンサート・サイズとセミコンサート・サイズを設置。良質な響きの中で、原田と高木がそれぞれ自由にピアノを弾きながら、お互いの作品を変奏し合うようなセッションが繰り広げられる。原田の力強いボーカル、高木の繊細なボーカルそれぞれの魅力を存分に味わうことができるほか、飛び入りで参加したOLAibiを交えてのリズミックなパートも聴きもの。